「芸術は今日も首を吊る」はシンプルに怖かった

 不定をリセットする度におびえてた。だって始終怖かったから!でっかいSANチェックがくるって! おびえてたから!
 そんな楽しいネタバレしかない日記です!




霧隠 和幸さん(福助様)

 面倒見がよく、言葉が優しい。頼りになるおねえちゃんでしたね。紙袋かぶっていなければ。あの紙袋にどう向き合えばいいのかわからない。よしよしされてしまった。割とのほほんとした人っぽいのに。よしよしされてしまった。
 序盤はあの絵を買うの、面倒見がよいというか、豪鬼といういうか、責任感があるというか。好きでしたね。でもオーナーをきっちり恨んでいてちょっと笑います。ぼったくりというか、絵ってそんなもんですよね。どんまい、出世払いするからね!あと喫茶店あたりでは新堂君にめっちゃ奢ってあげてて和みました。万単位か、って。
 探索に関しては割とマトモなこというようだけどなんやかんやで人んち探索するさままじ探索者。だって野鼠ちゃんに色々言うけどとめないもの!(笑)
 ラストに関しては精神分析をありがとういうか。最初から最後まで人のフォローして大変だったね霧隠さん。って思いました。なんか不憫そうだから幸せになってほしい。でもあの紙袋にはもう少し悪びれてほしい。

野鼠はつかさん(茜染せろ様)

 元気いっぱいの自己紹介かわいいなと思ったら、なんか不憫そうというか。出世払いにびくっとするし出世払いへの偏見がひどいんですが。彼女はどういう人生なんだ。かわいい。もといかわいそうですね。それはそれとしてネズミ様かわいすぎるでしょ。PLは常に心の中で頭を撫でてた。
 序盤はあまりに色々動じな過ぎてかわいかったですね。そして喫茶パートでおごられてうれしげなところとか、新堂君とのからみがかわいい。正直すぎてオブラート!って思ったけど。誉め言葉的な意味d。あと、水以外もいっぱい食べてほしいよね。さくさくしたいっぱい食べてほしい…!
 探索に関してはためらいなく人んちのドアあける様にときめきました。動じない。でも出目は波乱万丈すぎる。いったい何なのかと思いましたね…。無事に生き残れてよかった、本当によかった!
 ラストに関しては決戦前に気持ち悪がるの可愛かったです。あ、ちゃんと普通の子だった。みたいな。でも発狂せずにしっかり向かっていく様、やっぱりただものじゃないような気もする。なんなんだ、彼女のあの謎の大物感は。態度がえらそう(誉め言葉)だからかな。とてもかわいかったですね…。

NPC色々

 オーナーさんはな。実はもうそこはかとなくいってましたよね。こいつ正気ないと。あまりに推しが強かったもんね。シナリオ処理的なアレかと思っていたんですがそうか正気がなかったか。愉快に和んでいる場合じゃなかったんだな。あの額縁と袋のサービスあまりにいらなかった。…しかし真相をしると哀れな気もします。なんていうか。NPCだから仕方ないね。どんまい!って気持ちになりましたね…。
 喫茶店のオーナーに関しては何か知っているかと思ったら思った以上に何も知らず笑いました、いや。当時は笑わなかったけど。今思うと笑う。私が一人疑っていたのが笑う。良い人のほうのオーナーだったんだな、って…。ごめんね疑って。
 そして新堂君。新藤君、かわいかったな。あふれでるポンコツ臭がしたけれど。というか彼、みじめすぎるよねと思いました色んな意味で。いちいちリアクションがいい反応すぎて無限に見ていたかった。それにしても柿崎さんの絵の評価が正直すぎると思う。彼の評価があれなの、凡才っぽいのもあるけどコミュ力の問題っぽいよなとも思いました。好き。
 
 柿崎さんに関しては「あ、はい」って感じでした。しかし思った以上にうにょうにょしていた。なんで人間嫌いなのに肖像画書いているんだよ!って思ったけどさ! あの画像すごい怖かった!好き! あともう少し話できる状態かと思ったらすべては手遅れだったのがなんか「ごめんね」ってちょっと思いましたね。はは。ごめんねというか。もっと嫌な奴だと思ってたよ。思ったより哀れなやつだったな、みたいな? 神話現象に関わった人間の末路なんてあんなもんだよね。みたいな感慨にふけりましたね!

