ネタバレしかないプレイ日記です。
大正ロマンはいいものです。袴、ブーツ、軍人さん。そして堂々とふりまわせる刀剣ぅ!
…携帯がないからすぐには呼べない救援! 申請してないから簡単には手に入らない乗用車! …いやあ。いいですね。大正。
初っ端値切りのしっかりというかちゃっかり者感。が出たと思ったらなんかこう…地に足ついた…落ち着いた感じのお人柄ロールだったなあ。とほのぼのしていました。深いこと考えずロールしていたらなんか優しくしていただいて心にしみました。これは、優しい軍人。人望で出世してそう。いや。腕っぷしかもしれないけど。
聞き込みの時とか猟犬に襲われた後とかちらちらと軍人さんアピールが見えてそこも好きでした。そこはかとなくかっこいい。発狂九重さんをとめようとするのとかもかっこいい。あと戦闘の時のダイス、なにげにずっと安定して強かった気がします。そこもかっこよかった…!…というか戦闘の時のダイス、失敗していなかった印象があるんだけど。気のせいでしょうか。なんか、ダイスも「この人はかっこいいんだよ」といっていた…。
最後の引導とか報告とかお任せしてしまい頼りすぎかなあ、とも思ったんですが。私、軍司さんのまとめ役っぽさというか軍人っぽさが本当好きだったので…なんか、最後をきれいに締めてほしいな、と思ってしまい。お任せしてしまいました。だってやっぱりかっこよかったし。
最後の犬派になったよ、ロールがすごく。すごく好きです。撫でるし褒めるし。丸くなってるなぁ。切ないなあ、という…切ない…このための猫派だったんだよきっと…!
あの後もきっと静かに立派に軍人さんだろうなあ、みたいな気持ちで好きです。またどこかでご一緒したい。その時は…三ツ木もおごり返せる男になってるといいね!
女子にきょどる様がかわいいにもほどがあった医学生でしたね。甘木さんへのジェントルメンっぷりに萌えていたので、ギャップがおいしかった!あと全般的にダイス目が荒ぶっていた気がします。やたらと狙われてたし。でもロールはあらぶっていなかった。医者として一本筋が通ってた。甘木さんを心配したり。教授のやること認められないみたいなことをいったり。いい…お医者さんでした。
特に最後の発狂ロールすごい…発狂だけど理にかなっていて最高だな、と思いました。うっかり止めたくなくて見守ってしまいましたよ…キャラとしてはハチに攻撃してほしくなかったというのに…ついうっかりでした。
あと戦闘にしろ探索にしろ、かゆいところに手が届くというか。応急手当まじありがとうございました。ご自分で自分に応急手当はちょっと哀愁を感じましたが! 勝てたからそれでいいんだ…! 水銀できっちりダメージ出していく姿も、すごくかっこよかったです。刀いらずかな? とちょっと思った。ダイス目荒ぶると同時においしいなあ、みたいな。そこはかとなく主人公感が漂ってた…!
そして最後のね…ハチにくっつかれて困っている姿も可愛かったし切なかったです…寄っていけなかったのにね…その真面目さも好きですよ…あのシーンどちらも可愛かった…!
あの後はきっと立派なお医者さんになりそう。…ではあるけど女の子への耐性はいつできるかな。看護婦さんとのコミュ大丈夫かな、と微笑ましい。またどこかでご一緒したいです。その時は…お互い彼女作りましょうね(?)
最初塩瀬さんから依頼を受けている時ね。なんか塩瀬さん怪しいと思ってしまい。大変申し訳ありませんでした。いやだって、関西弁だし。中性的だし。なんかキャラたってて…変装でもしていると思ったんすよ。実際男装だったそうなので変装は変装だったけれども。怪しくはなかった。むしろかっこいいお人だった。心底ごめんね! でもシティの依頼人を手放しで信用できないPLの気持ちも、きっとみんなわかってくれると信じています…
そして甘木さん。なんかぴょんぴょん跳ねてるし受け答えがかわいいし。この子を雇って怪我の心配してるなら塩瀬さん悪い人じゃないかもな…と。二人を信用しました。割と。うん。可愛かったです、元気いっぱいで。こう、好奇心旺盛な活動的な女性、って感じで!
