「しえり」は悲しい調べ −誰のせいだと思ってる、とPLずっと苦しんでた−

 ネタバレ放題に決まってるプレイ日記。
 みんなロールに全力だった。すばらしい、すばらしく悲しい事件でしたね…




白城 緋音さん(りさ様)

 あき君呼びがまず反則急に可愛く。一緒にお茶をいれている間「PC2今すぐ改心して子のこと幸せに生きていくぅ」って思っていました。刺された時「あき君どこ…?」言われた時には今すぐ以下略。本当可愛かった。すごく可愛く健気でPC2をやっているの辛かった。と同時に「これは執着するわぁ…」って思っていました。下種(前科一犯)と下種(殺人未遂)と保身に走る家族、狂気に走る母の中、強く咲き誇る主人公にしてヒロインでしたね…
 ロープレ以外にも目星でがんがん情報を抜いていくのがすごく、綺麗なプレイだったなあ、と思います。あのお守り投げられて再チャレンジの時とか、最高に出目にも愛されていましたし…主人公力がやばい。
 そしてクライマックス。車のキーを渡すロールとか、母親への態度が普通に素敵。健気だな本当。この事態を引き起こしたPLは胸が痛いし、かっこいい。気絶するロールもすごい儚くて素敵で胸が痛く。いろんな意味でお持ち帰りしようかと思っていました。たぶんあそこに父親と姉がいなきゃお持ち帰り(犯罪者的な意味で)していたかもしれません。
 あと要所要所のつっこみがね、的確でまた可愛いんだよ。やっぱりすべては可愛いに集約するよ。なんですかあのエピローグ。私も頭こつんとされたい! 可愛い! 前向き! 秘密ぬいたら「あなたは家人に殺人犯がいると思ってる」とか出てくるかと思ったら! ただただ健気だった。強く幸せになってほしいです…PC2は彼女を幸せにできないけれど。
 またご一緒できたらいいなあ。いろんな意味で。どうか緋音さんが好き(?)すぎて夜も(緋音さんの写真をクローゼットにつめて)すやすや安眠してる彼を弾劾してあげてほしい。

綾目 錦さん(kitune3u様)

 なんで恋人ほっといてそのお母さんに誘惑かけているんだ…しかもこの危ない空間で妹をスルーだ…この方ロールこまやかだな妹を忘れて居るとは思えない…これは妹も恋人もどうでもいいと思っているぞ…!?とおびえていました。ただ私はしえり殺人犯は知っているのでね。11人殺しの方かねと地下室まで思わんでもなかった。
 美しいものに囲まれているのに、とかいってたから、ターゲットは白城家の女の人全員なのかな?と思っていました。秘密がそうじゃなくても綾目君的には全員落としてハーレムにしたいのかと思っていました。お父さんを襲いに行ったときは「喪服着せたいのかな?未亡人萌え?」と正答から遠のいていました…しかし見返すと本当自分の目的のためにしか動いていない。最高です。本当もっとからみたかったんです。でも狂気カードの残り少なかったから!しかたなかった…!
 そして電撃作戦ですよ。最高ですね。あそこで使うって発想が最高に好きです。ミドル戦闘だったけど私の中では割とクライマックスでした。案外追い詰めていたあたりが笑えますね。あとあの怖い絵を用意していたその用意のよさに、乾杯!
 いや本当あの対お父さんのシーン最高でした。話通じねえ。(こういうキャラ大好き)あとテンション上がってる時の声色が普通にすごい好き…。あとクライマックスシーンね。思わず「味方するのかよ!」と叫びましたが、よく考えたら味方しますよね。味方すればたぶんお父さん亡き者にできるもんね。なんて歪みない…!と感動していました。あのまま殴ってPC2を殺してくれても、PLとしては構いませんでした。天の裁きエンドだな、みたいな。
 戦闘終了後のサイコとサイコロールも最高に楽しかったです。打てば打つだけ素敵なセリフが返ってくるのでついつい。すごい楽しかった…!ラストも実に自分を貫き通していて。惚れました。妹をその女呼ばわりとかも含めてね!
 またどこかでご一緒したいですね。その時相蘇君で再開した場合はなんか仲良くなれそうだし。でもきっとクライマックスで音楽性ならぬ狂気性の違いで解散します。

