Averuncus
BLACK・MIST
曼球沙華


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なるべく短いプロフィール。

 年齢は目安で色々前後はしているけど別に困らないからいいや。あとざっぱな容姿も書きました。人物書くとき大抵使う表記で。
 話によって主人公違うけど強いて言えば雅輝主人公で雅夜ヒロインだったんだよなーと遠い昔を思い起こす。今はむしろ逆かもしれない。
 無駄に三つもある何でも屋ですが別に敵対とかはしていない。商売敵と呼ぶよりは別営業所。主に御門姉弟とアルスの私兵。
 それぞれ微妙に肩入れしているところが違うのと人間関係があまりよろしくない所為で一緒にはやっていない。一部仲がいいのもいるけれど。
 ばらけているならともかく一か所に集めたらこれ放っておくとやばい勢力。と思われても困るのでトップが仲悪いようにふるまってもいる。ガチで仲悪い組み合わせもあるけれど。
 キャラ設定はリレ小と黄昏で違いらしい違いはないです。

Averuncus

深丞武行(みじょう・たけゆき):黒髪長髪・23才の青年

 Averuncusのトップ。両親がやっていたことを当然のように継いでみた。ちなみに両親は色々やらかしたツケが子供に回らないようにする旅で忙しい。
 なんでもするが、有事以外は割とさぼり放題。比較的能天気でそれなりに情に厚い、ただし街基準。敵対すると冷たい。身内には甘い。甘いモノも好き。
 妹には屈折したシスコン。紅也は親友。りおはペットっぽいトラブルメーカー。彼個人は雅夜にちょっとだけ肩入れしてる。回りに強制はしないけど。

深丞明乃(みじょう・あきの):黒髪ウェイブ短髪。19歳の少女

 Averuncusの事務責任者かつ実働部隊。武行の実妹。愛されてるけど色々とこじれてる。無愛想で手が早くともかなり情に厚く微妙に悲観的。近しいものへの扱いはちょっとぞんざい。
 兄に対して遠回りなブラコン、近いと思っていない。紅也は気心の知れた仲間、ものすごく信頼してる。りおは放っておけない、いろんな意味で。

古凪紅也(こなぎ・こうや):紅髪短髪・21才の青年。

 Averuncusの番犬。実家を出奔してからは主に色々斬るのが仕事。剣の才は血縁的な異能。どうかしているレベル。基本的に正論だがごり押す手段はあんまり正しくない。潔癖症なのに。
 彼にとって武行は殴りたい親友。明乃が初恋(持続中・秘めすぎて伝わらない伝える気ない)。りおはうざいけど大事。ライドをすごいかわいがってる、鬼コーチ的な意味で。

りお:淡い金髪・見た目が10代半ばの少女

 Averuncusの鉄砲玉二代目。人工的な戦闘能力系の異能持ち。別名モルモットだがそれを含め記憶障害発症中。ひどい方向音痴で、マイペース。無表情の割に懐っこい。考えなしではある。
 彼女にとって武行は雇い主。明乃にはべったり、たまに気遣ってる。紅也は怒りっぽいけど好き。セレナが友達。

BLACK・MIST

東遥霞(あずま・はるみ):オッドアイ・22才の青年

 BLACK・MISTのトップという名の受付担当。アルスに拾われ色々手伝い、自分の目的のために人集めてみた。ほぼアルスの私兵。
 記憶力が高いという地味な異能持ち。人の不幸とか醜態とかが蜜の味の嫌な性格。無関係な相手には温和。近しいとヤンデレ。
 智華のことは死ぬほど好き。竜臣はとても重宝してる。慶は遊んでる。希羅はちょっとだけどうにかしてあげたいと思ってる。
 本名は藤崎遥霞。財閥一族の傍系の妾腹。法的には養子。不倫以外の犯罪性はないが人間関係昼ドラな一族出。

芹野智華(せりの・ちか):茶髪長髪・22歳の女性

 遥霞の色んなフォロー担当兼ブレーキ。たまにアクセルな恋人。基本的に面倒見がよく本来は優しい。業は深い。
 遥霞のことは死ねないし死なせないほどに愛してる。竜臣にはすごく感謝してる。慶は可愛がってる。希羅はできればもう少し優しい道を歩かせたい。
 本名は生伊津智華。祖父同士の縁で色々あって、遥霞と幼馴染。

