微エロorヤンデレor下ネタの短いネタがごたごたとあります。
とりあえず猟奇はありませんが。
そういうの嫌いな方はレッツバックプラウザです。
ちなみにジャンルは混合。時間軸も混合。










「ライドのウソツキ………」
「…も…と…」
「揉むと大きくなるって私に色々したのに! 全然おっきくなってませんでした!」
「……」
「なに笑ってるんですか!?」
「…ああ、うん、悪い」
「なあ、セレナ」
「…な、んですか」
「もみようが足りなかったんだと思うんだ。だからもう少し頑張ろう」
「…ライドのあほんだらあ!」
サロメ

 以前、なにかで読んだ。
 首が欲しいと請うた女が、それを抱いて口づけるお話。
 別に、何も思わないつもりでいたけれど。
 もしかしたら、少し、羨ましいかもしれない。
 そんなことを想いながら。
 かぷん、と戯れに噛みついてみた。
「……」
 噛みついた首の持ち主が硬直する。がっちがっちに。
「ぎゃあああああああああああああぁぁぁあああぁああああああああああ!?」
 けれど、静かなのは一瞬で、実に風情のない悲鳴を上げられた。
「お、おま。おま。おま。お前なにしてんの!?」
「んー。キス?」
「キス、じゃねえ! なななな、ん、で、そんな。ことに。なる」
 なおもなにかと喚く口がうるさいので、そっと塞いでみた。
 唇に押し付けた人さし指の先に感じるのは、熱い体温とほんの少しのしめっぽさ。
 ああ、この身体は生きている。これ以上なく、生きている。
「…ま、ち?」
 生きているから、こちらの変化に気付いて。ひどく気遣わしげな眼をしたりする。
「…俺はまたなにかしたか?」
「…ううん。なんでもないよ」
 にっこりと笑って、身を離してみる。
 離すつもりだったのに、ぐいと手をひかれた。
「お前がそーゆー顔する時は、なんでもなくねぇだろ」
 掴まれた手首から、じんわりと熱が伝わる。
 こちらを真っ直ぐに見つめる目は、ほんの少細められている。
 その表情の意味は、今、よく分からない。
 なんでもかんでも顔に出るけれど、肝心な時は、読めなくなる。
 ずるいなぁ。本当。
 誠実な態度で実直な言葉で、それでも心に私以外を住まわせて。
 それなのに、この上なく一途に思ってくれているのだと思えるように、こうして捕まえて。
「…メ―君」
「なんだ?」
「…欲しいものがあるって言ったら、くれる?」
「…欲しいもん?」
 掴まれ手首をそのままに、そっと身を寄せる。再度、首筋に唇を寄せる。
 このまま噛み切れる自信は、正直なところ、ある。
 気持ち的な問題でも、力の問題でも――――どちらでも、乗り越えてしまえる。
「…ものによるけど?」
 高いものは無理だぞ、なんて空気を読まないことを言う彼に、ふ、と苦笑が漏れる。否、それは。嘲笑だったのかもしれない。
 ああ、君は。そんな風に真っ当だから、人の考えてることにも気付かない。
「昔読んだ本で、首欲しいって言う人いるんだよ」
「…え?」
「首が欲しいって、いう人が、いたんだよね」
「…なんだ、賞金首か何か追ってたのか?」
「言うと思ったよ」
 実にらしい言葉に、にっこりと笑う。
 本当に、らしい。あっさりさっぱりだ。
 あっさりともさっぱりとも言えない情念を向けられかけていたのに、あっさりと。
 どんな想いをこめて見ていても、あっさりと笑って拒まれ続けたら、私だってそう言いだしていたかもしれない、のに。
 ねぇあなたはくれるかしら。そう願ったらくれるかしら。
 ああ、でも、あれは別に恋い焦がれた相手に首を捧げられたわけではない。徹底的に拒まれて、それでも他の男は意中にできたから。それに命じて、首を落とさせた。
「キスをするために首を欲しがって―――手に入れて」
 そうして滴る血を恋の味と嘯いた、確かそんな話だった。
 なら、その人は。
「…しあわせだったのかな、その人」
 がり、と首に歯を立てる。僅かに流れる血は、ひどく塩辛からい。
「……キスは、首だけじゃできないだろ」
 それなりに力をこめているのだから、痛くないわけがなかろうに。
 そんなことを気にしていないかのように、頭を撫ぜられた。
「触って、近づかなきゃ、意味、ないだろ」
 感じるのは、つむじに口づけられる感覚。
「近づくために、するんだからさ」
 答えぬままに口を放して、黙って抱きしめられてみる。
 近づいた場所から伝わる、確かな鼓動。規則正しい、生きている証。
「……そう、だね」
 そうだけどね。
 小さく呟いた声は、きっとくぐもって届いていない。
 とくん、とくん、と響く音に耳をすませる。
 例え冷ややかでも愛しいものの唇が欲しいと願う情念は、今なら少し分かってしまう。
 この音を止めて。滴る血を受け止めたなら。きっとひたすらに甘くて―――やっぱり、塩辛いのだろう。
 涙に交じって。涙のように。塩辛くて、耐えられなくて。
「…そうだよね」
 そうして1人泣いていても拭ってくれる手がないのなら、やはり首だけ持っていても、仕方ないのだろう。
 それが欲しいと思いながらも、無駄だと思える程度には、私は今日も正常だった。
 今日は、まだ。真っ当な彼と、同じだった。
 黙って顔を上げて、そっと目を閉じる。
 流れるのは、目を閉じていても分かる、躊躇いをたっぷりと含んだ沈黙。
 それでも―――そっと肩に回った手に力がこもったのは、分からないなりに近づいてくれようとしたのか。それとも、とりあえず要求にこたえてみただけなのか。
 …ああ、なんで。どっちでもいいって。いてくれればそれでいいって。思えないんだろう。

