プレイメモというより私が心の残ったこととか欲望とか弁解するページ。
当然ネタバレ気味というかもはやネタバレしかない。
序盤:純君からなんとなく不憫なへたれオーラを感じる。中盤:これは…探索者が代償払えばわんちゃんとかかな…?終盤というか、移し替えの儀式の情報出た後:あー。たぶんこれハッピーエンドないのかな…いやしかし…諦めない…まだあきらめる時間じゃない…!
みたいな。純君可愛かったね。移し替えの儀式のこというと止められるかなぁとか、心を病んでしまいそうだなあ、と思いはしましたが。もっていった探索者がそんなに気が利く女じゃなかったよ…ごめんよ純君…強く生きてね…
とりあえずすごい楽しかったです。しかし声を大にしてつっこみたい。サルの腕を持つ男のどこがアリスか! 純君はアリスじゃない! 友人だ!という。しかし純君のメンタルとか反応は中々可愛らしく確かにアリスだったと思います。
まあ色々おいておいて。ガチ序盤のことを言いましょう。そういえば森に入ってたらどうなったんだろう。なんか化け物と会う未来しか見えなかったのでスルーしましたが。まあ、今となってはなにをしても無駄だったことが分かっているわけですけどね。
いや本当。最初はどの扉選んでも怖いことが怒りそうでびびりましたね。やっぱりソロシは何か怖い。最初の扉で怖いことはおこらなかったけど武器まみれだし。「え、なにか敵出てくるの? え、え、やだ純君かばいながら戦う余裕はない…!」とおびえはてていました。松明持っていったのは祈りも入っていましたね。「どうか戦闘になりませんように」という…!
そして人間がいっぱいの部屋。「どうみても探索者の末路ぉ!」とリアルSAN値が削れました。ふふ。
帽子屋さんの部屋はね。一瞬いいもの出てくる部屋かと思ったからね。可愛いけどどうみても不気味な帽子屋さんしかいなくてとてもがっかりしました。がっかりです。でもぼたんさんの帽子さんロールはときめきました。実は「いやこいつ…アリスをいいところに導いてくれるんじゃね…?」って思ったことは秘密です。まあ。ポットから血の匂いがした時点で「気のせいだった」って気づいたけど。純君止めたのは純粋に「夢の中でものを食うな!」っていうオカルトのお約束に対する怯えだけれども。止めてよかった。本当に良かった。ありがとう高DEX。
そして謎解き部分。あってよかった目星スペシャル。あそこでスペシャルだして英語はファンブルって中々いい出目だったなあの時! いやメタ視点でいうと「既に必要な情報は出たっぽいよなー。このあきらかに魔導書魔導書したやつなんて無駄にSAN値が減るだけなんじゃないだろうか…しかし…こいつは読む…こいつは読むよ…魔導書大好きだもん…!」って内心読まなくてラッキー!って思っていたのですが。やぶけた時はびびりましたね! 図書館の本に危害を加えるのはダメだもんね! ははは。うふふ。実はあれの所為でロストするかと割りと本気でおびえていました。
チェスのコマのあれは目星スペないと絶対わかんなかったし、分かっても「あー…すごいなあ…」ってわくわくしましたね…そういうギミック超大好き…でも目星スペがなきゃ王様の鍵の隣ってことで4番と6番交互にためしてみただろうなあ。純君の人間値(捏造値)がピンチだったかもしれない。
と、純君の浸食値の話で思い出しましたが、個人的にぞっとしたポイントは「あそこで噛まれてたらアウト」ですね…ふふ…しかもたぶんそれだと純君助からないですよね…二人仲良く化け物エンドですよね…!辛い。まあそれもクトゥルフですが!
最後に、謎解き全般。このシナリオハッピーエンドないんじゃないかと薄々思いはしたんですが。移し替えの儀式がすごく、後味悪いけど「さあその結論を下すがいい!」って言っている気がして…PL視点ではこれをするか獣に落ちる純君を倒す系な気がしていて…でもいっぱい情報出てくるから、見落としているだけであるんじゃないかハッピーエンド、って気持ちも捨てきれず…つらかったです。要は大好きですこの手のシナリオ。
カメがさー。扉食べた時はねー。扉がでっかい金平糖かなにかで、それを純君に食べてもらえばわんちゃん、とかネタバレ聞いた後だとえらく面白い期待を持ったりも、しました。金平糖全部食べたら純君もとにもどるんじゃないかと。思ったりもしました。っていうか手紙に最後の晩餐って書いてなかったらそれをして出てた。優しい心を取り戻すとか書いていたからそれを信じてひっかかってた…!
でもですね。そういった期待はすべてメタ読みだったんですよね…勇気をもって困難なことをすればどうにかなるんじゃないか、っていうメタ読みというか、なんというか。あまりそういうことをするもんじゃないな、と思うし。探索者的には見知らぬ他人と友人天秤にかけたら友人とるよなー。しかも今回の探索者オカルトに思うところないから儀式とかためらう理由ないしなー。よーしロールに徹するぞー。友人のために死刑囚殺すぞーって気持ちになりましたね。ふふ。憎い人を殺すのも選択肢としては浮かびましたが、今回の探索者そこまで心の闇ないし…みたいな。自分に移し替えるのも考えはしましたがそれをすると素直にロストだろうな思ったのでそれもなしでしたねえ…いやあ、悩んだ悩んだ。楽しかった。
悩んだといえば、純君になにを言うべきか悩んだなぁ。だって心優し気だったし。顔が。
純君はね…気を病んで失踪する純君がPL的には好きですよ…いい子だね…たぶんもっと儚い子なんだよね…私が茶番しちゃっただけだよね…なにはともあれ強く生きてほしいものです。いや、死んでいそうだけど。それはそれで哀れな探索者っぽくて好きです、PLは。キャラは切なく思っているでしょうがね! あの後ずっと「私の所為にしろっていったのにあいつはまったく」「…まったく…どこかで、生きててほしい」みたいに祈り続けるんでしょうね。自室の棚になんか金平糖が用意されていそう。
なんていうか、神話的事象に対してハッピーエンドを迎えられるなんてそんなことそうそうないんだよエンドも大好きなので、とても楽しかったです。惜しむなら失踪まではいかずとも、絶対心は病むだろうなと思っていた純君に説得技能でもふっておきたかったな。自分を責めるな的な説得技能を。効果などなくとも、ロールとしてやっておきたかったな…!
色々なやめて色々遊べて楽しかったです。また誘ってくださいね。その時こそシリアスロール、してみせる…!
2017/06/09
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