『あなたの攻撃は見切ったわ! みたいな気持ちよ!』
STR:9 DEX:12 INT:12 アイデア:60
CON:14 APP:11 POW:11 幸 運:55
SIZ:10 EDU:16 知 識:80
H P:12 M P:11 回避:dex*2 SAN:64/最大99
子供にほだされるちびっこ耳鼻科医。しかし応急手当は決まる。度胸は割とある。タフ。後に色々目覚めてしまう医者見習いと薄幸の刑事と共に、ある悲劇に挑む。割と終止平然と探索していたといいたいところだけどしょっぱなから死体が降ってきたりもした。地味に災難。
本来はかわいいものと甘いものを好む温和なお医者さん。しかし趣味はサバゲー。銃を持つと人格が変わるタイプ。という死に設定があります。あと身長を気にしてはいないけれど小学生と同じくらいだとさすがにがっかりしてたり。平和に生きてたお医者さんだったのになあかっこわらい。
悲劇からの生還後、動けるうちは動くと彼女は必死に働いていました。救えなかった誰かのことと、苦い後悔を払拭するために。入院中に目が死んでいた姿が妹に観測されるが、その後ひとまず表面上はそれなりに元気だった模様。
その後またおかしな夢を見て、色々あってロストした。今度はヒントを拾うために色々したのですが。何が起こっても彼女は「あの時のツケ」「だって一人。あそこまでさせてしまった」「何もしない私だけが生き残ってしまった」と苦しんでいたのでほんの少しだけ安らかだったのかもしれない「やっと終わる」みたいな。状況が状況だから絶望もしていただろうけれども。
なお無人になった彼女の部屋には、観賞用のクラゲが飾ってあったり焼きそばUFOがやたらとため込まれたりしていたんでしょうねきっと。崖っぷちだったんですよ。
明るく朗らかな非力。ただしタフ。精神的にも割とタフ。…だった。世話好きで友人や妹の面倒をのんびりとみたり、甘いもの巡りをしたりするのが趣味だった。
でも学生時代の趣味がサバゲ。今も好きだけど時間がない。学生時代は妹と一緒にたまに参加したりしていた。
現在は耳鼻科。某大学病院勤務。背が小さいので、小児科を通りかかると、小学生に見下ろされるのが寂しい。でも子供は好き。小動物とかも好き。保護欲誘うものが好きな人。
ある夢の世界から生還後、他の探索者が全滅したのに自分だけ生き残ったことに心を病む。不定的な意味ではなく。人間的に一部捻じ曲がる。なまじ不定に入らなかったせいでただただ正気で闇を見つめてしまった模様。
『彼らは生還のヒントを得るために命をかけたのに』『逃げ回った私だけが生き残った』『助けてあげると軽々しく約束して』『何一つできなかった』生真面目で責任感の強い女はそうしてゆるやかに壊れねじれ、逃げるように仕事に復帰。それからしばらくして、自室で不審死を遂げる。
医学では微妙に説明のつかない遺体は、それでも事件性はなしと判断される。彼女の遺した日記に精神的な混乱が見られたため、自殺も疑われたけれど。それでもなお、不信としか言えない死を遂げたゆえに。
2度目の悪夢の中で凄惨な思いをした彼女は、生還したところで遠からず飛び降りただろうから。本人にとっては安らかな死だった模様。
かくして、哀れな探索者は遭遇した悲劇で正解を見るための目がつぶれ、絶望に膝をつき。愚かな選択をしたのだけれども。
彼女が人生の中で愛したものは、彼女が告げてきた言葉は、今も彼女の妹の中にある辺り、それなりに幸せな人でもあったと思われる。
『だってねえ、姉は。…私の知っている姉は、へらへら笑っているお人よしで。馬鹿みたいなきれいごとばかりをいう人で』
『あんな暗い目をする人じゃなかった』
『…それを私が覚えていなきゃ。私は覚えていなきゃ。…あの馬鹿が、二度死んでしまうでしょう…?』
みたいな。
海山光典(自探索者)
ひとつ下の妹。大学時から住んでいる距離が離れていたが、一年に1度くらいはゆっくりと会う仲だった。一緒にパンケーキ食べにいっては『食べきれないからあげる』『考えずに頼まないでよ、馬鹿じゃない?』とかやってた。そんなこともあったけれど、基本はまめまめしく世話を焼き、鬱陶しがられていた。彼女は気にせず世話を焼いたし、気にせず愛していたけれど。
しかし、自分が妹を愛していたことに気づくのは死に直面し、入院していた頃あたりだと思われる。普通にすごしていた人だから。愛とかそういうの意識するまでもなく持ち合わせた人だから。
暗い世界を見た上で、愛しいと自覚した妹だからこそ、おかしなことに関わらせたくなく、何も言わずに死んでいったのだけれども。
光咲が遺した日記は、後に妹の人生に暗い影を落とす。
毒入りスープ ラッター様エディション:プレイ記っぽいもの
最初怖いとか言ってるけどこの人結構フットワーク軽かったな。がつがつ探索していたな。子供好きだったな。
そのすべてが最後に牙をむいて精神的にずたずたになった。一人生き残ったことに心も病んだ。
なにかをなさなければ。人を助けなければ。そんな思いにとりつかれるハメになる。
変身:プレイ記っぽいもの
上記のシナリオのおかげさまで絶望を秘めて参加。
自暴自棄になって手を出してはいけないものに手をだしした形でロストする。
PLは死ぬ気はなかったのだけれども。謎解きができなかったんですよ。
LOOP
毒入りより過去のお話。在りし日の姉妹の物語。
何も知らない元気で温和な頃をKPなのあさんに演じてもらう。楽しかった。
彼女の人生は悲惨に幕を下ろしたけど、その人生そのものは穏やかで。
愛し愛された記憶は、彼女の愛した者が生きている限り、変わらずに。どのような神話的事象に巻き込まれようと、そこにある模様。