 暗く沈んだ心で触れ合った唇は、ひどく熱くて。口の中にほのかに残る血の味と混じり合い―――ひどく。ひどく、愛おしかった。




あとがき
何の前触れもなくサロメぱろ。似合いそうですね。サロメな磨智。踊り子いうより町娘だけどほら磨智だけに。
チャットでサロメな話したら降臨したコネタでした。






メー+(死体な)かなた。ある意味朱音さんの朝町文芸便乗。


 彼の主はよく死ぬ。戦闘系のくせに、てんで弱いのだ。
 そのたびに、彼は彼女を蘇生へ連れていく。たまに、復活の書を読むこともある。彼が読んでいても眠くらならない、珍しい本である。
 そして、今。
 出会ってから何度目か忘れてしまうような『死』を迎えた彼女を、彼はぎゅうと抱きしめる。ダンジョンで一人は、さみしかったからかもしれない。
 ああ、復活の書は切れてしまったから、ここを出ないと。
 そう思うのに、力が入らない。
 ただただ彼女を抱きしめる。そうすれば自分の熱を分けられるのではないかというように。
「…かなた」
 それでも、そんなことはできないと彼は知っている。
 彼女と自分はよく似た存在。けれど、違う存在。
 いっそ一つの存在ならよかったのだろうか、そうすれば、こんな不安を味合わずにすむのだろうか。
「かなた」
 抱きしめたまま囁く。それは、まるですがるように。
「…………………で」
 置いていかないで。
 俺を一人で残していなないで。
 かすれた声で、漏れるのは懇願じみた言葉。
「……かなた」
 おまえのいない世界を想像するのは、こんなにも怖いのに。
 それでも、彼女を抱きしめて感じるのは、凍える体温への不安と、それでもここにある安堵ばかりで。
 決して胸が高鳴ることはないのだ。
「かなた」
 きっと愛してる。
 いなければ生きていけないほどに。
 けれど愛してない。
 いつか別れる時を呼ぶほどに。

 ―――ああ。
 置いていかれることにおびえながら、俺はいつかおまえを置いて行くんだ。

 朝町文芸見てたら書きたくなった。メー+かなた。愛しているけど愛してないんだ、だってお前は似すぎているから。
   …ちなみに彼が抱きつかれて怯えも焦りもなくひたすらどきどきと落ち着かないのは磨智だけです。まあ、結局はバカップル。






ベムヒナ 下ネタ


 ケーキで余ってしまった生クリームを容器へ移し替える。
 うっかりと指についたそれをなめるていると、なぜか横でがたん、と音がした。

「…なにしてるんだ、お前?」
「…なんでもない。ちょっとすべった」
「…気をつけろよ?」
「………」
 緋那もね、と呟いた言葉の意味は、私にはよく分からなかった。



