「地下アイドルと狂信者」の結末は(ネタバレ)/

 ネタバレしかないプレイ日記。いやあ、充実していた…
 でも今でも解せないんです…一か月以上一緒にセッションしたのに…! キャラ同士、仲悪かったな、って…仲悪いいうか、単独行動好きだったな、って…KP困ってなかったかな、って…!
 …でも最後にはすごく団結していた気もするなあよかったよかった。そんな気持ちでも、あります。なんにせよありがとうございます、KP.…武器の大盤振る舞いも含めて!




篠塚 巴さん(ふぁい様)

 お世話になりました。いろんな意味で。ともちゃんマジ姉御。しかしラストであんなことが起こるなんて。PLは萌えるけどキャラが泣いてる。良い…ツンデレでしたね。あ、でも親友にはデレが多く。実に甘えさせていただいた気がします。だからこそ不定が割とひどい有様だった気がしなくもないけれど。
 しかし星の精に好かれていたなあ。そうか。全体通して危ない人に好かれていたのか。でもそんな星の精にとどめを刺したのも彼女でしたね。かっこよかったです。彫刻家ってすごい。っていうかダイス目すごいあらぶり放題だったなあ!
 実は序盤ファースト星の精の野郎戦の前。痴漢を蹴ろうとしたところ、ちょっとびっくりしたし、うっかり恋にも落ちました。この美人思ったより荒々しいな。APP成功(?)してなんか変なのに迫られるし。「あ。これお互い守ってあげなきゃ思ってる…!」と、そんな気持ちになったのが懐かしいですね。今思えばあのくらい変なのじゃなかったね。ふふ。

 あと二神さんちの潜入捜査(?)らへん、すごかったですね。振り回されっぷりが。無茶ぶりに翻弄される姿可愛く。ああ私のキャラいってたら邪魔しなきゃいけなくなる。眺めている立場で良かった☆頑張って、親友!って思っていました。…というか彼女、全般的にふりまさされがちでしたね。苦労人でしたね。あんなに気は強いのに。
 そして魔の魔術書。「なんでSAN低めの人のところにいってしまうんだ魔術書ぉ! 私がSTRとDEX捨ててもINTとPOW高めの連れてきたのなんのたっめだと!」と内心修羅場でした。いやどうでもいいんだけど。いいんだけど。魔術書読んでからの諸々すごかったですね。カオスでしたね。よってたかって奪われそうになる魔導書。いい感じにすばしっこい兆夜さん。本性がやばかったころの三鷹さん。ダイス目に呪われてた井野さん。うなる巴さんのDEX。80の説得ふってくる、庇護対象。過保護な彼女にきゅんときたので読まない方がおいしいんじゃないかとも思いましたが。私は…もう…本当もう全身タイツ狂信者が最終決戦でたんまりでてくることが怖くて…!巴さんの好意を無下にして申し訳ありませんでした…。

 最後に、最終決戦。煽る巴さん好きでしたよ。すごく、姉御ロールです。すごく…なんかツンデレ系ライバルサポートキャラみたいだな、完璧だな。という。でもその人に喧嘩売り返すのはどうかな。って思ったら大変なことになり。PLは大爆笑でしたよ。まひるちゃんにはあんなに理路整然と気が強かったのにこっちには困ってるのがかわいいな、みたいな…。
 全体的にダイス目がドラマチックだったなあ。あと被害がいきがちだったなあ。やばいのホイホイだったなあ、という印象です。サトカさんはともちゃん大好きですよ。愛してますよ、親愛的な意味で。これからも一緒にいてあげてください。ぶり返す不定でガラ悪くなっているけど。

朱雀野 蓮さん(ゆーな様)

 有能な人だったなあ、色んな方向に。ひき逃げからのNPC虐殺事件の時とか、ダイス目さえわたっていましたが。すごい荒事特化でしたね…後アクセル踏んでくれた件ありがとうございました、かっこよかったです。必殺仕事人ロール。あのまま舎弟とか怯えきるイエスマンになった方がスムーズだったと反省していますが。二神さん説得のために善人でいたかったので…なんか、つい。あんな感じに。そして「lそれはこの娘か?」とか素敵にあおってくれるから。あんなことにまで。やっぱり舎弟にはなれなかった。