西園寺竜臣(さいおんじ・たつおみ):銀髪短髪・20歳の童顔男性

 BLACK・MISTのNO2という名の実務的にはほぼトップ。悩みは童顔。結構短気。良く叫ぶ。苦労性。でも好き好んで貧乏くじ引いてる。ブラコンというかブラザーがトラウマをこじらせた結果ちょっと乾いた方向に優しい。
 彼にとって遥霞は天敵。智華が死にそうで放っておけない。違う意味で慶は放しておけない。希羅と折り合いが悪いが嫌ってはいない、たまに哀れんでる。

緋月慶(ひづき・けい):赤目碧眼・大体17歳の少年

 BLACK・MISTの実働担当。血縁由来で生来の発火能力持ちのチート。人生経験の乏しさから空気読めない。よくモノを忘れる。ただ善良。だからかつての経験が後ろめたい。後悔しても仕方がないと思ってるけど。
 彼にとって遥霞はマシな雇い主。智華は純粋に好き。竜臣も好きで頼ってる。希羅には全うさとかに少しだけ憧れてる。料理うまい人にはなつく。

澄生希羅(すみお・きら):黒髪ポニテ・18歳の少女

 BLACK・MISTの切込め隊長。剣の才は血縁的な異能。紅也の同類と言えば同類で古くから面識がある。現在は常にカリカリして手が早い。が曲がったことが嫌いで困った人とかに本気で手を差し伸べる、ツンデレ調に。本来は心優しくしとやかな人。あとすごいファザコン。
 彼女にとって遥霞は協力者。智華はなんであんなんと付き合ってるんだろうと思ってる。慶は色んな意味で大丈夫かしらと心配してる。竜臣と折り合いが悪いけど別に嫌ってない。でもたまにイラつく。

曼球沙華

桜木聖那(さくらぎ・せいな):赤髪長髪・22歳のグラマスな美女

 曼球沙華のトップ。父親の組織継ぎたくなくて、元々は私兵を集めてみた。今はどうにか守りたいのもを何人か入れてる。なお父との折り合いは、どうにもならないレベル。
 何でもやりたい派手好みの人。いつも笑顔で朗らかで明るくテンション高い。割と気分屋。子供とか動物とか好き。敵対すると血なまぐさい。好きな子もたまにいじめたい。
 彼女にとって紫音は親友で戦友で部下。玲人は使い勝手のいい可愛い部下。マリシエルはできれば守ってあげたい。ちなみに雅夜と仲良し、同類的な意味で。ただ肩入れしてるのは雅輝。主義主張的に。
 母親と暮らしていた頃の名前はセイナ・レッソ。一応父と母が結婚したので今の姓に落ち着く。漢字は元から用意していたし、娘に教えていた。父の不始末と不可抗力でやたらと異母兄弟がいる。骨肉の争いをしたがる輩もいたので、家族とかもう疲れた気もする。

宝蓮紫音(ほうれん・しおん):黒髪短髪・ぱっとみ男の見える19歳

 聖那の忠犬で番犬。原因不明の異能というか異常に強い。どうかしてるその2。父親譲りかもしれない。生真面目で律儀。強気をくじき弱者を守るがたまに弱者をうっかりくじく。反面ものすごく我儘というより、我が強い。プライドも高いが、生きるのに邪魔なら割と曲げる。
 聖那は共犯であり恩人、割と運命共同体。玲人は死ねばいいのにあのクソ野郎と思ってる。マリシエルはうるさいが、まあ大事。

望月玲人(もちづき・れいじ):淡い髪色の短髪・23歳の青年

 聖那の参謀で狂犬。自称か弱い元情報屋。気まぐれで刹那的で軽い。名を変えて姿をくらましふらふらしてたけど聖那にほれ込み居つく。弱いモノいじめはしないが強いモノいじめは好き。
 どんな時も困難に抗う聖那に惹かれ、色々やらかしつつも傍にいる。紫音は邪魔くさいなあのゴリラと思ってる。マリシエルは割とまともにかわいがってる。
 本名は甲能玲人。欠片もカスリもしない偽名ばかり使っていたけれど、聖那と会った頃に本名は伝え済み。望月は聖那命名。

