「空に響くは悲しき囀り」でなぜかヒロインになりはてた(ネタバレ)

 ネタバレしてないプレイ日記。
 NPCとストーリーと最後の選択がむちゃくちゃ魅力的で楽しかったです。濃い大体6時間くらいだった…!




若狭 夕紀さん(琳様)

 このメイドさんこわい。でもかわいい。ところどころでメイドっぽいことするの実にいいですね。襟をととのえてみたり。お辞儀してみたり。オムライス作ろうとしたり! …でもすごく生き生きとした毒舌だったな、とも思います。お姉さん大好きなところが大好きです。初志貫徹だったなあ。…実際殴られても仕方ないことしてたところ、草生えますね。ははは。
 いついかなる時もメイド服で丁寧口調。でも探索は割とガンガンつっこんでいくギャップが好きです。慇懃無礼だった。警察組にケンカ(?)売っている感じが好きでしたね…探索者はハラハラしてたと思うけど。そうかと思うと「パジャマパーティしましょう!」とか可愛いこといいだすのがすごく…いい。そんな場合じゃないけど。いい。あと病院で「大きくなったら見せてくださいね」みたいなこと言われたときとても笑いました。つらい。あと大学で「にゃー」って対応するの萌えました。律儀だな妙に…
 そして最終決戦。最終決戦であんなにも殴りたい殴りたい言ってるのに中々当たらないの、笑う。でも久津家のあれこれで割と成功していたからいいのではなかろうか! あとあそこは回避が成功しているところでもうそれぞれ仕事しましたよ! そしてラスト…ラストのロールが…「今度はお姉さまを守りなさいよ」はあつい。地の果てまでおいかけてでも殺すもあつい。おいつきようがないところにいったけどねやつ! でも誰よりもおねーさまを心配していた彼女のセリフは厚かったと思います。
 EDは突然の押しかけオムライスに笑ったし。どうあがいても殴られる未来の旦那に笑います。でもまた仲良しな二人がみれてほっこりしました。かわいいなあ…今度は幸せになろうね…。そしてまたどこかでお会いできたら…その時は一緒にメイドさんをやりたい勢いです。

壱ヶ谷 葎子さん(レヴ様)

 律子さんはいつも元気だなあ。でも今回元気なの二人いるからすごいクール枠に見える。でも教授とのからみとか、やっぱり変な人な気もする。とりあえず大変かっこよかったです。心の中でうちわ作って「律子さん」「怪異探して」ってふりまわすよね。そして「知人の心配くらいはする」にちょっと感動しました。言われてみればそうだね。うん。ってなりましたよ…
 探索に関して安定してるなー、と。情報収集の切り口もそうですが。出目が割と安定していた。序盤のボケしかいないっぷりが嘘のようです。けれども警察の扱いが雑というか、嫌雑でもないけど。笑うしかないよ。「君は話がわかるんだな」は。はいれなければ泊まり込むつもりだったは。本当に捜査に前のめりだなあ! 警察手帳有効活用事件と合わせて笑います。劉さんを割とずっと堅物といっているのも笑います。生き生きしてて好きですよ。グールの資料を「私の」っていうのすごい笑いました。
 戦闘各種はあれでした。「私に肉体労働をさせるな!」の響きがすごく胸に残る。そしてさくっと成功していく頭突きも。すごいものに頭突きしてるなあ、って。律子さん、あきらめない人が好きだけど。むしろ彼女こそがあきらめない人だよね。かっこいいよね。きっとその傘ボロボロなんでしょうけど!
 ラスト近辺はあれです。むしろ佐久間さんに好意的なの、本当好き。君の試みは少しだが成功していたとか一人冷静に心理学成功してるのもすごくキャラ性だと思う! あと「彼女のために彼が残っていた方がいいと思う」の見方、すっげえ好きです…。先を見ている。律子さんは先を見てる…。あと彼を送りだすときのセリフが好きでした…。あと「きっと母親思いの子だ」も好き。
 そしてED。唐突に始まるオカルト部へのだめだし。あなたちょっとときめいてたじゃないですか。あのノリ、本当好きです。名セリフだったと思う。そして煽るというか、なんというかを経て普通に教授に会いに行くのだろうなと思うとときめく。彼女と教授のやり取り好きだったので、よかったなあ、とほっこりも…しましたし。
 なにげに今回もSAN的にまだ余裕な彼女が一体どこまでどんな深淵をみるのかすげえ楽しみだなぁ、と思います。…彼女があきらめることってあるんですかね、逆に。でもあんまりなさそうですよね。うん。

ロイスさん

 最強の萌えキャラというか、夢女子心が騒いだ。見た目は黒野さんの方が実は好きですがロイスさんのおいしさは異常だった。女探索者で言って嫌な顔させたかなったなぁ! まあいいか! 男で色々文句言うのも楽しかったです!

