うら若く、才気あふれる魔法使いの集うある学園。
 由緒正しきその学園は、一枚皮をめくれば、ちやほらされることに慣れ切ったモノ達のばかり。
 好き勝手に騒ぐその学園で、変わり者と称される―――つまらないと笑われる少年が一人。
 規則正しくベッドで眠る、彼はある日少女に出会う。
 あなた、とてもおいしそう。
 ―――それが、彼と彼女の始まりの言葉。


君と千億の夜を

第1夜
第2夜
第3夜
第4夜
第5夜
第6夜
第7夜
第8夜
第9夜
◇◇◇
その後の話