探索者詳細

三ツ木 次彦【ミツキ・ツグヒコ】18歳男・大正・探偵。

『じゃあ、一番安いのをお願いします』

能力値

STR:15  DEX:15  INT:10 アイデア:50
CON:17  APP:11  POW:15  幸 運:85
SIZ:16  EDU:12 知 識:60
H P:17  M P:15  回避:dex*2  SAN:78/62

来歴

 なんか頼りになるうえに面倒見の良い軍人さんと、落ち着いてる割に女の子にきょどったり不定に怯える医学生と共に帝都をかけた探偵。貧乏という悲しみを背負っている。
 性格は温和で柔和。犬好き。だが貧乏で心は荒んでいる。若干呑気で探偵に向いているわけでもない。身体能力と言いくるめでどうにか頑張って生きてる。
 元々は割と流行っている雑貨屋さん(食器とか)の次男坊で、そこを継ぐべく値切りとか学んでいた。写真とかも好きで学んでいた。が。実家が詐欺師に騙され没落。経営の立て直しは兄と両親に任せ、詐欺師を捕まえる旅に出る。刀技能も磨く。あわよくばヤる気である。
 セッションでは金は出るし大好きな犬は関わっているし、わりと楽し気に冒険を繰り広げていた。が。終盤中々辛そうだった。しかし、周りの助けとか色々あってどうにかなる。
 色々あって軍人さんというものへの好感度がたいそう上がった。頑張って事務所を大きくしたりしたい。
   そして二度目のセッション(ただし時間軸は過去)探偵の美学に生きる男装探偵と陰陽道に生きる陰陽師と共に、ある出来事に遭遇する。…まだまだ青臭かった彼は色々とがんばりはした。思えばあの出来事があったからこそ帝都の忠犬であの決断くらいは下せたのかもしれない。

詳細

 荒事の解決とご近所トラブルの解決を主とする探偵。脳筋。
 もとはあるそこそこ売れてる商家の次男坊。身分は平民。その頃はそこそこ教育受けてたし、カメラとかも触ってた。が、実家が詐欺にあい没落。その実家の敵を探すために探偵になる。刀技能も磨く。敵である詐欺師のことは、あわよくば斬りたい。彼は家族を深く愛しているゆえに。
 基本的に善良で、温和。しかしたまに苦労の影がじわじわと見える。おごってもらうと懐く。  猫より犬派。
 ちなみに彼の兄は鈍感で愚鈍な弟を馬鹿にしているし呆れている。役に立たないからと探偵になるのを後押しする形で追い出した。…とはいえ。その馬鹿さ加減を多少可愛くも思っているので、それなりに支援もした。「俺の目的(家の再興)の役には立たないが、まあ、お前はそれでいいんだろ」という感じ。彼は彼で兄の冷たさと自分への評価の低さを悟ってはいる。悟ったうえで、有能な兄を尊敬している。
 そして、兄の子供を我が子のように可愛がっている。

主要関係者

塩瀬 周弥さん(ビスマス様)
 とある事件で知り合った男装の女探偵。友人のような師匠のような、微妙に超えたいと思っていたような、そんな仲良し(?)な探偵。
 どうやら長年付き合いが続いた様だが、彼女が男装していたことにはきっと生涯気づかなかったんじゃないっすか。だって鈍い男だから。
 彼と彼女の奇妙な縁は、それぞれの子孫へと継がれた模様。…そして次彦の鈍さと残念さも、敬愛する兄のひ孫に伝わってしまった模様。そして、あるいは。あの子孫は次彦が見た夢の続きに到達したのかもしれない。
紫野 燕さん(久世様NPC)
 とある華族の次男坊。クズ。だが次彦はご飯をおごってもらったのでそこそこ懐いている。
 彼のクズ性についてはあんまりピンときていない。今のところ。お腹がすいて判断力が鈍った時にしか会ってないんだろう。
鹿島 太一さん(アウル様)
 伯爵家の跡取りな知人。探偵らしい仕事をしたい彼とちょくちょく交流がある。おそらくごちそうになっている。探偵に憧れがある者同士微妙に気が合っている。
 飄々としているようで思慮深いその姿に「貴族にも色んな種類がいるんだな」とも思っている模様。
 なお、彼との縁もそれぞれの子孫に継がれた。確実に知る由はないけれど。ついでに鹿島家の青年と共に京都をかける医者が彼の刀を「もっといいのあるから」とそっとしまった件については次彦ちょっと泣いてもいい。
幸内 犁九郎さん(イッヒ様)
 学者な友人。珍しくたかっているわけでもなく、純粋に懐いてた。恐らくはちょっと兄の影を見ていたけれど。
 聡明で他人の立場に配慮していた彼の言葉に言い返さなかったことに後悔はないけれど。そんな人だからこそとっとと手をひいて帰ってもらえばよかったととても寂しくは思っている。恐らくは、生涯。
重田きよさん(夜森アウル様)
 いきつけの食堂のおかみさん。彼女の注いだ酒は飲めないが、彼女の作るご飯は無限に食べたい。…下心ではなく、明らかに母親恋しさである。

クリアセッション

帝都の忠犬ネタバレプレイ日記
1935年3月(30歳)
悲しみと思い出と喜びと同業者への負けてたまるか精神を胸に今後も元気に生きていくと思われる。
軍人に対する心象はうなぎのぼりにあがった。
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1923年頃(18歳頃)
それはかけだし探偵の頃。彼はひとつの美しい劇をみる。きっと生涯忘れない、とても尊い思い出。
天空落下木乃伊事件ネタバレプレイ日記
1924年頃(19歳頃)
とある新聞社からの依頼に走り回りつつ、ともかく腹ペコだった。しかしうまい話を依頼人への義理を押し通す律儀さを会得した模様。
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とある村を訪れ、深淵を見る。無力さに歯噛みし、友人を悼みながら彼はそれでも歩いていく。歩けるうちは、歩いてる。
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