ネタバレしないでプレイ日記とか無理だしネタバレあるよプレイ日記。
美しい…美しく爽やかなシナリオでした。そう、爽やかな風。やたらとなる風鈴。むやみにふる夕立ち…
なぜかそこにいるエアコン。
楽しいのセッションでした。
いかにも「都会に出てきて帰ってきた」感じのあるなんとなく村人に丁寧な感じのロールが好き。でも嫁にはガンガンいってた。最初の段階で「え、嫁に連絡しすぎじゃね?」とは思っていました。そういうロールなのか秘密なのかどちらだろうと思っていました。そしてどちらでもいいたかった。「あんなに鬱陶しいほど気にしてた」って…! 「こんな僕を好きといってくれたんだー!」可愛かったです。幸せにあったかい家庭を築いてね…!
あと調査判定。第六感最強伝説。…なにげに本当に最強だった。割と恐怖判定も強かった。有能でしたね、この探偵さん。
稔君との戦闘シーン前で出たいかと聞かれて迷わず「もちろん」いう彼がすごい好きですよ…あ…PC1…その迷いなさ、PC1…って。ちゃんと覚えてるいうし…。お前がおかしなものになる前にとかいうし…! PLがガチ考え込んだだけですが、考え込んでてよかったな。みたいな! あと村人には口調丁寧なのに稔君にはタメ語なのなんかいいよね。でも攻撃手段拷問は笑うよね。子供の喉にぶっさすし。「オーバーキルだよぉ!」ってなるよね。怖い。この探偵こわい。
全般的に色々と冷静というか、一線引いた感じの。大人な反応だったなあ、と思います。未来は変えられないよのスタンス、普通に好きでした。もの悲しいし、あっちのほうがまっとうだし。そんなシリアスな感じなのに過去の自分と話す時ダメージ受けているの受けましたよ。おじさん扱いもされていましたしね。あれは心が痛む。あと稔君と再会できた時の反応すごい可愛かったです。
あの後ちゃんと脳内嫁を脱出したであろう奥さんと幸せに暮らしてほしいものです。毎年一回お祭り行こうぜ! そしてあの後お見合いパーティでもいって戦果に微妙なツラするとき子さんの話を聞いてあげてください。
アイコンを見た私:ああ…エアコンだ。セッション中の私:設定に忠実な…エアコンだ。とてもエアコンだ。愉快だなこのエアコン。最後:なにこのおいしい冷房。すべてを解決していったよ!?
ノスタルジックの中にあるカオスが最高でしたよ。何回か呼吸困難に陥っていましたからね。青月さん笑いのツボ元々浅いし、深夜になればなるほど浅いんです。あの深刻でギリギリな状況でのコンドルがめりこんどるは元気がない時思いだそうと思います。
そして三菱さんといえばお守り。お守りといえば三菱さん。正直鎮痛剤なくて不安を感じた時もありましたが。彼のお守りは…一同を救いましたね…時計の件で…時計の件で…! コンドル事件の時も調査成功してたらやばかったわけですし、ダイスに愛されていましたね。なぜだ。解せぬ。でも好き。…いや、解せるのかもしれない。ダイスの女神はカオスがお好き。ということで…!
そんなカオスに次ぐカオスでしたが、稔君と戦う前とか、子供たちへの説得とか、ちょくちょく真面目なこと言うのがずるいです。あれ? 主人公?なんか急にかっこいいよ? 力貯めてたの?みたいな。エゴのために殺すのも好きでしたが、最後の「死んだ目をしたおっさんがいるだろ?」からののんべいロール大好きでしたよ。和やか。最後に和やかになった。うん、労働の後の一杯は良いですね。でもこのままじゃ第二の飲兵衛が。やっぱり生まれたか。という。自分にだけ塩対応なのも爆笑ものでしたしね。うん。無理もないよね!
