「U、或いは」は骨太SFにして恐怖体験(出目的な意味で)

 自然な流れでおっさん探索者に小学5年生ロールをさせられるという意味で天才だと思ったしシナリオバランスすげえキレイだなという意味で天才だと思ったし、あれだけの大惨事をさばききったせろさんすごくすごい。と語彙は死んだし出目が死んでいた。
 楽しかったです。でもなんか、ごめんなさい。誰も悪気はなかったんだ。不運があっただけなんだ。




七星 石さん(縁茜莉様)

 真面目すぎてボケなような、最初から真面目なような。なにがボケってなによりも出目がボケだった。そして生き残れて良かった。
 小学生の日記見たくないといってるの真面目だなあと思いました。でも仕方ないじゃない。かわいいな反応が。と思いましたね。律儀なつっこみって可愛いよね!
 探索パートではあの状況でもお兄ちゃんの話を出されるとへこむのもかわいかったですね。猫心配する二人に関してはつっこみだったけど。つっこみつつも否定しないあたりこの人めっちゃ真面目だな!?となりましたね…。どんな素っ頓狂な発言にも真剣に返すな、って…生き様が苦労してそう。
 体を取り戻してからは警察だから行くがつくづく真面目だしヒーローと言えばヒーローだよなあ、と…。かっこよかった。そのあとめっちゃ物騒なことしてたけど。いや、本当あの真面目な感じで淡々と武器調達していくの本当ギャップ萌え感があって好きでした。でももっといいものがあると捨てられる椅子。哀れ。
 しかし哀れだったのは我々の出目ですけどね。なんかもう本当「一人に命運たくしてごめんなさい…!」となりました! でも最終的に勝利をつかめたからきっと運がよかったんですよ…あれで生還できるって本当運がよかったんですよ…うん。古見先生との温度差が本当笑いましたよ、ラスト。笑い話になって何よりだなあとも思いましたよ! いやあ、楽しかったです!

万里 一歩さん(夜森アウル様)

 あの見た目とキャラで小学生女子プレイしてたのかと思うと笑う。彼もまた日記を見るの嫌がってたけど。なにこのおっさんたち可愛い。と思いましたね。いや、おじさんではないけど。口では正直だけど体が正直は草生えたよ!
 そしてあの探索パートで猫の心配してるのちょっと笑いました。そんな場合だろうか。そんな場合だよね。そしてヘルメット見つけた時の反応が不憫なのか適切なのか子供っぽいのか微妙ですよね。めっちゃベタベタ触ってた。子供みたいだけど適切に嫌なことするな、って思いましたね! あとへこんでる時「焼肉食べに行こうぜ」はなんかもう…。笑うしかないですよね! もうみんなもれなく不幸だったな、って! 焼肉で言えるかな彼らの悲しみ! 血が増えるだけじゃないかな!?
 そんな感じにコミカルなようで、戦闘は硬派にかっこよいというか、あつかったな。と。最後励ましながら組付きで確実に敵を仕留めていく様は大変にかっこよかったんですが。どうしてああなった。出目のせいだ。でも目がダメになった状況であれだけ戦うってすごかった気がします。あの状況に置いて我々は運がよかったのでは? ふふ。

古見先生

 たぶん神話生物だろうなあと思ってたし。なんか霊体とかじゃなくて脳をいじられてる感じはあったのでイ=ス人かミ=ゴだろうなあと思っていました。名前は気づいていなかった。なるほどなあ、となりましたね…。それはそれとしてあの口調であの態度で女性ってなんか萌えキャラかなという気もしました。いや、あんまり協力的じゃないから萌えてる場合じゃないような気もしましたけどね! でも思ったより人に好意的だった! やっぱり萌えキャラだったんだろうか…。いや萌えでもない…断じて萌えではないけれど。とてもSF的というか神話的恐怖で好きでした!
 彼女の連絡先については本当にきいときゃよかったなあと七星さんのアレを聞いた瞬間思いましたね…。でもどうせ教えてもらえないなら帰ってよかったのかな無駄なことしないで済んだ的な意味で。
 最後彼女が助けに来てくれた時は普通にかっこよかったですね…。くやしい。かっこいいのがくやしい。割と腹立つというのに。女神に見えた…。そして3人じゃないと耐えられなさそうだからという発送が案外人間的でびっくりしました。なるほどなあ。…このシナリオ本当バランスとか気をつけられて作られているんだなぁ…! 実に良い、研究者でした。