 最初に出たときは探索者にくぎを刺す役なんだと思ってた。葬儀屋でタバコ吸ってるときも「探索者に無茶をさせない役」だと思ってた。警察で医学をふったときの反応で「あれ? たぶんこの人なにかとんでもないこと隠してるな?」ってなった。自分が襲われて妙に回復が早かった時点で「ロイスさん―――!」って思った。大学の下りではすごく…この人余計な情報渡したら先走らない?って思いました。むしろ探索者がこの人に釘刺す役だったのかな、って…。なにか余計な情報を渡したら死ぬと思っていました。…そう、警察組で死ぬのはこの人だろうと思っていたからラストの劉さんと黒野さんに関しては「油断した!!」って思ったなあ…。NPCつれてきすぎるとたまに巻き込まれて死ぬ。知っていたのに…!それを阻止したり阻止しなかったりしたこともPL的にあったけど…警察組戦えそうだから油断してた! って思いましたね…。ロイスさんがやろうとしていることよくわかなかったので、あんまりに無茶するとき彼らなら止めてくれると思ったんだよなあ!
 まあ、そこはおいといて。
 彼も割とヒロインだった気がします。電話での「劉さんには言わないでくれ」の尊さは異常。夜の警察でずるずるしがみついた時、普通にひっつかせておいてくれたあたりもすごく…あ、この人いい人なんだろうな、ってなりました…。しかし大学で「自分でできることやる」言っているのあたりは「なんかアカンことしそう」って思いました。すごく、いいひとすぎて死にそうだと思いました。本当に死ななくてよかったなあ、と思います。…彼の「佐久間ぁ!」の叫びは胸にきましたが。そして最後の「オカルト部は俺たちが決めたわけじゃない!」も胸に刻まれたな。いや。オカルト部かっこいいとおもうよ、PLは。すごく早死にしそうで心配ですが、今後もあの三人でわちゃわちゃしてほしいものです。…いや、本当に。最後しみじみと「よかったな…」となりましたからね…!

佐久間君

 最初聞き耳で意味深なこと言ってた時は「んー。婚約者がモブってこともないだろうしなんかこの人すっげえ必死だしもしや婚約者なのでは」と病院で話している時は思っていたんですがね。その。でもムリについてこようとしなかったので佐久間さん婚約者説はマサ君みるまで捨ててました。っていうか大学のあたりでは、婚約者、ジジイ達に殺されてしまったと思っていたよ…。それで絶望したモズさんが自殺を選んでしまったのかと思ってたよ…大学でローブの人見たときはモズさんが心残りありすぎて化けて出てるのかなぁ、と思っていましたよ…、…教授ピンポイントに襲いにくるあたり理知的なのかな、っても思いましたが。うーん。佐久間君…「ひぃマサ君。待ってマサ君。確か正義じゃなくてマサヨシだったね!?」ってなりましたよね…。
 ロイスさんにけがさせてしゅんとしてた時はただ単にいいひとなのかなと思ったりも…したんですけどね…。うん…私は彼のような行動理念のNPC本当とても大好きなのでこう、興奮しましたし。幸せにもなってほしかったんですが。…病院でのやり取りなかなか愉快だったよな。とも思っていたんですが。最後彼の方に行ってもらうのを指示したのは…探索者の考えとPLの性癖とPLのメタ読みでしたね…
 探索者的には比津さん達を殺したことについてはあんまり責める気持ちなかったし、むしろ自分もモズさんが戻ってきてくれるなら別に…ちょっと人外でも…ってところもあったんですが! 大学のことは本当に…「あれは許しちゃダメだろ」「背負って生きててもダメだろ」って感じだったので…。たぶん警察組とクソ爺たちだけが犠牲になっていたなら、モズさんに幸せなってほしさでロイスさんを送りだしてた気がします…! 本当に都合よく戻れるなら大学のことをあきらめたくないけど、大学の分はロイスさんが背負うべきのは筋じゃねえだろ。って止める形になりました。ただ最後に「愛の力で戻って来いよ!」も本心ではあったんですが。最後すごくなんともいえない気持ちでいると思います。「惚れてたんだろ」「大事だったんだろ」「…ほかの男と一緒になるので、あんた…さみしくないのかよ」とかいってもしかたないことをぐーるぐるぐーるぐーる考えながら生きていくと思います…。
 PL的にはこれたぶん全員が幸せになるエンドはないわ! って思っていたので…。タイトルからしてそれはないわ!って思ったので…。それでも一番「多くが救われるエンド」がロイスさんが行くよりかは佐久間さんが行くエンドかなぁ、と思ったので…。佐久間さんの方が人間離れしてそう。という。彼が彼女の手をとって逃げ切った未来を見てみたかったんですが。やっぱり消えてたか。と思いました。彼が消えてでもなぜか比津家はどうにかオカルト部により悪事暴かれて彼女が子供さんと一緒に穏やかに悲しく生きていくエンドかな、と思って選んでいました。思ったより幸せそうではあった。幸せそうなんだけどさ。ああ彼女に関しては間違いなく幸せだよ! 佐久間さんも報われていると思う! でもなんか…さみしいね…すごく…さみしいなあ…! 赤子のマサヨシ君がすべてを覚えていても覚えていなくても今度は幸せになれよ! もう! 僕が一番彼女を思っていたのに系大好きですよ!

