「和邇の箱」は二度死ぬ −流れだす狂気カード−

 ネタバレ放題に決まってるプレイ日記。
 しかし笑った。お腹痛い。色々痛い。一度目なんてなかった。いいね。みたいな。




下津 幸汰さん(愉快田様)

 自己紹介可愛い。全般的にかわいい。彫像が光ったら怖がるでなく調べに行くところにあふれる主人公みを感じていました。一週目のバッドエンドの出目とか完璧でしたね。しかし、すごく今どきの若者でしたね…なんにせよ、女癖は似なくていいと思うんです。
 全般的に飄々としてるけどなんとなくわかって飄々としてそうだなと思っていました。だって特技とかところどころ物騒だったし。思っていたらマジ理由なく殴られていたと知った時、ものすごく愉快な気持ちになりました。愉快犯だった。まじ愉快犯だった。からの、執拗なカメラゲットしようとする姿勢にはときめきました。「あ。抗ってる…抗ってる…やっぱり主人公だよね!」みたいな感じで。
 全般的にものすごくあざとかわいく、正直パパ呼ばわりにPLは萌えました。アイコンもあいまってときめきました。なんなら兄にもなりたい。養いたい。キャラは泣いて嫌がっていますが、認知したい。思えばあそこで無駄に殴り合わなきゃお互い秘密を暴露することなかったんでしょうが。うっかり楽しかったです。またどこかでご一緒したいし、彼には強く生きてほしい。

羽賀 瀬太郎さん(イゴー様)

 最後のプライス入手かーらーの「鍵はわしのものじゃぞい」最高すぎるだろ! 私はとっさにミュートかけて爆笑していました。腹筋が痛い。あそこで戦闘をしかけてくれなきゃ、円満に終わってしまいましたし…!色々最高でした! 語尾のインパクトも含めて! もう喋る度に色々ツボでした。
 それにしても機械万能だなぁ、と思ってはいましたが。まさかBBA84の作者だったとは。シナリオで決まっていたのは百も承知ですが、「じーちゃんネーミングセンス(笑)」とすごい愉快な気持ちになりました。
 そしてロープレだけでなく。キーワードの謎解き素直にただただすごいなあ、と思っていました。誰かが秘密でキーワード持っているんだろなと思い込んでいたので。あの時目から鱗がぽろぽろ出ました。かっこいいなあ、と思った。
 うん。そんな風にすごかったなあ、とも思うんですが、やっぱり最後の戦闘に意識が戻ってしまう。脱落した時は素直に「えー案外素直に諦めたなあ」とびっくりしていたんですが。あんな狂気カードあったんですね。ていうか狂気カードのせいだったんですね。これだからTRPGは最高です。
 なんか全体的に「今後30年くらい生きそう」みたいなしぶとさを感じるキャラでしたので、今後も元気になにかを作って生きてほし、…いや。あまり作らないでほしい。またどこかでご一緒できたらうれしいです。

鳴海 恭哉さん(成瀬様)

 序盤にね。なんで東山君に感情結ぶんだと思いました。これは遺産どうでもいいんだな…とは思っていたんですが。あの時点で「こいつ怖い」と思っていたんですが。あの狂気ラッシュで忘れていました。なので最後超びっくりしました。カギにキスするの怖エロイ。「よろしくね弟君」が怖エロイ。全般的に怖いよ! あとやっぱり殴られる理由がなかった!
 全体的になんとなく怪しい感じのロールが好きでした。なんかこう、官能で情報抜くのとか。すごく、篭絡してます。みたいな感じで。PLはときめきました。パパ呼ばわりも危ないときめきを感じましたからね! 秘密暴露してよかった!(PL的には)キャラは「オリジナルもこの芸風だったら俺はどうやってその事実を受け入れよう」と悲しくみていましたが!
 しかし最後の戦闘は…戦闘に入った上にPC2とPC5が殴り合い始めた時点で彼の大勝利エンド待ったなしだったんでしょうね…あんなにアホな秘密暴露大会の中、スマートな立ち回りだったなあとほれぼれします。いいよ、その編集長だか社長やらの貢ぎ物になってやるよ!みたいな気持ちです。またどこかでご一緒できたらうれしいなあ。怖いけど。

東山 理さん(ぼたん様)

 あれ?一人まともなんじゃない?と戦闘まで思っていたよ。考えてみればあのシナリオでまともなはずもなかったですね。ていうか網膜認証の際、PC2が怪しかったのはもっともですが、あそこにいたって大旦那様がそんなもの作らない言われるとは思わなかったよ。なぜそこまで信じられるんだ、あのおもしろハウス作った人を!と。キャラシみたら納得の理由でなんかこう、やっぱり一人マトモよりの世界のいたのかもしれない。…いややっぱり戦闘がなあ。
 戦闘がね。口調がらっと変わるのテンションあがりました。BBAのこと知ってたの!?って意味でも笑いましたが。
 だって序盤礼儀正しかったじゃない。怪しい美青年に篭絡されてる礼節正しい青年だったじゃない。まさか武道を持っているとは思わず「武道!?」って思いました。キャラシの小柄とかそういうのももうギャップ狙い的な伏線ですよね…大旦那様幸せだね…でも大旦那様…やり方アホだよね…?
 ちなみに最後の手をパン、とするシーンとても好きです。彼だけ美しいエンドロールが流れていた気がします。心強いな! と笑いもしましたが。今後は下津君と強く生きてほしいです。…言われなくても二人とも強そうですね! またどこかでご一緒したい。