あの後も彼はあのままなんでしょうね。村の人に「またいってる」とか言われて生きていくんでしょうね。だって冷房だもん。そういう彼が大好きなので強く生きてほしいです。ときこさんもそんな彼が好きですよ。部屋別の冷房で冷やしてるけど。
私は知ってる…少なくとも私が遊ばせていただいたらったーさんシナリオで! NPCが死ぬなんて! 探索者のSAN値が経るくらいの頻度! ハートフルあるらしいけどめぐりあってないからな! だから言わないぞ! 今日は私言わないぞ! いつもみたいに…いっそ殺せとは…! 言わない…! 心も折れない、最後まで! お疲れ様までが! セッションです!(だが内心泣いてた) …みたいな。今回はからめとられずにすみました。妖怪一手足りない。今まで手をとれなかったNPCがたくさんいたけど…!今回は…手をとれたよ…!
いや。本当序盤というか、一枚目のハンドアウトまでは和やかでしたね。わあいお祭りの準備だー。和やかーと思いましたとも。そしてPCの家の家が出てきた時点で思いましたとも。「このまま終わるわけないね」って…
ハンドアウトで秘密受け取った時から、なんとなくループものっぽさは感じていたんですが。途中までループいうより、死後の世界かなぁ、と思っていました…死んでいるから時が進まないのかと…まあ、1サイクル後のマスターシーンでやっぱりなにかしらのループものだろうなあ、とは思いました。なんでしょう。夏とループものって、相性良いですね。セミが鳴いているからかな。不思議。
というか、ハンドアウトとか、情景の描写がすごくきれいで…世界観にひたひたと浸れましたねえ…なんかシーン表ずっと雨ふらしていましたが。ずっと雨降りっぱなしでしたが。傘を持とうよ!
まあ、不思議なシーン表のことはさておいて。第一サイクルまでは割と成功する調査に結構はしゃいだ気持ちでしたね。でも最後にのんのさんが秘密その2とか言いだした時ぞわっとしました。「ちょっと待って。このシナリオ。何回恐怖判定くる…!?」そっかー。鎮痛剤たくさんいるよねー。そうだよねー。みたいな。今回はどちらかといえば切なさとか懐かしさをいっぱい感じていて、ホラー的な怖さはあんまりないけど。濁流の恐怖は常にあり。すごく楽しかったです、システム的な意味でも。なんかこう、ギリギリのところをせめていくの楽しい、というか。すごく贅沢な黒髭危機一髪、みたいな。いや、ジェンカみたいな。ともかく一手でも間違ったら死ぬ。感がぱなくて楽しかったです…胃も痛かったけど。楽しかった!
そして第二サイクル。というか、PC2ばかりに集まる秘密。濁流の恐怖もあり処理能力を超えた、私。それでも楽しかったです…調べれば調べるほど絶望しかないんじゃないかな、って感じが。でも今回は「ハートフル」という言葉を信じてもいたのでうまく調べればどうにかなるとも信じていました…。第2サイクルではループものなんだろうなぁ、とは思っていたんですが。なにがどうループしているのかよくわからなくもありました。まあ考えてみれば考えなくともハンドアウト開けば分かることでしたね。でもなんか情報出るとわくわくして色々考えてしまってね。うん。ともかく混乱もしていましたが、わくわくもしました。色々温情というかフォローもいただいた気がしてちょっと申し訳ないです…!
そんなあれこれもコンドルがめりこんどるで一回すべてふっとびましたからね。あれ私声もでないレベルにツボにはいり苦しんでいましたからね。自分でもなにがツボなのか分からなくなるくらいすごいツボでした…やばかったです…「あそうだ茶番じゃなかったダイスふってた調査判定じゃーん!」ってなるくらいのツボでしたからね…!