劉さんと黒野君

 劉さんは最初から理知的だったし常識的だったし警察だしまあ、信頼しても大丈夫かなぁ、と思っていました。どこまで警察にふみこんでもらっていいものかと若干迷いもあったけれど。夜道で守ってくれたので探索者はだいぶ信頼していたと思います。後怒ると笑顔なのとてもおいしいと思います。
 黒野君はまあ、普通にいい警察なんだろうなあ、ロイスさんと違って先走ることもなかさそうだったし、メタ的にみるとたぶんこれ探索者が戦闘の出目腐った時のお助け&大学で心折れたときの清涼剤なんじゃないかな、って思ったんですが…。…なんかイケメンで飄々としているさまがひどく「世の中顔かよ!」ってからみたい気持ちになったのでからんでいました。ごめん。キャラめっちゃ好きですし、たぶんこいついいやつだと思っていました。大学で逃げなかったもん。一緒に行動してくれたもん。情報も流しまくってくれたし。いい人だと思ってた。
 しかし出るたび食べてるものが違うの笑うし、彼も劉さん怖がってるの笑いますね。最後の聞きなれない言葉は何だって思ったらオムライスが大盛なのはシンプルに笑いました。まだおっきくなる予定でもあるんですかね彼。いっぱい食べて大きくなってね…? もう大きいけど。

金武兄弟

 この二人に関しては「純粋にお助けNPCだろうどっちも」と心置きなく燃えていました。教授。教授好きだよ。そして彼らに関しては油断していたので大学で危険に巻き込まれたときは「まじかよ」って思いました。教授、無事でよかった。しかし腕一本ですむってすごいな。MPタンクがほしかったから順当なのか。そっか…
 弟に関しては「きっとうさんくさいところが嫌いなんだろうな…」って思っていました。すごく苦労してそう。すごく苦労してそう。
 ちなみに実際教授に変な噂ってあったんですかね。それだけ妙に気にかかるよ。だってなんだかんだで面倒見のいい良い人っぽいじゃないですか。彼があれだけ百舌鳥さんの情報持ってるの割と予想してなかったのでいい意味でびっくりですよ。…ベビーベッド!(つらい)
 最後の展開に関しては思うところが色々あるけど教授と大学が無事ってところには心の安らぎをおぼえるんだ…。とても…よかったな、ってなります…