 でも序盤は有能いうより愉快な人だった印象がありますね。なにげに洗脳されていましたものね、歌で。キャラシすごい物騒な割にコンサートを満喫する姿がうっかりかわいいな、とか思いました。APPロールで忍ちゃんに信用されて得だな、とか。探偵組になんか仁科さんとの密会でスナイパー頼まれても受けてくれるし。商店街ではおっちゃんに難か勘違いを受けて写真撮られたりするなんて楽しい絡まれ方してるし。イケメン満喫してるな、みたいな。…うん。PLは彼と仲良くしたかったですよ。本当に。しかし思わず「怖っ」って反応をしてしまい。なんか気づくとあんなんになっていたけれど。…本当無駄にケンケンしてしまい申し訳なかったな。KP困るよなあ、的な意味で。だってダイス目が仕事してすごい怖かったし…!とも思います。続いてほしかった。あのダイス目。
 全般的に変に律儀でロールこみですげー有能なサポートキャラでしたね…一歩引いてみてくれる人がいるの、シティというかNPC大量にいる系では本当ありがたい。PLはまっとうな人だから頼りやすいし。
 100ファン3連続戦の時、しんがり勤める姿好きでしたよ…。あ…一人青年誌の世界に生きてる…みたいな。助けてもらいときめきましたよ、PLは。というかPLはあそこでファンブル続くなんて誰も思わないでしょう…!
 あの後復活された件がPLは普通にうれしいし。キャラもなんだかんだですごい嬉しいんじゃないですか。会ったらSANチェックはいるけど。いつかSANチェックはいるの楽しみにしています。1/1d41くらいがいい。

井野 魂魄さん(TOOK様)

 意見が基本的にまっとうなので、喋ると場が落ち着き。ダイスがなんか…なんかあれだから、ダイス振るとなんか面白くなってしまう。そんなイメージでした。なんだろう。主人公言うか、主人公を見守る人のような方だった…なんか本当和んだ。あと後輩に話しかけてる時とか、声が…うまくいえないんですが、先輩みがあって好きです。
 バーでミルクを飲む姿がやばい。スペック高いのにむやみに可愛い。なにこの和み生物。そんな第一印象でした。忍ちゃんと初めて会った時のロールすごい好きです。お嬢さんの力になろう、みたいな。すごいかっこよかった。ので。仲良くしたいとも思っていたんですが。なんか、気づいたらああなって申し訳なかったな。なんでだろうな。お二人が真面目に探偵してるシーンいつも一緒にいれなかったしな。

 報告にしろ交渉にしろ腹芸がなくとも、なんかむしろ誠実でこれはこれでくそかっこいいよなぁ。相手に二心なきゃ別信じてくれてもいいようなもんだよ…!と思って聞いていました。かっこいいと同時に後輩の指示まるまる聞いてしまう姿、大層愛らしくもありましたが。「そうか」と色々流される彼が好き。でも交渉事では頼ってても携帯ぽんとくれたり、刑務所での聞き取りで外で待機してたり、なんというかこう、フォロー力も普通に強いんだよなぁ、ガチ誠実なんだよなあ。なんか困った顔が似合うなあ、イメージだけど! みたいな気持ちでみていました。
 いつでも真面目で探偵へのこだわりがぱなかったですよね、井野さん。たぶん一番真面目に探索していた人だよなあ。マメに色々と調べてたし。でもダイスが彼を裏切る…なぜだ、みたいな。なんというか、愉快なダイス目でしたね…それでもきっちり生き残ったあたり、井野さん実はすごく運がよくないだろうか。星の精にやられそうになった時もどうにかなったし。なにげにあんまり攻撃いってないし。日頃の行いがいいからですかね。でも魔術書読む読まないの時、一人なんかお腹痛くなる姿和みましたよ…帰ってくるなり変なの渡されても読むし、なんというか、最高。ロマンに生きてる、みたいな。なにげにすごい自分を曲げないな。この人、みたいな。

 あとラスト。あの状況でのんびりできないものとか言ったり、向上心を褒める井野さん超好き。癒し系かっこよさ。ああ…オーラが…なんかうさぶれたバーと渋いマスターが見える…ハードボイルだ…。彼女の努力認めつつちょい許せないは最高でしたね…あそこで遮って本当にすみませんでした。ちょっとアレこれ物的証拠あれば諦めるの…?と魔が差してしまって…
 決戦後、3人のシーンに涙ぐむ姿がやっぱりうっかりかわいい。後輩には拳ふってたけど。何か失敗していたけど。そしてジャーナリストからもらった金をちゃんと覚えているのも好きですよ…。そういえば彼のあれも依頼でしたね。依頼のことは忘れないね。やっぱり最後まで誠実だった。後輩に思いだしたかのように先輩の権力使ってたけど。「所長に話してやめさせるぞ」って。あれちょっと愉快な気持ちになりました。時任の野郎に…会ってほしかった。そして殴ってほしかった。
 あの後誰にも言わず吐き出さず業背負っていそうですが、強くこだわり強く生き抜いてほしいものです…なんか井野さんシナリオ不穏な感じだったけど。まじで強く生きて適度に困った顔していてほしい。PLは彼が本当ときめき案件なので…! キャラも井野さんのことはぼちぼち好きですよ。頼りにもしていますよ。口が無神経だけど。

