「灰燼ノ雪」はいつか溶ける

 ネタバレしないでプレイ日記とか無理だしネタバレあるよプレイ日記。  徐々に迫ってくる危機にはらはらできるし、それでも家族の愛があればどうにかなりそうだな、ってある程度明るい気持ちでプレイすることができた。そんなとても楽しい卓でした。みんなで帰れてとてもハッピーでした。次は回らないお寿司をねだろう。




藤原 博人さん(サンしき様)

 哀愁ただよってるよ、おとうさん。ダイス目までお尻に引かれろといってくる。最高でした!でもかっこいいよ。図書館で文句いうのは草。いい…おとうさんだね。
 しかし一人怪異に疎そうでふふって感じでした。最高pc1ですよね。あんなに怪異が嫌いそうというか、引いているのに。ひきつつも一人夜の本堂にいってしまったり、家族を守ろうとするの、本当かっこよかったですね。  しかし名簿にヒロトと書かれてた時には一瞬「え、幽霊!?」とびびったりもしましたが、すぐに思いなおしましたよ…お父さん生きてる。だってめっちゃ生き生きしてるから。みたいな。一緒に帰るんだ、と強く思いました。
 息子としては色々と無茶ブリをしてしまった気がしますが、すべてさばいてくれて楽しかったです。だって家族にふりまわされるの見てるの、楽しかったんですよ。翻弄されてるの最高に好きでした。「晃一生まれた時あんなにうろたえてただろ!」が笑いましたね。
 そしてPLの方のゾーキングやら出目やらも素晴らしかったなあ…と。ラスト戦闘があれだった気もしますが。一人狙われていたししかたないですよ。むしろお守りで助け合えて最高に仲良し親子できたと思うんです。最高。でも攻撃手段匂いは草生えますね。やると思っていたけど。それで止めもさすし。やると思っていたけど。笑う!
 そう、あの止めをさすシーンも熱かったですね…因縁にケリをつけたな、って。秘密公開シーンかっこよかったな、って。ラストの墓参りでいうであろうセリフとあいまって、最高に熱かったです、大好きでした!
 今後も仲良く親子として暮らしていきたいですね。末永く。「お父さん、今度は回らないお寿司」とか困らせながら晃一君はお父さんが大好きですよ…

藤原 みさえさん(みさき様)

 いいお母さんだな、いいお母さんだけど。極楽浄土をいいものとはこれいかに、みたいな。あと最初から正気度足りないんだよな。特技なにかとってる。特技なにかとってるよ!? この人も霊感あるのかなー、って思っていました。勘違いだったけど。あの大量のお守り、秘密抜かれない対策だったのかな、って誤解していましたよ…ただの、いいお母さんだった!
 図書館の件は私はすっかり忘れてたのでおお、っつなってました。頼りになる。お母さん最高頼りになる! お父さんの尻にひきっぷりも最高でしたからねえ! なぜことあるごとに浮気を疑うロールなのか!(最高でした)照れ隠しですねツンデレですねいえーい!みたいな気持ちで胸がいっぱいになっていました。最高でしたよ…
 息子としては随分かわいがってもらったというか。途中夜にいなくなった時の取り乱しっぷりが好きだったというか。見ながら「このお母さん守らなきゃ」って思っていましたよ…攻撃手段、包丁だったけど。家族の危機だからね。仕方ないね。
 それにしても秘密にはびっくり…とも違うのですが「あーこれは大変そう。個チャたくさん飛ばす。めっちゃキーパーソン!なにも手伝えず申し訳ないねふふっ」って思っていました。見事な立ち回りだったと思います…お守りたんまりもふくめて。正気度を削って守っていましたね、家族を…戦闘もかっこよかったですね…なんか発狂しているレベルだった気がしますが。
 そして戦闘後、教祖をガミガミ怒るのときめきました。新しい教祖になろうとするし。そういえば「ちょっと巫女さん聞いてぇ」って仲良くしていた頃もあったな。…お母さんは、改宗しませんよね?(びくびく)あの金は汚い金ですよ、きっと。でもあのコミュ力とても好きでした。いかにもできる主婦っぽかったよね!
 あのエンドにいけたのは家族愛の勝利だったと思うのですが。あんなにお守り温存できたのは間違いなく彼女の適格な調査の賜物だった気がします…無駄が、とても無駄のない調査をできました…色々な意味でありがとうございました。夫婦漫才含めて大好きでした。お父さんのお小遣いダイーンに笑っていましたし。お父さんの車を一緒に売る話をできたのは最高に楽しかったです。今後も仲良く親子として暮らしていきたいですね…お父さんをからかいながら!