シナリオ関係

 しょっぱなから不幸すぎて正直笑いました。しかしそれでも思っていたんです。みんな偶発的に巻き込まれたのだと。どっちが不幸だったんでしょうね…。健康診断行って巻き込まれるハメになったのと。軽い事故にあっただけで巻き込まれるの。全員不幸ですね。ふふふ。まあ不幸はさておいて、文字通り協力プレイで進んでいくの楽しかったですね。なるほどなあ、一つの体使うのって楽しいなあ…。

 しかし導入はずいぶん健やかにはねられ爆笑しました。あれ?他の二人に比べてずいぶんとさくっと終わったね?みたいな。…描写の感じそんなに重症っぽくなかったけどなー、と思ったし、まさか三人いっしょにされているとは。びっくりでしたね…。あとフウァちゃんの立ち絵が不穏だよ! 目が死んでるよ!? いや、元ネタにひきずられてはいけないんだろうけど怖いよ!
   恐いけど落ち着いてみたら「あれー?」となりましたね。なにがあれー?って。日記の感じ見るとなにかされてるのは確かだけどUの姿も形も見えないあたりが。あの時はUも彼女に寄生していると思ってたからなー。なんでいないんだとすごくびびりましたね…。…我々が変に入ってプチってつぶれてこの事態を引き起こしたのかな、と。今思うと全然違った。U、悪くはないけどよくもない…。なんともいえないやつだったね…!?
 そして電話。古見先生なにかに関わってくるとは思ってたけど。そっかあ、協力要請してくるかぁ…となりましたね。多分この人敵ではないなとその時思いました…なにかに使うつもりならもっと制限つけてくるだろうしな、本当に鍵が欲しいだけなんだろうな、って。宇宙船がらみってことはミ=ゴかなぁ、他に宇宙人系いたかなあ、とも思いました。あたっていたけどそれがなんだというのか。とりあえず今後もしばらく幼女か。トイレとか風呂とか気ますぎるだろ警察二人組。…と思いましたね! 合法的に自然に少女ロールを成人男子探索者に強制できるU,或いは神シナリオだなって思いました。
   まあそれはさておき。朝起きたらお父さんがすげえ無害そうで安心したような「これはおじさんが何企んでても頼ることを想定されていないやつ…」となりましたね。これ詳しいこと知ってたのはお母さんなんだなー、お父さんは何も知らないんだろうなあ!と日記見てなりましたね…。何も知らないというか、Uが嫌いなら今の自体を引き起こした人ではないんだろーなー、と。反対しようとして後手に回ちゃったのかなぁ、という印象でした。あってたような、あっていなかったような。とりあえずカレー作ってくれる姿にあたたかい気持ちには…なったよ。
 でも研究所が思ったより広く「あ、これ、かぎ拾ってきただけじゃ終わらないんだな」ってなりました。マップ、超詳しいな。って。その割に鍵があっさり手に入ったってことは何かあるな、って…。…思ってはいたけど色々脇が甘かった! 油断はしていなかったけど甘かった!
 そして研究員はマトモなのかマトモじゃないのかとても微妙な気持ちになりましたね…。何あの好物。怖い。ってなりました。いいひとそうだから怖い…神話生物の巣窟ってことがなかっただけましなんだろうけど怖いなあ…!となりましたね…、…思えば「奇妙な鉱物」ってミ=ゴのフラグがあそこにもあったちゃああったのか。直接ではないけど。暗示ではあったのかなぁ、と。まあ、研究所については色々と考えてはいましたが。あきらかに銀行強盗なヘルメットとおじさんが出てきたとき「ああ…」となりました。ああ…。所長をどうにかすればどうにかなる気がする。と! でもあそこで警察に電話って面白いって言うと変だけど、こう、力押しではない解決手段ですごくたのしいなあ、と思いました。思いつけなかったけど。でもアイデアは成功しましたからね! よかったよかった! ウランの情報とか出てきたとき「爆発エンドは嫌だな」って思いましたからね!
