クローズドっぽい閉鎖感と陰鬱なような切ないような感覚が素敵なシナリオでした。
そしてみなさん無邪気なおっさんでかわいかった。100Fとクリティカルで踊ってたけど。
とても、楽しかったです!
真面目なようでいてとぼけているようでやっぱり真面目なのだろうか。どうだろう。でも「あそこはトイレ」はあまりに名言でした。そこはトイレじゃない。病室じゃないか!あと突然の窓口コント爆笑しました!
探索では堅実に情報を抜いて行ってくれた気がするんですが、やっぱりちょくちょくおかしい気がします。重火器に目を輝かせすぎでは? そして卑劣なものでの戦闘では銃にびびっていたというのに。なにが彼をああしてしまったんだ。銃にびびってるのかわいかったのに(誉め言葉)
あの仮眠室のあたりでビクビク発狂したのにラストはきちんと発狂を治してるのは、なんかカウンセラーみ的な意味でかっこいいですよね。あんなにファンブルに翻弄されていたのに。かっこよかったね。
真面目なようでボケ枠その2だったな、って。なぜ窓口コントをしたし。なつかれて困惑しているの、シンプルにかわいかったです。でも最後に親しい人忘れるの草だし切なかったし。色々かっこいいシーンがあった気がするんですが、投げやり大量に持って帰ってきたインパクトはなかなか忘れられない気がします。あと「痛あい」(渾身)はかわいそうだけどちょっと笑いました。
探索では阿紫花さんとの継続みのあるロールがかっこよかったな、と。しかし一人血まみれの倉庫に行くの「男気がすぎる」って思ってました。(誉め言葉)み、見えてる地雷! 見えている地雷だけど! クローズドで全部みないのは怖い! ありがとう!と思いました。
重火器部屋では覇者がないと思ったらなぜ投げやりなのか。そして照明弾を持たせるのか。俯瞰で想像すると爆笑するしかない。あと、突然の服が破れた時の軽い謝罪とラストの「年の割にはあった」は草でした。
継続の悲しみとコレクション根性にあふれる変な人だったな、と。お腹にいれたと宣言したのは私ですが「お腹に変なものはいっていますが」は草。あと鍵があけられないと悔しそうなのなんかかわいかったです。というか全般的に大真面目に変なこと言ってて笑いました。なぜ引っ張るし、33歳のほっぺを。あの図はだれも幸せになれない。
探索では目星で確実に情報を抜いていた印象と、ファンブルでひどい目あってる印象が鮮やかですね。メモが、メモがすべて阿紫花さんに集まっていく。こんな女子供にトラウマありそうな人が。かわいそうに(萌)あと銃器をコレクションしようとするの笑いました。じゅ、十分もってるでしょ!おうちに返しましょう! 他の人の銃器へのコメントもじわじわ笑えるし! なんか銃器からむとキラキラしてますね!
ラスト回りではなんかしぶく決めていったなぁ。と。思ってませんよ。「らったーさんのシナリオのNPCもいっつもかわいそうじゃん…」「いつもらったーさんがしてることじゃん…!!」などと。かっこよかったですよ、話す順番を守るロール。すごく、話が達者。探索者は「本当よくわからんけど有能なおっさんだ」って思ってたと思います。PLは「リメンバーここクリシナリオ」って思ってたけど!
シナリオタイトルに恋とはいっているから恋については予想してたけどお父さんとの関係については泣いた。ひでぇな父。まったく同情できない。
まあ、状況からして事件のショックで記憶がないのかなと思ってた。ちょっと違った。あんな見た目だとは思わなかったなぁ…。そして思ったより悲惨だった。大体父親が悪くない? 狂気におちいっちゃったもんはしかたないけど。フィーアちゃん悪くないよ! 個人的には死ぬ進藤先生もどうかと思うよ! 生きてどうにかしようとしなよ! 病院告発でもしようよ! っていうか恋してる相手に同情ってひでえな! 探索者は責めないけどPLあんまりあのイケメン好きじゃない! フィーアちゃんは好き。
でも服が破れた時の反応「やばいです」で銃を自分にむけるのはビビりました。大丈夫だよ服敗れただけだから。ここにロリコンはいないからー!と思った。
途中のメモで「彼女を傷つけるな」と出てきたので、彼女とマトモに戦う気はまったくありませんでした。でも思ったよりシビアな攻撃がきてびびりました。あれ?やっぱり回避だけは必要なシナリオだったのでは?と思った。うん、生き残れてよかった。
ラスト説得といわれた時は「く。阿紫花さん説得あんまりない…!」とちょっとびくっとしましたが補正があってよかったなあと思いました。6000は笑うけど。あそこで100Fでたら爆笑してしまうと思いました。シリアスに追われて、よかった!
