素材:PROS&CONS 様

いつかどこかにあったらいいな

 鎧が陽の光を照り返す。
 森の木々を抜けて差し込んで、夏の日差しを、鮮やかに。

 傍らに付き従う青年が、わずかに目を細める。

「悪いな」
 女に声をかけられ、青年は何も言わない。
 けれど女はうなづいて、さらに言葉を続ける。
「うん、確かにお前は平気だろうけど。気になるだろう?」
 一方的なはずの言葉は、滑らかに続いていく。
「私は慣れたものだから。ああ、そうだな。…それこそ、同じか」
 くすくすと笑う女に、青年は笑わない。

 陽の光が、二人を照らす。
 狭い道を歩きながら、キラキラと。

 ―――光薄い道を、キラキラと。

「……」
 クリーム色の髪をした女は、寝台の上でゆっくりと目を開く。
 カーテンの隙間から、ふんわりと光が差し込む。

 夏の光が、キラキラと。
 キラキラと部屋を照らして、彼女は目を細める。

 さらり、と女の手が髪をなぜる。
 傍らに寝る男の真っ黒な髪をさらりとなぜて、彼女はふんわりと笑った。

ふと思いついたレンオル(前回ED)がこうなったらいいなあという拳編。
でもどんなEDも好きだよ!! 元祖もエデン一回目も! みんな好き!