シナリオ関係

 セッション途中でもいいましたけどね…秘密が。PC2の秘密が気になって仕方なく。あれをぬかなかたばかりにお母さんが死ぬのではないかと、PC3はものすごく怯えていました。特殊型なら間違いなく秘密をぬいた。協力だからつい忘れた。みたいな気持ちでしたが、杞憂でよかった。本当考えすぎでよかった!
 実に協力型なすごく綺麗なシナリオでした。大好きです。あの爽やかというか、家族愛が報われるエンド大好きです。心洗われました…
 あ、最後おっさんいじめましたが、彼は死ななくていいと思いますよ。ただつきだしたかった。警察につきだしたかった。せめて精神病院に。
 ということで、そんなプライス希望してます!彼の正気が疑われるような書記とか発見して、せめて精神分析にぶちこみたかった…!
 意見として気になったのはこのくらいなので、あとはPC3やった感想を。
 仲良し親子ロール楽しかったし、幽霊の声を聞くのすごい楽しかったです。
 いやあ、ずっと幽霊の声聞いてたし、秘密もあれなので、クライマックスまでなにかしらのプライズ得なきゃ死ぬかなと思ってましたよ。あの儀式をやる時がくるのだと覚悟していました、ハンドアウトもらった時。死ぬ時用の差分まで書いていました…最初からつんでいて、誰か犠牲にならなきゃいけないのかと思っていたんですよ、物騒なシナリオばかりやっていたせいで…!
 あの焼死体でてきた時とか、あれを成仏させなきゃお父さんつれてかれたらどうしようと思ってましたね! 名簿を見るにおそらくお父さんは忘れてるかとぼけているかでここの村にいたんだろうから、もしかしたらつれていかれてしまうのではないかと、無駄に物騒なこと考えてましたよ! …そういえばあそこ、焼死体さんとミドル戦闘でも楽しいかもしれません。でも焼死体さんに敵意はないことが分かるから戦闘はなくてもいいような。うーん。やっぱり戦わない方が良い気がしますね。心情的にも戦いたくないですし。
 ちなみに、色々と物騒なことを考えてしまうPC3でしたが、たぶんこれ無理して死ななくても良いと気づいたのは幽霊さんたちと秘匿でしゃべった時でしたね。
 あ、恨んでないのか。ってなりました。あの歩く焼死体さんは敵意はなさそうだし。きっとまた生贄出るのが無念で成仏できないんだな、って…話しかけてくる幽霊にもおとうさんの縁者でもなさげ。縁者だとしても言わない。
 なら大丈夫じゃないかなぁ。あのおっさんどうにかすれば大丈夫だと信じてる!みたいな気持ちでした。いや、信じる、私は信じる。この三人で生きて帰れるって!みたいな気持ちになりましたね。ラスト戦闘で頑張る両親をみながらより思っていました。
 PC3の儀式はあれは両親死んでしまったときの救済いうか、異なる絶望フラグなんだろうなあ、と思っていました。割とその通りだったっぽく、使わなくて良かったなぁ、という達成感でいっぱいです。 …まあ、たぶん儀式しない、って方向に決めてからも、お母さんの秘密は本当に気になっていましたけどね! インセインの秘密は物語の鍵だから!
 そう、お母さんの秘密。
お母さんの秘密はね、家族を守る秘密だとは思っていました。でも途中で「あ、一人で抱えさせるとやばいのかも」と誤解してました。協力だから気にしてなかったけど、むしろ秘密ぬいて協力しなきゃ一人で大変なことになるのかな、って。
本当に特殊型なら間違いなく抜いた…腕が鈍ってた!と最高後悔してましたよ。なにもなくてよかった!なにもなくてよかった!何度でもそう言います!
 あのお母さんの秘密というか、エンドの分岐は像を調べるか調べないかだったようなのが本当にいいなあ、このギミック。とわくわくしていました。
 個人的な感想なのですが、インセイン、戦闘にこりまくれるシステムではないですし、調査で決まってくれるのいいなあ、と。PC2のハンドアウトもらってたら、像調べたの自分じゃなくても情報もらおうと思うでしょうし、難易度的にも大丈夫じゃないですかね。たぶんPC3封印とか嘆願とか召還とか持ってくる人、3回に一度くらいいるんじゃないのかなあ、と思うし。協力型だし。おっさんはもう少し頑丈でもよかったかなぁ、いつもあそこに立つのなら回避少ないし。とも思っていました。それかおっさんのアビリティがもっと攻撃的でもいいのかなあ、みたいな。でもお母さんの体力の件とかもあるし、あのくらいでちょうどいいのかもしれませんねえ。
 こう、全体の流れが本当楽しかったです。美しかったです。心置きなく協力できましたし。主人公はお父さん。鍵握るのはお母さん。救済(?)措置は子どもと、すごく役割はっきりしてて楽しかったです。

 そういえば、序盤町は全部あのおっさんの教えにどっぷりかと怯えてたので、途中の図書館ほっとしました。情報、ほっとしなかったけど。いや、ある意味ほっとしたな。やっぱりあのおっさんアカンやつか。って。はらはらしましたね、あの図書館の情報は!
 あそこでハンドアウト増えたのもとても楽しかったです。私ハンドアウト増えるの大好きなんですよ! 楽しかったです、ゾーキング。町歩いてる気持ちにもなれますしね。

 そして話しが前後してしまいましたが、最後の描写とても好きです。最後外に出たらあの霊の人達どうなるんだろ。…おっさんをつれていってほしいような。そんな悪霊みたいなことしないで安らかに眠っていてほしいような。って気持ちでいたので。あのなんかこう、空にのぼっていくのが想像できるようなエンドに「よかったなあ…」となりました。情景的にも美しかったですしね!
 エンド以外も、麗な描写と丁寧な演出が素敵でした。雰囲気にどっぷりとひたれましたよ…途中の琴っぽい音楽とかすごい好きでした。雪のようにふる灰って舞台がまず物悲しくて好きだなあ、しかし悲しく終わりたくない。この愉快な一家を愉快なまま皆で生きていきたい…そんな前向きかつ「ぶっとばそう☆怪奇現象!」な気持ちになれる卓でもありました。うん、本当仲良し親子ロールが楽しく。この両親のためならいざとなったら儀式。って思っていましたからね! 途中「いや…全員帰らねば!」ともなりました。熱い卓でしたよ…!あ、雪をとかすだけに。きっと雪をとかすだけに。藤原一家ファイヤーでしたね。
 改めて、素敵なシナリオ書いてくださったGMと、参加者の皆様に感謝を。またどこかでご一緒できたらうれしいです。
 自分用メモ:使用キャラシ
2018/03/01
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