マリシエル・ルーカス:肩程度の亜麻色の髪・16歳の少女

 聖那の妹分で忠犬。あるいは狂犬。元モルモットは救ってくれた主に忠実です。人工的な異能のおかげで強いが、色々と危うい。性格は素直でおしゃべり。ただ苦労したせいでねじれておびえて、悲観的。情緒不安定気味。
 彼女にとって聖那は命をかけても守りたい相手。望まれていなくとも。紫音はちょっとうらやましいお友達。玲人は酷い人だけど自分には優しいお友達。
 元々は東方地方の移民地域の出身。そこで起きた人為的な災害の所為で街に連れてこられ、数人と人体実験に合う。

その他

ライド・ディランド:茶髪短髪・18歳の少年

 酒場兼食堂の『PANAKIA』の店主元某所の鉄砲玉一代目。店の客層がほぼかつての関係者なのが少し悩み。自分が現場に出たくないだけだからいいのだがとも思ってる。基本的に楽天家で割と血の気が多かったが紅也に矯正されて血とか流れてちょっと落ち着き、同居人と会って毒もだいぶ抜けた。今は黒歴史だと思ってる。
 彼にとってセレナがとても大切でどうにか守ってあげたい同居人。紅也は怖がりつつものすごく感謝してる。深丞兄妹は感謝しつつ怖がってる。今も彼らは大事だとは思ってる。
 元々は東方地方の移民地域の出身。そこで起きた人為的な災害の所為で街に連れてこられたが、彼は逃げだし、どうにか生き延び今に至る。

セレナ・フィアリーン:金髪長髪・14歳の少女

 PANAKIAのウェイトレス兼異能な情報屋。同居人はいい顔しないけど役に立ちたい系女子。料理の腕がギャグいレベルに壊滅的なことを除くと心根が真っ直ぐな健気な子。
 彼女にとってライドは大事な人。彼女が彼に惚れているのは彼女本人以外みんな知ってる。りおととても仲がいい。同居人の前職関係者は基本的に好き。武行だけは例外で好きじゃない。
 幻とか言われてる中央大陸の元住人。貴族階級というか巫女でお姫様のようなもの。物語の語り部的チート。

御門雅輝(みかど・まさき):銀髪金目・23歳の長髪の青年

 雅夜とは双子。血縁的な異能を使い、代々街を外の干渉から守る『番人』と呼ばれる青年。その活動はあまり表には出さない。住人が人体実験等の犠牲になるのを止めたいがある程度は止めないのも彼の仕事。それ以外で街が生き残る術をどうにか探す心優しい人。ただしノリが軽く女を見境なく口説くギャグい人。この話では最良物件だけどフラグ立たない。
 彼にとって双子の姉がとても大切。幼少時代から頭が上がらなくもあるけれど。深丞兄妹は旧知。特に仲良くないけど。他の周囲との折り合いは、軽くみられつつもそれなりに釘さすところはさしている。

御門雅夜(みかど・みや):黒髪金目・23歳。短髪の女性

 血縁的な異能持ちで弟より強い。が、その分色々と病んだ人。住人が外の都合でいいように使われることに心を痛めすぎて色々とゆがんだ。そのあたりを隠すためにもいつも笑顔で、色々とゴリ押し。一見最強キャラ。好きな子はいじめたい。嫌いなものはすりつぶしたい。
 彼女にとっても双子の弟はとても大切。けれどもっぱら笑顔で脅してパシリに使い、どつきまわしてる。頼ってもいるのだけれども。劣等感をものすごく抱いてもいるのだけれども。友人は多いが色々と弟が別格。深丞兄妹は旧知。武行もちょっと別枠。男女の意味でも親友でもないけれど、特別。

アルス・バロット:モノクロをした30前半の男性。年は本人もうろ覚えの茶髪。

 本業は(闇)医者、副業は仲介屋。世界各地を気ままに飛び回っており、その足取りをつかむことが泣けるほど難しい、自称謎のナイスミドル。善意の人だけれども、理不尽な偶然を良かれと思って作る見方によっては残酷な人。
 なんの異能もないけれど、護身術程度に強く。強いところを複数押さえて、護衛とかとして使ってる。特別に大事な者はいないけれども、どんな人も粗末には扱わない。基本的には。
 元々は東方地方の移民地域の出身。そこで起きた事件の前に出ていたけれども、複雑な気持ちで眺めてはいる。執着の薄い人にしては、珍しく。

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