ネタバレしかないプレイ日記。いつものことですね。
いろんなものが美しかった。一枚の絵画を一緒に作り上げられたような幸せがあります。
部屋あさるロールのかわいさに悶えていました。真面目な学生可愛いやったー。そして合流してからも悶えていました。なんか、師匠に絡まれてる姿可愛いな、って。来ないと破門な、みたいな下りで嫌々ついてくるのすごく真面目なロープレでしたよね…! 久保田君巻き込まれ可愛い。
そして他の探索者に色々言われてもあやめさんの乙女の秘密を守り続ける姿が素敵でした。最後、ばれてたけど。ばれてる姿がまた可愛かったからおいしかったなあと思うんです。
あとかなり一貫して医者っぽくて素敵でした。色々すごいもの見たであろうにちゃんと目が治る術を疑うあたりとか。地に足がついた探索っぷりとたまに見えるPLの素の発言が最高に好きでした。またご一緒したいなあ。
口調。と思ったけど口調以外はフツーに頼れるヒーローみたいだったな。と思わんでもないけど。むしろ先生への気遣いが要所要所にあったんだけど。なんだろう。ところどころが面白さ半端なかったな。なんで俺だけSANチェック!みたいな時哀愁漂ってたな。でもいついかなる時も油断しないためにでっかいハサミを認めるのはやっぱり危ない人だったと思います。技能もすごいことになってたし! 落ち着いた声とのギャップがやばいな(素敵)と思ってました。
しかし最後の方の先生への名乗りシーンかっこよかった。触手さんを一人でいたぶりまくっていく姿も楽しかった。触手さんから皆でひきはがすっていう発想が私無かったのですごいなー。しかもいい感じに師弟の共同作業になったよ…!と感動していました。本当、全般的に頼りになるかっこよくちょっと愉快な方でした! またどこかでご一緒したいです。
あの、実にメタなことをいってもいいでしょうか。私、あの手のおしとやかかわいらしい人がすごい好きなんです。アイコンを見た時、つい思いました。「こんなかわいい子がヤバイものなはずがない」と…いや「でも心さんの件もあったし」「そもそもCOCの高APPって…」「いやしかしハートフルだし…!」と色々なことを悩みました。
そして日記の時に思っていました。「かわいらしい片思いでもヤンデレでもどちらも萌えるからオールオーケー!」と。まあ、先生の日記読むあたりでなんかこのシナリオ誰も悪意はなさそう。選択間違えるとクソ切ないことになりそうだけど。略奪愛とかなんとなくそぐわない美しさなんだよなあ!と思っていました。
そのうえで最後の方のメモとか、最後の地下室ですよ…どうみても健気な人です。ありがとうございます。先生の目を直している間に彼女が死んでたらどうしようとびくびくしていたので、生きていてほっとしたような。「なんでそんな近くにいるのー!」と修羅場な気持ちになったりしていました。生きてくれて、良かった。
最後に、エンディングのロールの切なさと美しさがマッハです。告白シーン内心すごい萌えでのたうちまわっていました。優越感エンドも見て見たかった気がするけど、大きな悲しみがあれど前向きなエンドなあのエンドにたどり着けて、本当によかった! 「愛をそこに落としこむのかあ…」とじんわり感動していました。すごい美しい光景が想像できて楽しかった…! 彼女の初恋は実ってほしいような。実らないからこそ美しいような。なんであれ愛だからそれはそれでいいような。本当美しかった! 機会があれば口説きたいです口説かせてください!