兆夜 梅太郎さん(ゆづき様)

 第一印象は「あ。いい感じに軽い探偵さんだ」技能値をよくよく見た後「麻縄なんでカンストしてるの…!?」みたいな。あとお名前がおいしそうとずっと思ってました。井野先輩とのやり取りがともかく可愛く。忍ちゃん事件解決後デートに誘う姿もPLはめっちゃ好きでした。可愛くて和む。デートしてほしかった。それを尾行して騒ぎたかった。
 全体的に、一線おいて静かに賢い、というよりは賢明、というか。きゃんきゃん言ってるの二人にさぞ頭痛かろうとか、いい感じにNPCと距離とっているなあ。これはこれで超かっこいい…と思っていました。うん。序盤は正直、ちょっと困る姿が楽しく軽い!と怒ってたりしました。終盤は協力したかったんですが。もっと静かになりたかったんですが。大体魔術書の所為だと思います。ご苦労かけました…

 なんとなく抜け目ない感じだし、色んな情報をゲットしてくる様子は割とできる探偵。あと話し方が純粋に「インテリ系チャラ男」っぽくて好き。かっこよさがちらちらしても、クールっぽくても、ヒーローではない、みたいな感じがすごい好きでした…ハンカチの下りとか。このまま口説いてくれないだろうか。いや、いいお友達的な意味で…! かっこよくなりきれないのが却ってかっこいい、というか。すごく、応援したい。恋路とかじゃなく。彼の人生を応援したい…! あそこで困ってる彼が大好きです。
 それにしても、なにげにきつい思いばかりしていましたよね…。携帯は壊れるしね。携帯壊れた時の反応可愛かったね。色々受難の人だから主人公みがあるんだろうか。朱雀野さん見送ったり、一人で先輩とついでに仁科さん守るはめになったり。あの時の兆夜さんはやばかった。そして麻縄は万能技能だった。かっこいいなぁ、と思ったけど絵面を想像すると割とひどかったのかもしれない。そこも好きです! っていうかことあるごとに麻縄な彼も好きですよ。二神さんまで縛るのうっかり受けましたしね! …思えばあのまま縛って拉致してしまえばよかったのかなあ。その場合どういう感じになったんでしょうね…
 あと辛いといえば、呪文要員になったり、最後の二神さんとからみがあったり。「裏切らないでくださいね」は最高ですね。あいつ裏切ったけど。裏切りやがったけど! 立ち振る舞い軽いのに律儀いうか頼まれたことこなす彼が好きです。あとマスクで隠しながら呪文唱える、からのくたばれ化け物は普通にかっこよかった。やっぱり主人公っぽいというより主人公だったのかもしれない。あの後何気に色んな変化がありそうだし…

 そんな賢明っぽかったり、なにげに闇が深そうだったりする彼が井野さんにはフツーに裏表なく懐いてるいうか慕っているのがすごい好きです。いつかミルクおごってもらえるといいね…
 最後の説得ずっと井野さん立ててたから言えることだよなー。確かに人任せにしようとしていたよねー。結局人任せにはできていなかったけど、ずっとそういうスタンスではいたもんなあ…わー設定に忠実で綺麗なロールだーと思っていました。つらぬいていたから言えることだよなぁ、みたいな。あとあそこで「何言ってるんですか先輩」が出てくるのすごい好きです。本当慕っているんだね、井野さんを。みたいな…!
 そしてラストのラスト、二神さんのメールぶん投げるのすごい好きです。あ…軽い人が激昂した…王道だけどあれはいいものです…いや。あの二人が自殺したの自体は悲しいんですが。あれは、いいものです…。
 なんかそこはかとなく幸薄さがぱないから幸せになってほしいです…井野さんと仲良く猫追い続けていてほしい…たまに犬でもいい…たまにワニとかヘビとか頼まれて困ったりもしてほしい…。なんか食料差し入れに行って感謝とかもされたい…! キャラも彼のことはまあ…普通に嫌いではないと思いますよ…というかもうそれどころじゃないので愚痴りにくるんじゃないですか。おすすめのお菓子とか持って。ただただ愚痴りにくる。誰のこととは、言うまい。

三鷹 棗さん(ゆーな様)

 キャラシ見てやばい人だと思ったし。実際やばい人なのに。なんで最後ああなったの?PLは大爆笑だし普通に萌えるし応援しています。ロールに説得力がないけれど。あの色々とドライだし余計なこと言わないのに恋愛に暴走気味なあたり、本当おいしいやつでしたね…一緒にいた時間の割に…!