 色々想像しました。 BYベム。
 お約束?をやってみた。緋那はまったく他意なんてない。っていうか実際生クリームって結構手につくものだと思うんですが、ヘラとかでぬると。







メマチいちゃらぶ


「なに塗ってんだ?」
「ハチミツ」
「なんで?」
「リップクリーム変わりだよ。これなら舐めてもやな味しないし」
 防御力では随一を誇る地龍にリップクリームなんて必要なのかと一瞬考える。
 けれど、リップクリーム変わり。
 なら、おしゃれの一環なのかもしれない。
 その程度のことなら、彼も少しずつ察するようになってきた。
 そのままじっと指先を見つめる。
 艶めく指が、甘く香ったのは錯覚ではなく。
 気づけば、手が伸びていた。
「…甘いな」
 その指をぺろりとなめて、ぽつりと呟く。
 当たり前のようにそう呟く彼に、彼女はパクパクと口を開け閉めする。
 その顔を真っ赤に染める彼女。彼が己の行動に気づくまで、あと五秒ほど時を要した。

 エロいから隔離してるんじゃない。キャラが違うから隔離してるんだ!(笑)





メマチいちゃらぶ


 少女が小さく唇を尖らせて、瞳を閉じた。
 そして。
「ん」
「ん、って、おま、なんのマネだよ…」
「もー。女の子にこれ以上言わせるの?」
 言われるまでもなく分かっている。
 至近距離で見せつけられる唇は、妙に艶かしい。思いがけず白い瞼もまた同様だ。
 けれど、でも―――でも。
「磨智…その…!」
 その、なに?
 いつものようにそう言ってくれれば、彼もうやむやにすることができた。
 けれど、彼女はそうしない。
 ただただ黙って瞳を閉じる。
 その真剣さに、彼は一層焦れた心地を感じる。
 ―――どうしよう。
 真っ赤な顔で考え込む彼に彼女が焦れるのは、その30分後のことだった。


 作品名。メマチがいつまでもいすわってる理由。(要するに手を出せてない)まあ、できるだけかなたといたいのも彼の本心ですけどね?




遥智華 ヤンデレ…ってほどでもないけど。ピロートーク



「ねえ、惚れ薬ってあるじゃない」
 その唐突な言葉に智華は眉を顰めた。
 構わずに遥霞は続ける。
「あれってさ。要するに毒なんだって。
 要するに一種の吊り橋効果なのかな? 動悸の高鳴りを恋と錯覚するって奴」
 顔を見ずとも笑顔だと分かるその声に、智華は小さく溜息をつく。
 彼女は手に持ったマグカップを傾けて、コーヒーで喉を潤してから、呟く。
「そうして恋情を植えつけたところで、その後に死なれたら元も子もないでしょう」
「俺は合理的だとおもうけど?」
 冷めた呟きに、遥霞は笑う。楽しげに、朗らかに。
「だって、錯覚なんて長続きしないから。どうせ冷めて他人に戻られるくらいなら、殺してしまった方がいいじゃない」
 言い切って、自らもカップを傾ける。
 インスタントのコーヒーは、適当にいれた砂糖の甘さばかりが口に残る。智華のいれるコーヒーとは大違いだな、と思う。
「…で、こういう話しながら俺の出したコーヒ飲むって度胸あるよねえ」
 何か入れてるかもしれないのにねえ。
 彼の性格―――というより性癖を考えればあながち冗談とも言えない言葉に、智華は鼻を鳴らす。常に無表情の彼女にしては珍しい、感情の発露。
「こんなことでいちいち肝を冷やしていたらあなたの傍にはいれないでしょう」
 それに、と彼女は言葉を続ける。どこまでも冷めた目で、当たり前のように。
「あなたが私を殺すとしたら、もっとえげつない手段に走る気がします。
 吊り橋効果どころか、百年の恋も冷めるようなことをするに違いありません」
「…君、本当に俺のこと好き?」
「ええ。でも、信用できるかどうかは別問題です」
 これまた当たり前のように答えられ、遥霞は小さく笑う。
 どこまでも冷めたことを言いつつも腕の中に留まる恋人を、毛布ごと抱きしめた。



媚薬飲むと死ぬんだよね、みたいな話を聞いた流れで書きなぐり。ヤンデレと淡々としてる人。…私の中では病んでる人とヤンデレなのだけど。
媚薬ネタ、本当はダークなお題でもっと長いの書いてます。単発で。