 しかし所長の研究室が真っ黒でびびりましたよ…。…いや、真黒なのはわかってたけど。「あれ?これもうなんかもうめっちゃ進んでるんだね?」みたいなあれになりましたよね…、…そして鍵がたくさんでてきて怖かった。とても…怖かった。そしてUが信用できない感じなのがカギの金庫からも出てきてなんか…なんか…「フウァちゃんかわいそう」ってなりましたね…。いや、なんかもうUに関しては信用するしないとかそういう存在じゃない気もしましたけどね! なんかただ「呼ばれてるだけ」というか! そこにいるだけみたいな! すごく不気味でしたね。
 不気味と言えば、ずっと上がっていく謎の数値もすごい怖かったです。これ上限いくつなんだろうな、って。でも技能成功でも上がってるからたぶん悪い数値ではないだろーなー、と一応信じてはいました。でも怖い。怖いものは怖いよ! 秘匿で増えていく数値、とても怖い!(誉め言葉)
 そして疑問残しながら体が戻るじゃないですか…。戻ったらめっちゃ自体進んでるじゃないですか…焦りました。いやあ、彼女の部屋に行っとくべきでしたね! あれが焦り。まあ、なんにしろどうにかなったのでよかった気がします。私は古見先生に頼るという発想がなかったので「なるほどなあ…」となりました。ペンダントとりあげればどうにかなるかなと思っていました。脳筋だった。ペンダント獲るのはどうにも無理そうとわかってからはもうどうにかして屋根をふさげばいいのは予想つきましたが。そうかあ…ってなりました。色んな事が。こう「やることが…やることがおおい!」(誉め言葉)みたいな。
 今思う帰しても我々手順はさほど間違っていなかった気がするんですよ…。推奨も拾っていた気がするんですよ…でも出目には勝てなかったよ。おもしろいっちゃあ面白いけど途中ですごい申し訳なくなりましたね…。ごめんKP初回しなのにこんな手のかかるPL達になってしまって。でもふってもふっても事態が悪化するんだ。もうだめだ。みたいな。…本当今回生き残れるのは七星さんくらいかな業を背負わせてしまう、申し訳ないな。とまで思いましたね! いやあ、生き残れて良かったよかった!
 そしてシナリオ読むとフウアちゃんは亡くなってもそれだけといえばそれだけなんですね。普通の前科者エンドなんですね…。…世界が滅んだりはしないのが逆に悲しい気がします。そして捨井先生、拳銃25だったんですね。回避30だったんですね。お、おかしいなあ!? 強敵だったけどなあ!? 笑いましたよ。ふふ。
 本当、ラスト戦闘は息継ぐ暇もない色々な展開で興奮しましたね…。楽しかった。すっごい楽しかった! 死んだと思いましたけど! 元の体に戻るのも「あ…ターン数というかフウアちゃんボロボロすぎて代わりにお父さんが死んだりするのかな…」と心が弱くなったりもしたので。本当に生きて帰れてよかった。お父さんも一緒に生きて帰れてよかった!
 改めて、複雑で楽しいシナリオ回してくれたKPと、熱くも愉快なロールだった参加者に感謝を。また何かしらでご一緒できたらうれしいです。あとその時はせめて100Fは一回だとうれしいです(震え声)
 2020/02/16  目次
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