探索者詳細

山門 教之助【ヤマカド・キョウノスケ】28歳男・大正・医者。

「大丈夫。まだ君はやり直せる」(俺と違って)(まだなにも持ち逃げされてない)

能力値

STR:14  DEX:10  INT:15 アイデア:75
CON:11  APP:12  POW:12  幸 運:60
SIZ:12  EDU:14 知 識:70
H P:12  M P:12  回避:dex*2  SAN:70/最大97

来歴

 お父さん力溢れる軍人さん、可愛さ天井とっぱな好奇心旺盛な女学生、ナイス太鼓持ち郵便員と共にある事件を追っている若き診療所持ち。…と書くとやり手っぽいが、診療所は本人ではなく恩師の知人が構えたもの。彼の引退に伴い引き継いだ。あまり忙しくはない。儲かってもない。色々な愚痴聞きすぎて「精神分析」は取得した。
 元々は裕福な医者の家系の長男で高等教育を受けた医学生だったが、ある女性に恋に落ち、駆け落ち。幸せな日々を送る。たぶん一週間くらい。
 女性は詐欺師であり、金を持ち逃げされたのである。(ちなみに彼女をデートでエスコートするために「ナビゲート」捨てられた時必死で探し回ったため「追跡」持ち)
 失意に沈むものの、家からは勘当されているし学校に残る金はない。行くあてもなく落ちぶれるところだったが、学校の恩師の好意で助手として雇ってもらう。そのまましばらく助手として働き、診療所を譲られるにいたる。
 現在は和やかに過ごしているが、町でカップルとか夫婦とか見ると目が死ぬ。ボンボンだった名残で活動写真をみるのが好きだが、恋愛ものを見ても目が死ぬ。自分に好意を示す女性はもう二度と信じない。猫を抱いて生きていくと決めている。持ち逃げもトラウマで何かとものを「隠す」して生きてる。
 上記の通り、色々と辛い思いを乗り越えて基本優しい。だがやさしさの裏に影というか闇がある彼に、周囲は言う。「言葉が重い」「しんどい」と。言われるたびに彼は地味にしょんぼりしてる。あと騙されやすいNPCを見ると昔を思い出す「人間勉強ばかりしているとああなるんですよ…」と。
 ちなみに実家の方針と当時の風潮で武道も修めていた。今も夢に詐欺師が出てきたときとか泣きながら、実家から持ち出した仕込み杖を振っている。

詳細

 タエコという女詐欺師に騙され、うっかり駆け落ちし。現在はタエという猫を溺愛している。悲しい。しかし他家と婚約が決まりかけていた長男に出奔された彼の実家はもっと困ったと思われる。
 実家には幼少期に養子に出された弟と、家に残った年の離れた妹と弟がいた。「あの頃は彼らを大事に思ったことなどなかった、…というか、交流がなかったが。…悪いことをしたな。俺はクズだからクズな女にひっかかったのか」とそれなりに反省している。だが生涯会いにはいかない。割と殺されても文句も言えないし。
 かつて自分勝手だった己を割と恥じており、今は他人を思いやろうと頑張っている。が、クズといると落ち着くとも思っている。

SS

山門教之介の楽しい日常
山門教之介のその後の話

主要関係者

古川誠さん(マキ様)
誠の誠は誠実の誠としか思えない軍人。彼の娘と息子が患者。
「…変な貴人もいたものだ」とその人間性と家庭を守る姿に憧れのようなコンプレックスのようなものをいだいている。端的に言うと、古川一家を見る目がよどんでる。彼に悪気がないことは胸が痛くなるくらいわかっている。
早乙女桜子さん(虫KERA☆様)
共通の知人を通して交流がある。山門の飼い猫が彼女にすごい懐いてる。
「ちょ、早乙女のお嬢さん、あなた今おうちにいるべき時間帯では? …ああ。のぼってきましたか。上って脱走しちゃいましたかぁ…」関わる度に頭を抱える。が。そのアグレッシブさを眩しく思っている模様。
飯田天さん(浅科様)
よく郵便物を届けてくれる青年。共通の知人もいる。山門の飼い猫が尋常でなく懐いている。
「なあ、飯田君、君、おごるおごらないでひとの良しあしを決めると痛い目見るよ?」「カルピスもすぎると毒だからね?」
 ぬけめがないんだかちょろいんだか微妙な彼をなんだかんだで可愛く思ってる模様。桜子さんが一緒じゃなきゃミルクホールむしろノリノリで連れていきそうだと思う。彼が特定の誰かに深入りしようとしたら渋い顔するけれど。
紫野燕さん(久世様NPC)
 趣味の活動写真鑑賞を通して知り合った華族の次男。無駄に顔がよくて無駄に金のあるクズだなと思っている。
度々神話的事情に巻き込まれる彼を「紫野君、君さ…ほんとにさ…狙われてるの君だろうが…」とかぐったりしつつもなんだかんだで友人とは思っている模様。彼が女性に好意を寄せられるのはまったく意識してのものではないのも納得はしている模様。

クリアセッション

怪盗ジゴマの奇怪な事件:ネタバレプレイ日記
 事件の背景に色々と思うところはあるが、特に深くは考えていない。
 「飯田君と早乙女のお嬢さんは本当に元気だな」「紫野君は本当やる気ないな」くらい。
眼球倶楽部:ネタバレプレイ日記
 やはり事件の背景に医者としてもやもやしたものを感じなくもないが、彼の大事なものはすべて無事なのでさして気にしてもいない。
 ただある人物をとても心配している。「君、報われぬ恋など…やめておきなさい…!」という方向に。
死を呼ぶつばめ:ネタバレプレイ日記
 色々と思うところがあるが、全員生存できたので満足。
 きっとこの後は穏やかに生きていく。たまにイライラするのかもしれないけれど。色々と心配もするんだろうけど。
 飯田君と桜子ちゃんの成長とか、古川さんちのお子さんとか、猫とかを見て穏やかに生きていく。
劇場のイドラ:ネタバレプレイ日記
 やっぱり色々思うところあるけど、今度平和に生きていく。きっと次代は変わるけど。彼は猫を愛で、桜子さんを愛でて生きていく。あと紫野君に説教もし続ける。