シナリオ関係

 遺産関係のシナリオ。隠し子。ひ孫。そんな言葉から連想されるドロドロからの無縁っぷりが、たたただ楽しかったです…! まだ腹痛いですからね、笑いすぎて。
 ちなみに私が異常に遺影と彫像にうけていたのはね。「PC2のオリジナル、自己主張超激しいんだけど! どう受け止めていけばいいのかな、この真実を!」という方向の笑いでした。そして鳴海君が同い年だねとかいうじゃん? 隠し子じゃん? 既に笑いそうでやばかったです。その時、強く決めたんです…誰かに「あんたに自分と同じ年の隠し子こさえてるオリジナルを持つ俺の気持ちが分かるのか!?」って言おう、って…! 実際は高校生だったけど。さらに衝撃の真実だったけど。いやあ、笑った。
 ところで、ババアは最高でしたね。なになの、BBA84.最高すぎるよ。秘密も最高すぎるよ。日本語で書いてよぉ!みたいな。
 そして彫像。最初の使用人頭とかシーン表で説明でじわじわ「あれ?これカオスな感じ?」と疑ってはいましたが。あそこで確定になりましたね。なんでビーム!? 「あれ調べるとPc2の秘密ばれそうなのよねえー」とか考えていましたがそんなことはなかったしどうでもよかった! なんでビーム!? そしてあの頃から同じシーンに出すぎでしたね、一回目は。
 次に肖像画。お前は喋るのかよぉ! そしてやっぱりショックかあ! なぜ同じシーンに出てしまったのか! と思っていたんですが。あそこまで濁流不可避だと悔しがっている暇もなくただただ面白かったですね…やばい…とても面白い…最高でした…一週目は一週目で! 最高でした!
 改めて、2週目。下津君の出目がおいしすぎる問題とか東山君と鳴海君仲良しかよ問題とか羽賀さんも羽賀さんでおいしいよじーちゃん強く生きて…とか色々ありましたね…ただ死んだのが悔しい…爆発四散とかしたかった…!いやあの状況ならきっとした。派手に死んだ! ならいいか。
 二週目はあれですね。みんな手の平返しすぎですね。大爆笑でした。二体目の私はうまくやらなきゃいけなかったからね。みんな仕方ないね。そんな中でちゃんと彫像を見る下津君は最高主人公だな、って思いました。
 そして二週目でね、一週目より穏便な関係に落ち着く隠し子(偽)と使用人による共同作業がじわじわきます。あ、仲良くなった…みたいな。
 ちなみに網膜認証の件はこう「二人が仲良くしているのを邪魔することもないか。…いや。なぜ鳴海君はやらせようとするの?隠し子は自分だろ?そうでなかったとしてもここは下津君じゃね?愉快犯?東山君になにか秘密があると思っているの?」とか思ったりもしたんですがね。考えてみたら彼が失敗した後自分が成功したらとぼけようがねぇ!と気づき急遽覗き込みました。うん。このように色々考えてもいたんですがね。言いたいセリフがあったのと、ラストの戦闘があまりに楽しかったのでそういった諸々は飛びました。実にてへぺろです。秘密公開する必要なかったね。二重3重の意味で。
 そして戦闘。アホほど強いババアにも笑ったんですが。それより強い使用人に笑ったし。その笑いはまだ序章にすぎず、羽賀さん最高すぎでしたね。しかしあの戦闘はみんなの(こじらせ)が作りましたね。みんなにロープレの功績点ささげたかったです。あの戦闘、なにも生まなかったことを笑います。笑うしかない。あとパパ呼ばわり嬉しかったです。秘密の無駄うちしてしまったけど、あのパパ呼びが楽しかったからPLとしては大勝利でした…。ていうか、意味はありましたね。PC4大勝利エンドでしたね。ただただお見事でした。

 なんというか本当色々な意味で最高でしたね。あの空気の中でマスターシーンとかシーン表とか笑わずに読み上げてくれたKP紀野さんに乾杯。聞いている私は呼吸混乱でした。すごく楽しかった、色々な意味で。
 改めて、素敵な爆笑シナリオ回していただいたKPと、あまりに全力なロープレなロールな参加者に感謝を。またどこかで遊べたら嬉しいです。
 自分用メモ:使用キャラシ
 2017/05/12
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