だが可愛いのは他にもいた…霧島さん。可愛すぎるでしょう…周りには厳格だと思っているのにハチにはあの態度ですよ…?ちゃんとクシからはずして焼き鳥与えるよ…? 刀に手をかけた割にちゃんと話を聞いてくれるし、この人はすごいいい人だなあ、と安心していました。そしてラストのイケメン力がすごかったですね。一生ついていきます、ボス!と思いました。いや、ボスじゃないけど。そして私の探索者軍人じゃないけど。彼とのハチ公前でのやりとりが大変楽しかったです。
このように前半出てきたNPCを割と信用していたので。実は藤宮さんうっかり疑ったりもしました。いや。悪い人ではないと思っていたけど。ついうっかり教授の研究かなにか継いでしまってるポジとかじゃないかなあ、とメタく疑っていました。だって…身長でひとを呼ぶ姿はあまりに愉快で…かつ先生について語る姿が好青年。…先生を大事に思うあまりいらないもの保存してそうだな、って…そう思ったら確かになんか保存してるし…保存というか、そのままに維持してるし。「あ。この人黒幕ポジかな」と思うじゃないですか。でも悪い人ではなさそうとも思っていたので。うん。この段階でだいぶシナリオに安心を抱いてしまっていましたね。安心というか「悪辣な展開にならず犬さえどうにかすれば円満に解決するかな」と。…うん。予想はさほどはずれてなかったし、円満には解決していましたよね。円満すぎて切なかっただけで。
疑ったといえば、蘭さんもうっすら疑いましたね。疑ったというか。彼女に疑われたらやばそう、と身構えましたねえ。話してみたら中々ハイカラいうか愉快というか。なんというかで2重に受けました。あの喫茶店でのロール楽しかったですね。僕らはみんなキョドってる。やましいところなどなかったというのに。キョドるの楽しくてキョドり続けてしまった。猫派がばれてるの下りとかも最高楽しかったですよ…! ふざけすぎたかな、と思いましたが、kpも楽しんでいたならまあいいか、と今は思います。いやあ、楽しかった。
最後に、切ないハチのお話のターンです。ただのマスコットかと思ったらとんだ主人公でしたね。最初もふもふした時はただ当時を楽しんでもらうスパイスだと思っていたし。焼鳥屋さんの下りでもまだまだ可愛いだけだと思っていたし。というか探索者のモチベーションを煽るポジかなと思っていたし。ついてきてくれた時はお助けNPCだと思っていました。助けてもくれたけどさ…すごい助けてくれたけどさ…助けてくれすぎだよハチ…いい子だねハチ…。三日間エピソードは三日間なの忘れていたし、ハチがやたらと頑丈なエピソードは深い意味なんて考えてなかったので…本当あの時…衝撃受けたし…「動物好きオススメいったじゃん!?」思いましたね。うん。そうだね。おすすめだね。正しいよ。私もKPなら勧めるもん。くそ。このシナリオ結構切ない感じだぞ…!?と興奮するやら悲しくなるやらでしたね…あの時点ではまだハチ助ける方法ないかと考えていましたが。…もう情報が出てくるところ、なさそうだったので…うん…つらい…つらいというより…本当寂しい…
ラストシーンさあ。可愛いにもほどがあるというかおりこうさんすぎない…? もっと生きようとしてくれたり反抗してくれれば…PLとしては…心痛まないというのに! もういい…もう可愛く鳴かないでくれ…!たぶんKPかシナリオ作者の思うつぼだよ! 心が痛んだというか動いたというか最高でした! 実は史実に基づいていることも含めて! ハチ、大好きだったよ…
上記でちらちら言っていますが。「誰かが悪意なく教授の研究ついじゃったのかな。要猟犬案件の」と思っていました。ついでは…いましたね…ハチがついているのは…本当予想してなかったですが…バッドエンドにいったらハチが危なくなるかなあ、とかうすらぼんやり予想していましたが…ハチが…あんなに主要人物だと思っていなかった…!
