「Unreal Clinic 」は素直に叫びたい感じに怖かった(ネタバレ)

 ネタバレしてないプレイ日記。
 かなり怖かったし怖さの演出的にこれはソロシであるべき。って感じでしたね…!




桜木先生

 木見原さんなら男の先生の方が受けるという理由で男にされていたの本当笑います。でも確かに男の方がいい反応したと思います。主にネットカフェで後ろにいたよ事件。あれ本当怖かったし、男だと二倍怖かった気がします。個人的に角からわんわん事件と並んで怖かったですよ。あのシーン。
 あの先生に関しては最初からまったく信用していませんでした。でも信用せずに情報渡さなきゃこれ以上悪いことが怒らないかなとも思ってた。とんだ勘違いだよぉ!
 正体については全然わかりませんでした。私、あんまりそういうメタ読みあたらないから…。その時シナリオに出そうとしてた神格が出てくると「あ」ってなるくらいだから…仕方ないね。あと、薬には何か仕掛けあると思ったらそうでなかったのが印象深いですね…。そっかあ、ってなった。
 そんな全然信頼してない真実も抜けない先生だったんですけどね。ラスト本当怖かったし「無限ループって怖くね?」ってなりましたね。日常に帰れた気がしない。これは精神的に悪化しそうなシナリオ。じっとりと探索者目線では釈然としないものが残り、ホラーとしては最高に楽しかった気がしますね! 恐かったけど!


シナリオ関係

 この病院が怪異の原因だろうなと思った。とんだ勘違いだった。これは!部屋の中に!安息がないやつ!っておもったんですが町の中にも安息がなかった。ホラーだからね。仕方ないね。
 家に変なのが出始めた時は「家に何かとりついてるんだろーなー」って思っていました。盛り塩がきくとは思ってなかったけど。探索者もあんまり盛り塩を頼りにしていなかった気がします。気休めおぶ気休めです。ダイスふらないでできる盛り塩に効果があるわけないじゃない…!
 まあ、盛り塩のことはおいといて。有内先生が出てきたときの感想は「この先生三途のアレで見た気がする」でした。でも違うかもしれないし。スターシステムかもしれないし。なんか死んでた気がしたし。二代目だったし。深いこと気にしないことにしました。最初にあんまり頼る気ならなかったのは割とロールです。PLは「ここにきて悪意があるならもう少しうまくやるだろーからなあー」って感じだったんですが。あまりに…あまりに響きがあやしかったから! 今後頼ることもあるのかな。ないといいな。うふふふふ。って感じでしたね!
 どっかで見たことあるおまわりさんの彼に関しては「まあ探索者の彼と同一人物とは限らないからそれが信頼に足る理由にはならない…」「けどロール的にここで警察を疑う理由がない…」「むしろあきらかに木見原の頭がおかしい…」「PL的にも探索者的にも写真に写らないものが見えてる自分の方がおかしい…」となってあんな態度でした。木見原、警察割と好きだしな。PL的には「やだああ!一人になりたくないいい!もう部屋出てホームレスのおっちゃんと一緒に寝ようかなぁ!」とかも思いました。積のないホームレスがなんいかしらにまきこまれたら嫌なのでしなかったです。
 しかし色々考えたけど病院がそこにないよ事件がおきてからは怒涛の展開だった気がします。こう、調べても調べてもわからないし後ろから先生がやあってするしこれはもう在原さん信じるしかないのでは!?となりましたね。おまわりさん、不穏な情報出してくれたけど解決策でてこないんだもん! もうあやしいのに食われて死ぬ未来しか見えない!と思いましたね。…でも「あの部屋の恐怖画像、あんまり噛みついてくるイメージじゃなかったけどなあー」「あれから変身するのかな」「実は牙びっしりなのかな」と思いました。そっか。猟犬かあ。って思った。猟犬が出てきたとき「そっかあああ猟犬かああこの野郎おまえ、やだ帰って…おかえりください…」って思いました。無理じゃん。あれをまっとうに倒すの絶対無理じゃん! 一人では無理だよ!!!
 話が前後してしまいましたが。自分の見てる病院がなかった件については「ここは夢の世界かなにかの可能性もあるちゃあるよな」と思いました。でも「条件が合う人だけみえるんだろーなー」と思っていました。素直にあってた。本人の修羅場感はすさまじかったかもしれない。また俺だけ変なの見たり聞こえたりするの?え?何回目。みたいな。ふふってなりました。素直に怖いよね。自分の見てるものが人には見えない。

 そんなこんなで色んなことが不安になりつつ迎えた恐怖のネットカフェ。公共の場なら大丈夫だと思ってたのに。おまえ、え、ええ。ええええええええ。って思いました。そしてもうこれは逃げているだけではダメなんだなと思いました。怖い。色んな意味で怖い。あの時店の人に確かめてもどうせいなかったんだろうなあ!
 そして駅に行って合流するまでの体感時間が長い長い。走り回るパリピ風味は草。でも確かにはたから見ると愉快な生命体だろうなあ! 一度捕まった時は「だめかもしれんね」と思いました。いやこう…なにかの警告を見落としてしまったのかな…って思いましたね。よく考えるとそんな暇はなかった。でもあれは怖かった。とても、怖かったよ! なんかワンワンも出てくるし! もうこっちもあっちも怖いよ! 安息の地が欲しい!
 そうして在原先生に再会することを心に決めてからはやっぱり体感時間が長かったです。一度くらいは犬の攻撃ヒットするかもしれないなあフフフ死にたくない。って思いました。シンプルに怖いですよね。飾り気なく怖いですよね。いつどこから出てくるかわからない猟犬。鋭角を避けるって事実上無理だもん。探索者に知識がないとなおさら無理だよ!
 それでもたどりつけたのでとても安心したんですが。それでも除霊すむまで怖かったし。「これは情報を得てきたけど、自分ではらうわけじゃないからなあ。自力で怪異を回避したことに…なるのかな…?他力…怖いな…」とも思いました。でもまあ、いいや! とも思ったんですけどね! 私は!在原さんを!信じる! 木見原も信じてた! あの時「人を信じれる男できてよかった…」と思ったし、シナリオの流れ聞いて二度思いました。人を信じる心、大事。命綱だった。
 それにしたって寝起きの膝枕はPLは和んだものの本人は「ふえ」っとなった気がします。あれは女性がそこまで得意じゃない男。膝枕って割と危ういよね。ちょっとハラハラしたんだろうね。微笑ましいね。と思いますね…ふふ。最後になごめて安心しました。今思うと駅が大変そうでしたが。そこはまあ、いいや! きっとどっかがえらいことになったよ! …人のいないところにいるの怖かったから仕方ないんだ!
 全体的にソロというか、一人だからこその恐怖感に満ちたいいホラーでした。先生の存在が、なによりもホラーだった。あと誰を信じていいのか悩めて楽しかったです。キノコとタケノコとトッポとパイの実の決勝戦についてはケリつかなかったけど。あれは永遠のテーマだからしかたないね…。
 改めて、楽しくスリルあるシナリオ回してくれたKPに感謝を。また何かしらでご一緒できたらうれしいです。
 2020/03/10
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