最初は普通の(?)廃墟かと思ったら思ったより夢クローズドだったんだなあとどんどん増えていく部屋に思いました。あとあんまりに血が新鮮な姿で出てくるからこれ「過去の再現か」って途中で気づきました。過去に戻っているのかと思ってたけどなー。建物が焼けていなかったから。
しょっぱなスリッパをはかないと重い罪を受けるのはちょっとヒィって思いましたが、思えばアレわかりやすいといえばわかりやすいですよね。禁止事項を踏まなければさほど危なくはないのかな、と。実際は禁止事項より唐突になんか出てくる神話生物が怖かったけど。推奨みて油断してたよ…出てくるとしてもラストにでかいのだろう、と。そうかちまちま削られるしそれなりに危ないのか医学、確かに必要。精神分析、重要、と…精神分析餅が発狂しなくてよかったな。
調べる箇所が多く、調べれば調べるほど絶望しかなくとても楽しいシナリオでした。なんでわざわざ自分の名前書いてない部屋にいたのかと思ったらそれかぁ…あれはきつい。番号で呼ばれてたけど進藤が深愛と呼び始めたとかだと思っていたのにさ…!
遺体の状態もなんか微妙な感じだと思ってたら先生の隠蔽工作だったんですね…正直先生の中途半端なやさしさ、PLがめっちゃ嫌いだったので適当にネチネチ嫌味いってやろうかと思いましたが。最後に迎えにきたから許してやるか。と探索者には許させておいてよかったなと思いました。本当最後の隠蔽工作で株があがったよ、先生。中学生に中途半端にイケメンは優しくしたらなつくに決まってるだろ! ちゃんともっと考えろ!とは思ったけど。
あと後半のメモ集め、本当にこう…「えやだこれ以上知りたくない」「痛ましい」「この病院は滅んでいい」と思いました。たぶんフィーアちゃんに見せても見せなくとも記憶が戻るとかないな。この探索者にべったり加減をみるに、最後まで集めなきゃトリガーひかれないやつだな、と思ってはいたけれど。おいたけど、フィーアちゃんの近くでアレを集めるのPLの胸に来ますね。恐怖より切なさのシナリオだったよ? はは。
それにしてもかわいそうな少女とイケメンが出てきたら相思相愛が多いようなクローズド業界で、恋心に同情が帰ってきてるって実にえぐいな(誉め言葉)と思いました。助けてくれるほどの気概もない。でも最後に思いは通じた。そして自殺した。えぐい。いっそ実験動物としてみている方がよかった気がするんですけどね、PL的には。あの決定的なままならなさが割と好きです。
最後の戦闘については本当戦う気が毛ほどもなかったんですが。たくさんの武器は雑魚戦で死なないようにという作者の気遣いだと思っていましたが。最後の大発狂祭りで笑いました。いや、笑えない。あの時ダイス降るのは緊張しました。正直、目星の成功で運使い果たした気がしたし。ほんと発狂しなくてよかった。精神分析仕事できた…!
まあ、40%で攻撃飛んできたときは「戦闘技能もちにきてくれ攻撃ー!」と思いましたけどね! ちょっとびびりました! でも最終決戦にふさわしいハラハラだよねきっと!
ラストの描写はキレイできちんとこれを見れてよかったなあ、と思いました。シナリオ読むと、あれ彼女に名前を知らせた特典ぽかったし。よかったよかった。…あれがなきゃ進藤先生の株下がっただけだったし。本当に個人的に見れてよかった。なんというか、化け物は化け物のままでは救われないのがちょっと切なかったですけどね…最終的に幸せそうだったからいいよ…あ、でもなぜ迷子になったのかは結局最後まで分からなかったね…それだけ殴りたかったよ、先生のこと…!
改めて、SAN的にもPL的にも心臓に悪いながら楽しいシナリオ回してくれたKPと、仲睦まじいおっさんロールが素敵だった参加者に感謝を。また何かしらでご一緒できたらうれしいです。
2019/09/11
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