刺激臭刺激臭犬犬出てきて、はらはらもしていましたが。ハチ公前とか蘭さんの頃はまだ平和に終わる気満々でしたし。大学であのレポート見る前はあんまり警戒していませんでしたね。だってなくなった人いないんだもん。犬は犬でも弱体化した猟犬だと思っていましたね…傘で、倒せたし。うん。一回目猟犬と会った時「描写からして猟犬だけど倒せないならもっと被害者が出てそうだしうーんうーん」みたいな気持ちでどついていました…
警戒して色々考え始めたのは大学の頃でしたねえ。「あこれこの時点で結構深刻そう。なにあるか分からないし一応NPC疑った方がいいかな」みたいな。ところであの大学のメモの時、女学生の助けがありありがたかったです。可愛かった。ありがとう名も知らぬ女学生。そしてKPのダイス目。
あの時色々と警戒し始めましたが、実に楽しくもなってきましたね…謎解きな意味での楽しさが生まれ始めましたね! 盛り上がってきたぜ、というね!
と、あの時から割と警戒とかしたんですが。焼き鳥屋さんのロールとかは素で大うけしていました。仕方ないだろ。笑うだろ。笑うなって方が無理だよ! 最高でした、あの、良い意味で怪しい客たちと店主さん。ハチも可愛かったし。和みました。不定の領域も更新されて安心できましたしね!(笑)
そしてその一瞬安心してからのハチの真実がね…何度も言うけどね…衝撃でした…油断していた分…「やーだー」となりましたね本気で…たのしかったあそこ楽しかった…!
そんなお通夜テンションで向かった二回目の猟犬戦ですが、その。水銀の威力に笑いました。すげえ。すごく、いい気になってしまう! でもたまにはこんなことあってもいいよね! みたいな。うん。今思うとアレ、ラストの戦闘にしてはぬるかったですよね。そりゃあ決戦がありますよね。でも駅で襲われるとはあの「どう考えても猟犬の数ですありがとうごあいます」なダイスを振るまで…気づいていなかったので…あそこ本気で「バッドエンド、か…」と辞世の句を考えていました。読まなくてよかった。ハチが助けてくれるかな、とも思いましたが。それはそれでバッドエンドだと思ったし…いやあ内心修羅場でした。
だから嬉しかったな…あの「ラストだよ!全員集合!」シーン…みんなかっこよかったしね…ここまでされたらハチに引導渡さなきゃいけないんだろうな…そういうかっこよさ追求できるシナリオなんだろうな…としんみりもしていましたが。あつい展開に興奮も、しました。武器もたくさんあって嬉しかったしね!
あの武器がたんまり事件の時からハードなボス戦を覚悟しましたが。本物が出てくるとやはり震えますね。…SANチェック的な意味でも。SANチェック的な意味でも。あってよかった。石という概念。あってよかった、クリティカル!
さすがに一ターンKILLが起こるとは思いませんでしたけどね! 日本刀強いし水銀AF状態だったし、仕方ないですね。そういうこともありますね。ちょっと気持ちよかったです☆
なんというか、それも含めてドラマチックというか。なんというか。しんみりとした…いい…最後…でした…何度でも言うけどあの寄ってくるの反則ですけど…ハチが…ハチ…ハチぃ!
あと全体的な感想をいうと、食事のメニューとか藤宮さんとか蘭さんの「最近色々あってな」みたいなお話とか、「大正っぽさ」がそこかしらに漂っていて素敵でした。なんとなくノスタルジック。なんとなくノスタルジックに騙されて犬にさほど警戒しなくなっちゃったのもありますが。それはそれとして素敵な雰囲気でした。探索してて楽しかった。給仕さんにも会えたしね! 甘木さんが個人的なTHE大正の活動的な女の子だったしね! イエス、大正ロマン!
とても楽しかったです。またやりたいなあ大正シナリオ。…ほ、欲しいな…大正サプリ…困る…欲しい…
私の物欲はさておいて。ほのぼのしたりキャラがかわいかったりハチ最高だったり楽しいセッションでした。素敵なシナリオまわしてくれたKPと、可愛かったり愉快だったりなロールしてくださった参加者の皆さまへ感謝を。またどこかでご一緒できたらうれしいです。
2017/07/02
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