まあダジャレの件はおいといて。最後に第三サイクル。たくさんのマスターシーンと情報のおかげで「あ…まだ第3だった…よかった…」って気持ちから始まった第三サイクル。いやあ。美しい流れでしたね。突然のおもちゃ屋さん。どうみても重要アイテムですありがとうございますの、時計。…どちらかといえば分解するためのアレだと情報が出た時は思ったな。「これ分解できればハッピーエンドなんじゃない?やったぜ技術者がいるー!」と思っていましたね。だからこそクライマックスで「今更分解は無理」って出た時の絶望やばかったですね。まあ疑問もあったんですけどね!じゃあこのプライスどこで使うの…!?と…。
まあ自分の手順であの情報ラッシュがきて一旦時計のこととかぶっとんでいきましたけどね。違う…私はただ恐怖判定が怖くて…狂気カード悪にしても後半の方がいいだろうと…ちょっと秘密をふせただけで…こんな…私一人の手にあまるよ! なんでこんなことに! あ、トリガー満たしてるの私だけだからね!へへへうふふ。録音聞いてたらGMが「ようやく公開情報になりました」って言っててじわじわ来ました。ご迷惑をおかけしてもうしわけない。でも怖いじゃん。いっきに渡すの。でも怖いよ。残り3枚。本当怖かった。やっぱり今回の恐怖は爽やかでスリリングな恐怖でしたよ。崖っぷちまでおいこまれてレースをしているようなスリルでしたね。ふふ。
そして今思うとあの狂気カードの山札の中に記憶なくす系のが入っているって戦慄しかないですね。鬼!鬼畜!らったーさん!(シナリオ大好きですの意)みたいな。それがオープンされてたら…つんでましたね…!
今思うと超キングクリムゾンだった。あれも結果だけがくるんですものね。私混乱のあまり「一日ごとに年をとる」を「1日×10回=10年」だとわけわかんない考え方になっていましたからね。あれでようやくわかりましたからね。分かった時すっきりしました。新たな不安も増えたけれど。本当に楽しかったあそこ…!怖かったけど!
しかし第3サイクルの盛り上がりはあれではないですね…先生の日記というか、先生…先生知っていたのか…知って案じていたのか…くそ…開始直後に死んでいるのにじわじわとくるな…味わい深い…しんみりしてしまう…シーンプレイヤー木魚ポクポクしてるけど、うっかり聞き入ってしまうじゃないか…!
…そんな感じにね。すごくモチベがあがったんですよ。稔君を助けることに対して。うん。あがったよ。あがったからこそ。でたな妖怪しんみり! っていう…なんだ…この…「今から僕は死ぬんだ」感がぱねぇ稔君は…!っていう。
稔君はね。ああ描写が綺麗だなあくそいい声しやがってそして彼を救う手が見つからないなあ情報は出たらしいというのに。くそ心が折れそうだなあ。って気持ちでした。
しかし思ったんです。このままいくとこの切ないノスタルジックな感じに心からめとられ、死ぬ…! つまりいつものトゥルーいけない芸人な青月さん! このままいくと逢魔人死なないが稔君死ぬ…!いやまあもう喉ぶっさされて死んでいるんだが…いやいやいや何かあるだろなにか…なにか! と思っていたので最後抱きしめにいきました。遺言でも言ってくれないかと。遺言言ってくれてもいいんだぜ。未来でできることがあるかもしれない、みたいな。黙ってなんか死なれた時は2重にPlの心が死の危機に向かいました。やばい。このままだとやられる(PLの心がこのうっすら切ない感動で)。そう思い…セッションのことを最初から思いだしました…なんか平和なハンドアウトから生える、どうみても厄いPC達の家ハンドアウト…割と成功する調査…増えていく狂気…増えていく情報……そして、コンドルが、めりこんどる。
…たくさんの楽しかった記憶と先生の日記の切なさが私の心を割と殺しにきていましたが。コンドルが正気に返らせましたね。ノスタルジックからギャグ時空にいれてくれたというか。楽しかった。このセッションは楽しかった。まだ楽しく終われる可能性が…ある気がする! 葬式のシーン聞きながら必死でそう思っていましたよ…だってタイトル回収まだ済んでないもん! つんでたらきっとあそこで「なにしますか?」って聞かないもん!