 しかし彼もまたなにげにダイス芸芸人だった気がするんですが。なぜ。魔術書を読んだにしてもなぜ不定にはいるのか…!しかもおいしく食べようとするのか! 面白かったけど。面白かったけど!
 あの不定楽しかったですね。攻撃力より面白さを取るのは仕方ないですよね。…いやだって。本当に。発狂すると面白いことしたくなるのは人の性ですからね…あの状況での二神さんとのやりとり、好きでしたよ…マイペースだな、この人、みたいな。
 マイペースいえば、狂気の症状のお蔭とは言え、最終戦のアレにまったくかかわってこないの好きです。うん、彼にはまひるさんの事情まったく関係ないもんね。聞こえても関係なかったかもな。そのドライさが、好き。

 あと三鷹さんといえばあれですよね。魔術書攻防戦。兆夜さんが割とかわいそうな攻防戦。なぜ。なぜそこまで物騒になっていくんだ。つっかりたくない。そんな暇ないのに。つっかかりたくないのに。つっかかるしかないよクソ!楽しい! いや楽しんでいる場合なんだろうか! ダメだ、楽しい!みたいな。あの立ち絵変わるシーン好きですよ。ああ確かに駄々っ子だ…おもりが必要でしたね。あの時の二人には…
 …なんてことを言っていたのに。数時間後の彼になにがあったのか。なんであのシーンでプロポーズするんだよ! おちょっと前までおもりとかいってたじゃん! 親友組をこう子ども扱いというか駄々っ子扱いしてたじゃん! でも巴さんは良いツンデレだからなあ仕方ない。最高だなこの人!そのまま送っても良かったんですがなんかつい…つい…魂の底から出てきて…「オイこら三鷹」って…不定の狂気だからー。しかたないんやー
 でも可愛かったですね。あの恋する三鷹君。空気読んではいなかったけどね。恋する三鷹君。あれも不定の狂気かなあ。いや。一生分の狂気かな。「ちゃらいのか。なら結婚だ」は最高過ぎると思う。彼の恋路に幸あれ。
   PLは彼が好きです。応援しています。うん、色々と。PLは。キャラは? うん。その。あの。…三鷹さんが足洗ういったらむしろ好意的だよ。そちらの方が危ないということに気づかないフリして、超好意的になるよ! あといざくっついたら潔く諦めますよ!

NPC色々
安藤忍ちゃん

 可愛かったしいたいけだったの一言につきるので正直辛い。いや本当辛い。生きてほしかったなぁ…
 魔術書の件で。言訳を。するのなら。これが5時間くらいのセッションだったら。彼女を戦力に数えて呪文教えましょうよー。って提案できた自信があるんです。口とMPがあれば呪文唱えられるよね。みたいな。彼女をシステムとして見れてた…
 でもさー。長々とすごく良い子なところを見ちゃってたからさ…情移っていたからさ…思いつめると一人で抜け出して行動するところとかもみちゃってたからさ…もう辛いことはさせたくなかったし見せたくなかったし余計な神話的事実に触れてなんかやばいことに手をだしそうなのも怖かった。ていうか感情的に、魔導書と接触させたくなかった…もう何も頑張らせたくなかったんだ…
 一緒に頑張ろう的な気持ちになれていたらとものすごく後悔しています…だって可愛かったんだ…願い叶える神格と接触する呪文なんて覚えちゃったらそれ使ってたぶん死ぬであろう親友蘇らせてしまいそうと、とても怖かった…。ハンカチの件でなまじ説得してもダメな時はダメかぁ、って思っただけに。…思えば私は他のNPCとは違う方向に彼女のこと全然信用していなかったですね。それこそ説得ロール試みるなら彼女がやばいことしそうになった時にすればよかったねえ…友達だからやばいことに手を出しても止めれるってーって思えていたら一緒に魔術書読んだかもしれないなあ…! っていうか他の方は読ませる気あったのかなあ。最後の魔術書読みまくりの時、「時間経過でイベント進みそうで怖い」とか言ってしまった気がするんで急かしちゃってたら申し訳なかったな…

 きちんときいて確かめたわけじゃないんですけど。序盤で「そういう素朴(地味だっけか)な感じも私好きだよ?」とか中崎さんに言ってたじゃないですか。「良い子だねえ」としか思わなかったんですけど。まひるさんの写真出てきたとき割とトリハダものにおおーと思いました。あの時から覚えていたのかなあ。ちょっと地味めな親友が大好きだったこと。と。
 技能は下手したら探索者よりシナリオ内容に沿っているレベルのたくましさでしたがそれでもやっぱりなんか守ってあげたかったな。繰り返しになるけど、一人で勝手に頑張ってしまいでさ…うん…お買い物ロールとか商店街当たりでの友達でいようねロール楽しかったよ…。すべて罠だろうなと思っていたけどなPLは…!後でショック受けさせるためだろ!?
 本当にかわいくていい子でしたが。両親殺されてる身の上でまひるさんと話したいとか言いだした時は「あ…これいい人すぎて一緒にいるとみじめになる感じだ…主人公体質だ…アイドルだ…」とまだ見ぬまひるさんがこっそりと不憫になってもいました。これは追い詰められる。一緒にいるとコンプレックス刺激される。悪いのに一押しされたら闇落ちる。って…。