シナリオ関係

 シナリオの感想、佐久間さんの欄で大体いってるんですが。色々考えつつ楽しかったのでやっぱりこっちでも改めて書きますね…とりあえず百舌鳥さん可愛かったです。…かわいかったけど最後のセリフが不穏すぎたのでなにかやらかすのではないかと心配していました。「何を選んでも祝福してくれる?」なんて言ってああなったから婚約者殺されてジジイを恨みあんなありさまになっているのか…そう思った時期もありました。……駆け落ちくらい気にしないに決まってるじゃん! もうあのまま佐久間さんと走って逃げたらよかった! 幸せになってほしかった! 幸せになったけど…幸せになったけど…! なったけど!(語彙の喪失)彼女が若咲さんにあらあらというか困っている姿…すごく…好きだった…!あとシンプルに日記の内容胸に来ました。…そっか。世界は…世界は…佐久間さんとの世界だったかあ…佐久間さん子供グールでも受け入れられたんじゃと思わんでもないけれども。やっぱり「わが子殺された」感はどう頑張ってもぬぐえないもんね…しかたないね…しかたない…ジジイが全部悪い…。佐久間さんと百舌鳥さん個人的に悪くない…

 それはさておき。
 序盤百舌鳥さんが亡くなったのは割と結構びっくりしていました。これからなにかやらかすとばかり思っていたから。まさかなくなるとは。そして増える警察。ともかく出てくる警察。これは警察の内部を探って裏切者探すシナリオなのかな。と序盤は思っていました。誰かが宗教とつながっているのかと思ってた。佐久間さんがつながっているのかと思ってた。夜に襲われた時点で思いましたね! 「あ、これ警察に裏切者はいない気がするわぁ」「ロイスさん死にそうだけど」って。…思えば最初の直観の方が正しかったのか。いや。そうでもないか。足して2でわったら正解だった気がするな…!
 あと登場人物いっぱいいたけど、全員国籍違うのが地味にすごくありがたかったです。特徴で覚えやすい。中国人がボスで劉さん。なんかかっこいいのがアメリカ的なのがロイスさん。ハラペコ日本人が黒野さん。なんか一人微妙に怪しいのが佐久間君。と。
 そして夜の警察に関してはもう解剖室に行く気満々だったからその…遺体があるいたのガチでびびりました…「え、え、え」ってなりました。葬儀の際とタバコ吸いながらの話でもう「比津さんちはなにかしらの黒」とほぼ決め打ちしたんで…なにかされて百舌鳥さんが復讐に走ったのかと…実に明後日な方向に考えて居たなあ…。
 そんな明後日の方向に色々ぐるぐる考えてたら後ろから襲われて「ふぇい!」ってなりました。出目がおいしい「いえい」って気持ちと驚愕の「ふぉ!?」って気持ちがいりまじった鳴き声です。でもあの高APP女性を差し置いてなぜ一人ヒロイン枠にいくのか。謎だよ。本当謎だよ。…一番ダメージソースだったのにふがいない!(本音)