シナリオ関係

 あ、この絵、描かれたら死ぬんだな。って。すごい思いましたよね。でも私価格がPOWなおのわからなかったよ。せろさんすごいって思っていましたね…。そしてすごい正統派ホラーだった気がします。こう、いまいち解決できた気がしない後味の悪さが。とても好き! 絵が変わるのとか視線を感じるのとか、じわじわ怖かった!
 展示会についてはこれは買わねば話が進まぬという空気を感じましたが。あの頃はオーナーになごんでいたな。そんなに警戒していなかったな。今思うと暢気だった。だってあのオーナー、そこはかとなくポンコツぽかったもん! そして喫茶店。喫茶店で驚かれた時はここで絵を描かれたと思ったけど。そうだよね。アトリエなんていってないんだから店長が知っているわけないよね。偏見だった。なんか立ち絵があやしげだという偏見だった。受け答えのマトモさで信用しました!
 そして新堂君はね、こいつ死にそう。とちょっと思ったけどそんな展開はなさそうなので実はアパートを後にした当たりでほっとしていました。いや、なんかこう、思い詰めてそうだったからさ。探索者がへまするとなんかアカンことになるかと疑ってたよ。PLの疑心の所為で。そしてあそこでオーナーが柿崎絶賛してたと聞いた時、なにかあのオーナーやばいのかなって気持ちはしました。同じくらいあの絵をみすぎるのもやばいのかなとも思いました。ちょっと違った。まあ、いいや。
 そして柿崎のアパート。何かあると思ったらなんかもう色々手遅れっぽくてあ、ってなりましたよね。無理やり開けられたって聞いた時オーナーが彼の絵ほしさに彼を亡き者にしたのかとちょっと思いました。違ってよかった。よかったのかな。あそこで撤退の呪文が出てきたことで「もうなんかでてきてるんだな…」とあきらめもしました。そうだよね、明らかにおかしいもんね、あの絵。アパート出た後目線感じるの死ぬほど怖かったです。え、この上なんかいるの!?と。もうニョグダの影みえてるのに! これ以上は怖いよ!
 そして先輩探索者の死。なんていうか、アレ割とヒイってなりました。いや、被害者が他にいるのはもうちゃんと情報出てたけど。なんか怖かった。明日は我が身感がすごくて。個人的にはクライマックスシーンよりホラーみ感じるレベルでしたよ…。彼、地味に気の毒でしたよね。このシナリオ3人用だから…。一人じゃ手が足りないんだよ…!
 そして最終決戦。「あ、これ一撃あたったら死ぬ奴」って思いましたね。ひやっとしたよ! そして処理聞いたら案の定強かったよ! 恐い! 好き! そして撤退の呪文聞かなかったとき「ああ…」となりました。あそこ、いったい撤退して何かするのかと思った。違った。よかった。帰らなくてよかった。そして発狂内容が案の定で「ふふ」ってなりましたね。ホントはね。ナイフに近いものを調達していこうかと思ったんですけどね。このシナリオ自殺癖に縁が近そうだからね。と思って非武装で言ってました。あのからみつかれる系の攻撃の描写来た時「刃物必要だったかな」って思ったけどね! 何もなくてよかったよ! なにもなくてというか、…ファンブル、ありがとう。部屋の描写とかガチ目に怖かったから、割とダメかと思いましたよ…、なんかあの時、気持ちが弱くなっていましたからね! なにもなくてよかったよかった!
 解決手段に関しては「あー、だからやたらと暗いのか。あー」でした。自力で思いつけなかったけど、めちゃくちゃしっくりきた。そうだよなあ。撤退させられない以上、さくっと消す手段があるはずだもんなあ、と。…力押しではない感じが、すげえ好きでしたね。危険を回避している感じで。知恵とかで勝利する感じで。楽しかった。
 楽しかったんですが、ああなると「この撤退の呪文どこで使うの?」と思いましてね。目星に成功したとき「あ」ってなりました。そして目星に成功しないとアレ野放しだったのかと思うとすごい「ひえ」ってなりますよね。本当日常に潜む怪異だった。じわじわ怖かった。なんにせよ、ちゃんと帰れてよかったですね! 怪異止められてよかったよ1
 改めて、素敵なシナリオ回してくれたKPとのんびりながら的確な探索が素敵だった参加者に感謝を。また何かしらでご一緒できたらうれしいです。
 2020/02/06
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