 二神さんのメール後、私がろくに言葉かけなかったのはあれです。純粋に何言っていいのか分かんなかった。なんか何言っても(PLが)しんどいし。もうこの茶番に乗ってしまうか…不定の狂気満喫していました。オイ面貸せ三鷹さんぇ。楽しかった。…まああのエンド読めてなかったので油断もありましたが。色々と魅力的だしなにかと前向きなところを見てきただけに、最後の不特定多数の悪意にぞっときて。シナリオとしては最高だと思います。悲しいけど。悲しいけど。悲しいけど。

 

仁科さん

 なんだこの都合のいい情報と金をくれるNPC…!敵の刺客…?いや…KPの温情…?どちらだ! とまず疑うことから始まっていました。ははは。悪いPLで申し訳ない。
 でもまあ、なんとなく芸能プロダクションよりではないかなぁ、と思っていたので。まあ彼は…そこまで疑っていなかったかなぁ。どうやら武器を携帯していること教えてもらってからはむしろ安心しましたね…「ああ忍ちゃんのゴシップ狙いではない」「むしろ黒幕殺すだけならキャラとしてはともかくPLとしては悪くないNPCといえなくもない」「ていうか親友の思いで動いているならコイツもまた探索者だなあ」…みたいな。
 特に思い入れはないけど割と大好きですよ、その行動原理。元気になってほしいね。…元気になってあれは偽物だったとか記事書いてよぉ! 忍ちゃんかばう記事書いてよ! まあ焼石に水だろうけど!
 …この人にはどこかでまたお会いしたいな。

二神さん

 今まで信用したい気持ちになったNPCにたくさん裏切られてきたんだ…「あ…このNPCかわいそう…せめてこのNPCくらいは味方であってほしい…」って理由で信用したNPCに! 煮え湯どころか煮えたぎった銅を飲まされてきたんだ…。忍ちゃんの家侵入前までは「黒幕が人外にしろ人にしろなんか黒幕狂信者(そんなもんいなかったけど)にいいように使われている気がするんだよなぁ。偽望月さんからすごく道化臭するんだよなあ。この人くらいは恋人の心配していてほしいな…いい人っぽいし…」って思っていたんですが。思えば思うほど、そういうのに裏切られた記憶がよみがえり…だからどうしても証拠がないと信用できなくて…いい人であればあるほど信用できなくて…ご迷惑をおかけした気がします…。
 なので記憶いじられてるっぽいリアクションで即信用しました。やったぜ!こいつは無力!哀れな探索者!まともな人を確保した!って浮かれました。…だからこそますます時任怪しいなあと思ったけどそれはおいておこう。

 いい人でしたよね。この人。ものすごく。でも勝手な人だったよ。なに凶悪犯勝手に楽にしてんの。…最後この二人で楽になった方が救いあるなと思ったけど!思ったけど実際にやるなよ何考えてるの! 兆夜さんの信用裏切りやがって…!こういう人大好きです!(情緒不安定な感想)
 縄で縛られても変な女に絡まれても怖いのに追われても協力的なあたりもいい人オブいい人だったと思います。思ってはいたんだよ。あと勝負下着で照れるところちょっと可愛かったね。そんな場合じゃなかったけどね。
 この人はさ…善玉ならこの後辛い目にあうだろう忍ちゃん支えてくれそうだし黒幕に対する説得技能試みる時ボーナスはいるかもしれないからな。くらいの下心バリバリの気持ちで確保していたんですけどね…まひるさんの家のシーンでさ…お姉さんのくだりでさ…まんまと情が移りました。うん。なんかこの人「思うように…やらせてあげたいな…」ってなってしまったな…武器提供するの忘れてたけど…いやあれは本当…純粋に忘れてた。うっかりうっかり。彼の精神分析は精神分析持たないズへの温情だったのか。それとも元からだったのか。なんにしろ大変助かったのは確かです。ありがとうありがとう。
 最後はまあああなるだろうと思っちゃあいましたが。やっぱりなられるとショックだし。でも最後のメールでほろりとはくるし。…まひるさんにとっては救いだろうなそちらの方が。と思ってしまったし。…彼に対しては特に後悔はないです。切ないけど。切なくて好き。