 病院に関しては「ああ…ここはのんびりと百舌鳥さんをいたんでいいところなんだな…」とミサンガ見てました。あとあそこの劉さんが萌えキャラでした。え、ずっと見ていてくれたの? ってきゅんとしました。探索者もきゅんとしたと思います。本当みんないいキャラだったなぁ、警察組…!
 大学に関しては…。えーと、前半は「うむ…ロイスさんに釘さしたから私は仕事を果たしたな…」と油断してたらアレでびびりました。ガラスを割られたとききゃーってなりました。キャーってなる前は律子さんと教授の話は割と驚愕でした。教授、めっちゃ話聞いてた。教授、思った以上に探索者。教授、たぶんめっちゃいいひと…っていうか律子さんのゼミここだったんじゃない? って思いましたね! …教授が一人残った時は割と死にやあしないだろうけど、と思っていたんですが。そう思ってたらござるの彼が死にそうな感じになったので「これは…教授も死んだかな…」と割と大学はPLの心が折れていました。うん。大学、割と心折れてましたよ…いい意味で。ああこれは黒幕許してはいけないタイプ…!って感じで。百舌鳥さんの部屋に行くまではこれ百舌鳥さんの復讐劇かと思っていたのでものすごく陰鬱な気持ちでいましたよ…百舌鳥さんでは…なかったね…疑ってごめんね…鳥の方が正気で歩いて行った方が恨みとかそういうのかと…思ってた…。
 そんな百舌鳥さんちはあれですね。「ローブの人はまだよくわからないけど黒幕は確実にマサくーん!」って思いました。…ベビーベットだけ無事だったからローブもマサ君のよんだ何かだと思っていましたね。本人とは思ってなかったよ。…彼女の日記、本当人生これから感があり…じわじわと…ジジイは死んでもいいなあ、って思っていました…つらい。
 そんなジジイもとい、久津さんちはえっと、割と全滅してるのはびっくりしました。みんなグールになって襲ってくるのかと思ってた。でもよく考えたら「自衛程度の戦闘技能」だからなあ…、…状況はむごたらしかったけど大学ほど心にはこなかったというか。いや、心には来たんですが。若干の。「でも元凶だしな」感がPLはありました。探索者は「あー…うん。普通につらい」みたいな感じだったんじゃないでしょうか。同胞呼びかけられた時すべて吹っ飛んだと思うけど「やだよ! 勝手にしないで同胞に!」って思っていましたね! あの秘匿楽しかったです!
 そして戦闘。久津さんとの戦闘。よほど出目があらぶらない限り大丈夫だろう。つまりここは最終決戦ではない。と余裕ぶっこいていました。ぶっこきすぎて傘の調達を忘れてた始末。70のキックはやっぱり微妙に信用できないね! …そしてあそこで警察二人組に対し「まあそう簡単には死なないだろー」ッテ思ったのを後々悔やみました。そっか、ゲームバランス的に確かに二人も参戦してくれるわけがない…!あきらか人外に挑むにあたり、あまりに無防備だった…!となりましたね…。
 ちょっと話が上下したけど、あそこを出たときロイスさんが出たときは…「ああ…」ってなりましたね。ちゃんと佐久間さんのことを伝えておくべきだったな、と思いました。でもまとめてボッシュートされたとき「そういうもんだいじゃなかったぽーい!これ回避不可っぽーい!」ってなりましたね! 俺が!俺がヒロインだ!って思いました。割と悲しかった。
 そして牢屋に関しては…ロイスさんが思ったより複雑な身の上だったなー、意外は割と軽く考えて居ました。私はSANチェック失敗すると途中で理性をなくして数ターングールだよ、とかを警戒してたので…ロイスさんだけなら安心だな、って…少なくとも牢屋でイベントは怒らないな、って好きにふざけました。楽しかったです。いえーい。
 そう思って油断してたら割とさくっと最終決戦が着てちょっとだけヒイってなりました。…でも考えてみればもう必要な情報でそろってましたもんね。もう戦うしかないか。よく考えたら。佐久間さんは個人的にはロール的にもPL的にも殺したくなかったのですごく…地味にハラハラしながら殴ってました。…目的阻止したら「じゃあ俺が生贄になって彼女を呼び戻す!」とかいうかと…思ってさ…割とすごくびびってました…ミサンガ見てアレな時点ではもう大丈夫だろうと思ってはいましたが。…そう、ミサンガ。序盤から絶対佐久間さんに渡さなきゃいけないものだと思っていましたが。いざ渡すとなんか心にくるなあ…。あ、一緒にするんだ…そっか、もっていくんだ…っていう。…あんなになってまで「こっちに来るな」という百舌鳥さんだったのでこう…こう…幸せになってほしかった…(語尾)
 そして色々悩みに悩んでのEDは達成感があったなあ、と。胸がすうすうもしましたが。美しいラストでしたよ…ED名もあわせて好きです…
 最後の「おなかに子供がいるの」のとき「まさ君…」ってなりましたよ。違う、そうじゃない。帰って来いはそっちじゃない。ああ男の子だろうよ! 間違いなくお母さん思いの正義感の強い優しい子だよぉ! …この手の展開とても好きなんですがとてもつらい! 幸せそうだよ! きっとその後も幸せだよ! でもあの日彼女が助けを求めたのはマサヨシだろうもう!っていうね! もう…もう!(やっぱり語彙の喪失)

 全体的に人間関係にドラマがありつつも背景はがっつり神話事象と怪しい宗教という王道さが楽しかったです。あれだけNPCいるのにみんな好きだったし。別に探索者の活躍の場を奪わないあたりも楽しかったですからね! 最後の1クリに関してはむしろおいしかったと思います。十分みんなで弱らせた後だったし。そして要所要所の挿絵が美しすぎて切なかったです。私が一番好きだったのは佐久間君が正体表した時の挿絵です。挿絵を見返してにやにやするんでやっぱりシナリオ集は必要。なくても既にぽちりましたが。
 改めて、素敵なシナリオ作ってくれたKPと各々自分の道を突き進むのがかっこよかった参加者に感謝を。またなにかしらでご一緒できたらうれしいです。
 2019/01/08
 目次
 探索者詳細