ということで時計を探しましたが。内心がくがくぶるぶるしていました。いやだって。葵さん言う通りあの手の時間旅行はろくなことにならないもの。たぶんこのままだと穏便にノーマルいけるんだもん。いやもしかしたらトゥルーかも。バッドなのかも。やろうとしていること。と。仮に稔君救えても今ここにいるPC達はなにかしらの修正力で記憶をなくすとか、死ぬとか、そもそも恐ろしい存在が来るとか。怖くはありました。本当色々怖かったです。
でも稔君いってたしなあ…子供の手じゃ無理だったってことだよ、とか…設計図あるしなあ…そして技術者がいるんだよ…?ハンドアウトで技術者推奨だよ…?とも思っていました。あとらったーさんシナリオは高リスクハイリターンなイメージあったし…ロール的には稔君に会いに行く一択でしたしね…!
そんな葛藤があったわけですが、現実的にはPC2くそほど役に立たなかったですね。特技選択完璧にみすってましたね。ふふ。お前名前とき子なんだから時間もっておけよぉ!って思っていました。…冨喜子はマジフィーリングで何の意味もないネーミングでしたからね。なんとなくキャラのイメージかためる時赤カーディガンが浮かんでね。「朱鷺」って文字が浮かんだんですよ。女だってわかりやすくしたいからとき子にした。…今思えば無意識にきっとループものって思っていたのかもしれませんね…でも実際は「時間」持ってないんですがね。
時計組み立ての判定が「時間」だった時はPL( ・´ー・`)って顔になっていましたよ…やべえ一番いくいく言ってるのが役に立たない。という。らったーさんには徹子の部屋で言っていたんですが、ハンドアウト的に絶対「夢」で恐怖判定入ると思っててね? 怪異分野何か取ろうかとも思ったんだけどね? 正気度減らしたくなくてね? でもなんとなく直観で「献身」持ちにしたくてね? 資産は諦める選択肢がなくてね。で、ああいう技能降りになった…!献身を諦めてなにか怪異分野とっていればあ!と内心修羅場だったことをここにお伝えします。ありがとう、霧ヶ峰さんのダイス目。ありがとうありがとう。そしてありがとう。無駄だと思って落ち込んでいた献身でダイスにボーナスくれてありがとう…とても、ありがとう…! 最高に…自分が一番びっくりした一回転半ジャンプでしたよ。攻撃:拷問の探偵と冷房の幼馴染を持つ女だからね。猫みたいなことくらい、できるよね。シリアスさんがご臨終だけど、怯える損得さん可愛いし、この後のんのさんがシリアスさん殺すからいいんだよ。って思っていました。殺さなかったけど。普通に綺麗にしめたけど。うん。あのラスト最高でした。最後の最後の大人稔君のセリフも含めて。…なんかあまりに綺麗で無性に横っ面をたたきたくなったし、本当の最初の仲直りもしたかったので。殴ってみましたが。「あの時おいつけなくてごめんね」「あの時殺してごめんね」みたいな気持ちで胸がいっぱいになりましたよ…いい、とてもいい…タイトル回収でした…!
全体を振り返ると、愉快な幼馴染たちに囲まれた探索は、情報の多さと濁流の恐怖に怯えてあまりある楽しさでした。わいわい、してた。あと閉ざされた夏の情景が本当に綺麗に浮かんできて。なんかサウンドノベル的な爽やかな情景浮かんできました。色々怯えていたけど、本当にハートフルではありました…だって調査してて超爽やかでしたからね。情報多くてぱーんってしてたけど。
そもそも稔君の動機がね。割といい年のPLにささりますよ。誰だいたいけな小学生にそんな辛い現実を教えたやつは。なんかこう、心臓きゅっとなりますね。うん、気持ちが動かされるテーマでした…いいノスタルジックだった…!
でもそんなノスタルジックにひたれないいつもの難易度高い感じというか。高いというか勇気と度胸が試される感じ、大好きです。いい夏でした。いい夏だった。あの夏は…終わらずにPLの心にも残ります…!
素敵なシナリオ書いてくれたGMと、楽しいロールの参加者と、今回はダイスの神にも感謝を。またご一緒できると嬉しいです。
2017/08/11
自分用メモ:使用キャラシ
2017/08/06
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