まひるさん

 忍ちゃん家行くまで、偽望月は神話生物だと思っていたんですよ。黒幕狂信者が作りだしたなにかしらの神話生物。黒幕狂信者が信仰してる神様呼び出すために作った、道化的な道具的なあれだと思っていました。…なぜと聞かれるとタイトルメタ読みと。なんか、なんとなく。本当になんとなく。よくわからないけど偽望月がさほど脅威には見えなかったんです。怖いのは曲だろ、みたいな…歌うのは誰でもいいんだろ、みたいな…?なんとなくの感じだからうまく言えないダメなテストプレイヤーです…
 写真とパソコン出てきたとき、すぐ成り代わりだなあ。って思いましたが。それでもまだ彼女が真の意味での黒幕だと思えなかったなあ。あの時は「たぶん忍ちゃんの大事な人だしなあ。たぶらかされてんじゃないかなあ。真の黒幕に」と思っていました。そしてこの時は思っていました。「まあ理由はどうでもいいけど無力化して死なせずにすませたいもんだなあ。証拠隠滅のあれやこれやの魔術、死んだらとけるだろうし。忍ちゃんが気を病む展開は避けたいしねえ」と。
 本当実際忍ちゃんと話すシーン見るまで、欠片も同情してなかったし。NPCとして情も映っていなかったんですよ。でもなぁ。忍ちゃんと話すシーンでさ…成り代わった理由があんまりにつまらなくて…当たり前で…ただの女の子で…。も、もっと夢がかなってテンションあがって狂信者になり果ててるかと思ったら…案外受け答えまともで…。もっと話通じないかと思っていたんですが…勝手なだけで…やりたいこともコンプレックスも普通で…。
 でも仲良くしてたんだよなー。これ道踏み外したきっかけあるわあ。と探り入れようと思ったら探り入れる前に「ある人に良い意見しか信じないの?」とか言われたとかいうじゃん? 口調が女じゃん? 死ね時任やっぱりてめぇ余計なことしてるじゃねえか!とPLは思ってた。
 この子の自室にオカルト趣味っぽいものが何もなかったんで。魔導書どっかで拾ったか誰かにもらったかだなとは思っていたんです…。私このシナリオの狂信者、望月照子のファンじゃなくて、黒幕だと思っていたので…ずっと「イドラを召還するのが目的な狂信者」を探していました…この子それに利用されたのかあ、と切なくみてた…だがそんなものはいなかった…ニャルの悪意と人の無責任な好奇心こそが敵だった…!高難易度の意味を知ったわ…!
 最後も同情の余地ないんですけどね。同情の余地ないからかわいそうでさ。やりすぎだよな。誰も味方になってくれないよなあ。ここで死んだ方が幸せそうだなあ。外に行くと仁科さんが殺しにきそうだしなあ…。と。その。話したことですっかり情が移っていたので。話さなきゃ良かったな。と思っています今は。ロールは楽しかったけど。楽しかったからこそ。この子の最後が結構キツイいうか、心が動いてしまい。…もうこれ以上辛いことないだろ。と油断というか、心が折れてしまったなあ…。
 本当にどうしよもなくて、当たり前で、でもきっと一生懸命で。好きですよ。彼女。とても。二神さんとセットで…。

時任さん

 最初に「え…この人死人が出てるのにまだ探偵だすの…こわ…シロにしろクロにしろこわ…」ってすごいひいていたので。探索者なんて死んだら補充すればいいと思っているんだぁ、みたいな…ずっと疑っていました。
 お前どれだけCoCの依頼人に恨みがあるんだという話ですが。違うんだ。私がトラウマがあるのは「いかにも善人な位置に潜むクソ野郎」なんだ。今まで信用したい気持ちになる以下仁科さんの欄参照。あんな曲作った仁科さんか、あんな曲聞いたことあるだろうに無事っぽい時任さん。どちらかはクソ野郎だと、そういう風にしか思えなかっただけなんだ…! …序盤はこの人歌で洗脳済みなのかな、って、なんにしろ疑っていました。
 本格的に「こいつなにかあるなあ」と思ったのは二神さんをキチンと信用した後だったなあ。二神さんの友達だからって信用できないだろ!忍ちゃんの親友があれだぞ!っていう。
 繰り返しになるけど私このシナリオ「地下アイドル(忍ちゃん)と狂信者(黒幕)」だと思っていたので。狂信者=ファン。に最後の解説まで気づいていなかったので…狂信者がいるとしたらこいつだな、と思っていました。この人と電話つながるかどうか気にしてたのも最後の最後でなんかちょっかい出されそうで怖かったからですよ…
 というか芸能プロダクション全般、何人か狂信者だと思ってた。だから最後ももみ消してくると思ってた。時任さんがいなくとも。
 いやなんでそんなにオネェを疑うの? 言われたら「証拠がないからだ!」としか言えませんね…。記憶曇らされたそぶりあったら疑えなかったな…ふふ…むしろオネエなのが発覚した時「オネエ=狂信者の顔」なんじゃないかと。その。疑いました。爆笑もしたけど。私の性格が疑心暗鬼に陥りやすいだけだと思います。シナリオに非はないと思います…。うん、でもオネェロールは和んだし最高でした…