私が風呂場でも寝室でもポプリの香りを気にしていたのは、西生印のポプリがあるかと思っていたんですよ。荻窪先生の精神が元々病んでいたなら、いばら先生かあやめさんかが癒しにポプリでもおいてたりするかね。どうなのかね、って思っていたからでした。まるで関係なかった。
私は久保田さんの日記盗み読みシーンの段階では「あやめさんとやらがやらかしちまったのか?」と思いました。でも先生が早々に自殺してたので「いや…あやめさんは助けるために奮闘していそう…奥さんはなくなったのか…?いやしかし…世界を奪うってなんか気になる書き方だ…」と思っていました。そして、クロッカス。私庭でクロッカス育ててましてね。「あれたくさんあると匂い結構強いよな甘いけど。病人の横に置くものか?しかも鉢?病人の横に?私の感覚がババアなの?」と超悩んでいました。
あと花言葉…その昔超かぶれてて…。だから超気になってた。そしてカスミソウの花言葉は間違って覚えていました。ささやかな幸せとかそういうものかと!口に出さなくて良かった。そして今もかぶれているし不吉な花言葉で連作書きたいと思って調べたりしていたので―――不吉じゃないからまあいいか。という自信はありました。なので今回はさほど疑心暗鬼に陥らず、優しい気持ちでわくわく探索していました。唯一の懸念事項は、三ツ木さんにだけなかった1d100ロールでしたね。途中のいばら先生の日記見た後「女性にだけ寄生するなにかが夢を通して寄生されてて。そのことにお二人が気づいてくれるための判定だったらどうしよう」みたいな。鈍いだけで、良かった。そして笑いました。
でも先生は目を離すと自殺しそうとおびえていました。目など見えない方が今後訪れるだろう絶望を見なくてすみそうとも思っていました。いやあ。助けられてよかった。本当に。正直途中でダメかと思った。救えるのはあやめさんかなあとちょっと思ってた。よかった…!
人という字はーというくだりに乗る辺りとかも最高でした。おおー。息あってるなー。素敵。という。先生ロール全般的に物悲しくてすごい素敵でした。「あー。これはいばら先生本当愛されてるな…」と疑わなくてすんだ。全般的にじんわりとつらく素敵だった…! ていうかすごく心をこめてロールしていただいていた感じがあり、心から「この先生を助けたい」と思えました…!
いばら先生も日記のシーンで泣けたのですっごく助けたかった…助けたかった…でもお名前とのかみ合いかたが美しすぎるよ…たすけたか…もう先生とのらぶらぶ生活脳内補完して気を確かに持つことにしますね…!
シナリオ全体は、実は最初の方は全然よくわからなかったです。よくわからないというか、有力な情報がある意味多すぎる。でも後の解説によると、ミスリードにひっかかってただけみたいなので、ある意味シナリオ満喫したんだな!って気持ちです。そこそこ色々疑いはしたんですよね。そこそこ。なんか雰囲気が綺麗で毒気が抜かれてもいましたが。
先生の日記とかあやめさんの日記のあたりでは、本当わかるようでわからない感じだったので。いばら先生の日記で色々ピースがはまる辺り、実に最高でした。でも魔術師お前はダメだ!こん畜生だ! 最初のあやめさんの夢の声とか、超切実そうで素敵でした。わくわくと不穏だった…! 風呂とかトイレにちゃんとバリアフリーがあったのちょっと感動しました。そっか。こういうのから先生の病気に気づくのもありだったのか。すっげえ綺麗なつくりのシナリオだなー。と。でも序盤に見たらいばら先生重症だったんだろうと思って終わりだったかもしれない。
本当全体的にいろんなピースを拾い集める感じで楽しかった…!
ところで最後の戦闘、本当はもっと大変だったんですよね。大体コトネさんのせい。だったんでしょうね。ファンブルひいて焦っているであろう成瀬さん、というか頑張る触手さん、ちょっとだけきゅんとしました。でもやっぱり触手はかわいくない。元凶だし。魔術師も可愛くない。元凶だし。うん。魔術師。ぶっとばしたいけど。クトゥルフだし。このシナリオはそういうやるせなさも含めて素敵だなあと思いました。
全般的に、最高に楽しく美しいシナリオと、綺麗なプレイの参加者の皆様へ感謝を。またご一緒できたらうれしいです。黒幕の魔術師の野郎をぶっとばすシナリオなら、なお嬉しい!いやあれはあれでやるせなくてこのシナリオ完成度はその方が完璧だと思うんですけどね!
2017/01/12
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