シナリオ関係

 クライマックス戦闘のPC2集中砲火最高でしたね。「これこの怪異ちゃんとしえりちゃんだよ…犯人覚えているよ…」と内心大爆笑でした。いや違うと分かっているけど。ダイスの女神は黒幕を逃がさなかったね。生き残ったけど。
PL的には、佐和子さんか影に殺されるならまあ仕方ないと思っていました。天の裁きと受け入れるつもりでした。その場合秘密は抱えたまま死ぬつもりでした。っていうか。今回秘密いうつもりなかったですね…緋音ちゃん、天使すぎて…! でもにおわせるようなこと言って紀野さんにおねだりしてエンディングで例のクローゼット緋音ちゃんに発見してもらう予定でした。録音でメッセージも残したいなとか思う始末でした。内容?PC2の秘密ですよ。
綾目さんに殺されるのもPL的には普通にありでしたね。この狂人が真の元凶を殺すってそれはそれで俯瞰的に見たら最高じゃね?と思っていたので…実は結構殺されたかった。綾目さんが「この家にふさわしくない」「緋音ちゃんのためにならない。伐採してあげる」とか言いだした時は「うん。頑張って綾目さん」と思っても、いました。
 でもまさかの生き残ってしまいましてね…本当まさかというか、びっくりしましてね…誰を刺すかしみじみと悩みました。ていうかプライスの情報確かめるまで普通に佐和子さん刺すつもりだったんですよ。だから緋音さんに渡したくなかった。で、よくみたら「これ誰でもいいのか」と…うん…悩みましたね! あれが勝利の味。
 1.お姉さん:理由がないな。メタでもキャラでも。(刺したの佐和子さんだと思ってたし)
 2.お父さん:相蘇君的に余計なことを知っているかもしれない上、緋音を疑っていたかもしれない父を刺すのはありちゃあありだ。…しかし理由のこじつけがむずい。し。綾目さん大勝利になってしまうな…
 3.緋音ちゃん:ここで裏切ったら最高に気持ちいいしハンドアウトに忠実ちゃあ忠実。…だがPLの良心がさすがに限界。
 4.綾目さん:刺した後『こいつがしえりちゃん殺害の犯人なんじゃないか?』とか適当なこと言う展開にはちょっと心惹かれる…けど…PL視点でこの人が死ぬのすごい惜しい…生きて秘密暴露シーン聞きたい…
 5.お母さん(対抗馬):『緋音を危険な目に合わせたし。どうせ極刑ですし』と実に自然な「こいつはクソ冷たいけど緋音ちゃんは大事にしてる」ロールができるな…だがあまりにクソ野郎だ…お前のせいだろ…くそ…だがPLの良心以外は障害がないし、せっかく守り抜いた秘密…最後に誰も知られぬ形で暴露したい!
 6.相蘇(本命):『他の誰を刺しても君は悲しむんだよね』とさもヒーローのような顔をして死ぬのもいいな。最後にぽつっと綾目さんあたりに「こうなるようにできていたんだよ」と思わせぶりなことを囁いてしんでもいいかなとも思ったけど。思ったけど。これ勝者じゃなくてもできたよな。せっかく勝者になったなら…私は…私は…下種を極める!『そちらでは二人でお幸せに』とか言いたい!
 …と。長い脳内会議がおこりましたね…これが、下種ロールの味か…とても楽しい。pc1は完璧にシロだろうから心痛くもあるけれど。みたいなね。本当好き勝手やらせていただき、ありがとうございました。

 あと狂気カードね。記憶喪失に異性恐怖に二重人格ってお前どれだけ情緒不安定なんだよぉ! おかげで私は白城家のお父さんから離れられない体になったよ! だってクライマックスで緋音さん殴ることになったら理由が理由だから面白くなっちゃうよ! …と。ちょっと愉快になっていました。ところで紀野さんの記憶喪失ロールが大層かっこよく普通にときめきました。ありがとうありがとう。
 ところであそこで不信になったわけですが。他の皆さんからみてPc2はどうみえてたんですかね? ずっと怪異より人が怖いと訴えたリ、優しくないといったり、なんとなく怪しい感じを心がけていたんですが。でも個人的にはずっと嘘はいってなかったんですけどね? もし緋音ちゃんが「あき君。犯人は誰なんだろう?」とかいったら正直に答えるつもりでしたよ「しえりちゃんが恨まれる理由もないし。よほど狂った犯人だろうね」って。あと綾目さんが本性モードになってからは、相蘇君もそこはかとなく「緋音以外どうでもいい」ロールをしていたんですが。どうみえていたんだろうなあ。気になる。
 うん。やっぱり色々と楽しいセッションでした。思い出の電撃攻撃。たくさんの狂気カードに困ってる萌えGM。濁流に怯える私。ひたすら可愛いPC1.今回も実に性癖でした。
 またどこかで機会があったら誘ってください。今度は仲良しでいこうね?
 自分用メモ:使用キャラシ
 2017/05/31
 目次