 私、最後警戒していたバッドエンドが「なんか時任の野郎に親友のためにコレ歌って☆とか言われた忍ちゃんが神格召喚しちゃう」だったんですよ。時任黒幕とはラスト確信してたんでむしろ姿消された時は余計なちょっかい出されないで安心かなあ…?と思っていました。気味は悪かったんですが。まだ何かできないかと考えはしたんですが。思い付かなくてなあ。二神さんの遺言あるから、間違ってもまひるさんの遺した曲とか歌わないだろうし…とも思っていたしなあ…
 まあ真のバッドエンドというか、ノーマルエンドでしたけど不幸なあれはそんなんじゃなかったですね。シティシナリオの神髄を見た気がします。そうだよ。不特定多数はとても怖い。ある条件なら神格より怖い…と。ぞくぞくしました。忍ちゃんのことは泣くほど悲しいんですがね。
 呪文が解けるとは思っていたけど。その、まひるさんがファンと接触とった時望月姿だった認識がスポーンと抜けてた。全身タイツで接触はかったんだと思ってた。「黒い女に言われた」とか言っている仁科さんの親友がいたからさあ…。違うよなあれ記憶が曇ってたからだ…!本当とんでもなかったよ。
 忍ちゃんこの後厄介なことになりそうではあるなー。でも原因が神話的なあれだから真相闇に沈みそうだし事務所がもみけしそうだしー。と甘く見ていたよ…。まあ気づけても私には呪文覚えさせる発想には至れなかったでしょうが…! ちらっと「危ないから彼女を高跳びさせてほしい」とか三鷹さんに頼もうかと思いはしましたが。……彼女にまだ見落とした厄ネタ会った時、それを頼んだ人に巻き込みロストの危機があるな。とpl判断で言っていませんでした。あの様子じゃただの高跳びじゃダメだったでしょうねえ…
 時任がニャル様だとは思っていませんでした。あくまで人間な狂信者だと思っていたし。うん、あんだけ疑っといてそれを考えなかったのはあれですよ。でかい神格一人みたから油断していました。まだ大物いたのか。そうかもみ消したの事務所つーよりニャル様かあ。ニャル様の目的のためかあ。そりゃあ全部ばれるわあ…。むしろあることないことふやされても不思議じゃないね…。本当、ものすごく悔しいし忍ちゃんの件が悲しいのですが。それはそれとしてシナリオとしてはすごく好きです、あのラスト…でも辛い…。そういうことって…よくあるよね…?

シナリオ関係

 とりあえずKPのNPC演じ分けすげえな。全部声色違う。…そういうことされるとNPCに情移って判断ミスるんだよなあ、私。気を強くもと。…って思っていたんですが。なんか、気づいたら移ってたね。強く持っていなかったね。気。
 忍ちゃんロールいうか、忍ちゃんの記憶戻っていくのがすごくわくわくしました。ちらちらと序盤から見える「この子どう考えてもアイドル」でも出てこない核心。事件が進む度「巻き込んでごめんね」的なこと言われて痛む心。気になる先。…ゆっくり考えさせてくれない、星の精。
 そう。星の精。星の精貴様だあ!
 血を吸って見えるようになると聞いた時そういえばそういう神話生物いた気がするなあ、色をつけるためのペイントボールとか持っておいた方がいいかなあ。とか思ったりもしましたが。どうせ誰か血を吸われるんだしかも私の手順は遅い。そんなことをするよりかは大きなこん棒。大きなこん棒一択だな…と思っていたあの頃が懐かしいです。ふふっ。具体的にいうと朱雀野さんロスト前まではそのくらいの悠長さでした。あの時ね…ガチで慢心だったんですよ…あのDEXの高さと回避の高さでもしものことないだろ、と。一人でも逃げれるだろうと。本当にガチの慢心でした。だから思ったんです。「固定値。固定値重ねていこうな」って…一人じゃStr対抗負けるからみんなで行動しようと…そう思ったのにあれからも仲悪かったですね。キャラ達。なんでだろう。不思議だね。色々と不思議だね。でもあの100F3連続はある意味すごいTRPGを満喫した気もします。楽しくはありました。悔しくもあるけど。本当悔しくもあるけど。
 そんな愛憎入り混じる気持ちになる星の精ですが、戦闘そのものは楽しかったです。2枚目提出有なんだから難易度もすごい妥当だと思いますし。というかあんだけ武器を大盤振る舞いしてくれたらむしろ温情がある戦闘でしたね…。あの序盤の武器たくさんの時、私は思いました。「持ってくる探索者ミスったな」って…でもなんか生き残ったんだからなんだかんだで運のいい探索者達だったのかもしれませんね…。ふふ。はは。あはは。
 運といえば、ラスト近辺はなんだかんだでダイスを味方にしていた気がします。三鷹さんが不定入って星の精にロスト無しで勝てると思っていなかったなぁ。呪文ももっとかかると覚悟していたから、良い意味でびっくりしました…
 最後の最後でようやくみんなで力を合わせて呪文唱えるの好きです。燃えるよね、呪文唱えるの。MPみんなで捧げるの。ダメだったら全滅のギリギリ感がたまりません。なんか偽望月が神格呼びたそうなあたりからずっと撤退戦を期待していたので、すごいテンションあがりました…!

 戦闘といえば、あの一日目のファンの人達がやってきたとき、普通にひやっとしました。脅威は星の精だと思っていましたしねえ。楽しかったです。ひやっともしましたが。あれ入ってきたらあの面子で勝てたんですがね。2対3ならどうにかなったかな。でもHPあんまりないのばかりだったからロストがでそう。…生き残れてよかった! そういえばあの時はファンの人達ファンブルっていましたね。不幸な奴等だ。星の精はファンぶらないのに。くそ。そっちにほしかったファンブルぅ…!

 そして、戦闘に関しては例の二神さんちの決戦ー本当の地獄はここからだーですが、あれもかなり温情だしていただいていましたね…なんかこうここでやっちまったら二神さんと没交渉になるんじゃないか、とか、説得持ちなのに二度と警察に情報収集できなくなってしまうな…と考えてしまいましたが。戦闘技能特化だったらこのまま朱雀野さんの舎弟になってもいいんだけどなあ。二神さん説得したいなあ、そのためには善玉ロール続けと期待しなーと無駄に考えてしまい…。思いきれなかった…! 確かにもみけしてくれるっていってたなあ…あと二神さん案外状況に流されてくれたね。ともかく怪しかったですがね、あの面子。しかも致命的に証拠がない。あまりに証拠がない。全部憶測思われてる時「だよねー。ないもん根拠! もう星の精にこいつの血ィ吸ってほしいな」とか思っていましたよ…
 二神さんつくづく不幸ですね。ちょっとびっくりするくらい不幸ですね。ありとあらゆる方向に。そしてあの二神さんちの残劇の時はあんなに「目撃者いたら指名手配かなぁ」とか町の人の目を気にしていたのに。なんでラストに大衆の目を気にできなかったかなあ、とやっぱりじわじわ後悔しますね…。

 うん、ラスト。そう、ラストです。私、ラストの結末シナリオとしてはものすごく好きです。悲しいけど悔しいけど。シナリオとしては好きなんだ…。
 あんだけ神話生物相手に色々やって、退散させることできたのに。大衆には勝てない。なにもできない。うわあってなりますね…無力感にぞくぞくします…普通に伏線見逃していただけなのでシナリオの理不尽感はないし…本当好きです。悔しいけど。忍ちゃん生きててほしかったけど。忍ちゃんが犯人絶対許さないとか言ってたらじゃあ一緒に戦おうぜ!と魔術書読んでって頼んだなあ…つれてってとかいうんだもん…あんまりにいい子なんだもん…守りたかった…! そんなことを個人的には思うけれども。それは個人の感想でありシナリオへの不満じゃないです。個人の趣味の話です。こういうこと書くとシナリオに不満があるみたいで嫌だからくどく繰り返しますが、シナリオは本当好きです。ただ本当に…守ってあげたい系でしたよ忍さんという話なんだ…。
 今まで色んなシナリオ遊んで楽しかったですが、ここまでモブにしてやられたと思われたのは初めてです…むしろモブなどいなかったな…意味のないキャラはいなかったよ…すごく、シティでした。

 戦闘のスケールがでかいのもNPCがいっぱいいるのもKPのPCがいっぱいいるのもすごい楽しかったです。またやりたい、この手のシナリオ。なんならやらせてもらえるなら別キャラでこの続編シナリオやりたい…!
 素敵なシナリオ書いてくれたKPと、個性で殴り合ってた(結果キャラはいまいち仲良いいのか悪いのか謎かった)参加者に感謝を。またなにかでご一緒したいです。
 2017/08/07
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