ネタバレしかないプレイ日記。
正直ラストで「これは死ぬかもしれない」と思いました。あと秘匿もらった瞬間から「他三人の誰かが両親死んだ理由だろうなあ」って思ってたしN村廃村と聞いた瞬間「村…滅びた原因…探索者の誰かだろうな…PVP可能性ありってことは…」となっていました。
可憐。圧倒的可憐。でも「なんかすごく知ってそうで後でしんどくなりそうな人だなあ」と思ってみてました。開幕しんどい人だった。えぐいレベル
色々背負ってたな!
開幕辺りはともかくべらぼうになんか雰囲気儚いなと思いました。お経よんで割とびびりました。秘匿は「寺を知るものだったのかな」とか思ってましたね、自分が村だったし…みんなどっか場所かと思ってた。
あと全体的な話の進め方が「純粋にいい子っぽいこの子村滅びた(暫定)理由なのはしんどいなあ」って思ってました。秘匿のKとのからみとかとてもかわいかったことを録音で知ったし!
真相わかってからもよくよく考えるとかなりしんどい立場にいた気がしますが。静かに受け止めててなんか「戦うヒロインっぽい子だな…」となっていました。なんか伝記ものの主人公のような立場だった。そうかと思えばEDで哀愁が漂いまくってて「守りたい…この笑顔…いや笑ってない…守りたい…この存在…」となりました。山田さんのこと霊視してたのホロリと来ました、卓後に。決戦から最後に皆にお礼言うまでの流れがキレイで好きでしたね…
すっげえ真人間な気配がする。なんか終盤真人間なばっかりにしんどいことになりそうだなと思ってた。そうかと思えばセルフで業を背負った話を聞き、正直ちょっと受けました。でも確かにそれは面白いな! 秘匿で先生と喋ってるところとかなんか普通にほのぼのというか「あ…先生まじで「先生してたんだ…」」となりました。でも卓中はなんか故人と縁がないのに呼ばれるって村滅びた(暫定)と関係あるのかなと割と疑っていました。ごめん、なにもなかった。先生と仲がいい…だけだった。となんとなく申し訳ない気持ちにもなりました。記憶戻った時うろたえてるのの世話させたのも割とPLは心苦しかったです。そんなこと言われても困るということばかり言って、ごめん。というか。「すごく巻き込まれポジ感がある…」ってなってました。
真相色々わかってからは「あれ…これ関係なくていたたまれなくなる立場なのかな…」と思ったら最後の最後で先生が引導渡しに来てくださいの態度なのこれはこれでしんどいな!?となりました。そして順当に強い。段々よくなっていく出目、ドラマチックでいいなあ…。あと結界のために刀使うってかっこいいなとなりました。でもラスト先生の部屋で一人いるのは哀愁がひどい。というかHO1とHO2、哀愁がすごい…。遺された物静かに受け止めていく感じの哀愁が…好きですね。
しっかりとしたお嬢さんだ…。HO1と無限に並べたい…と思ってた。そして実は一番関係ないだろうと思ってた。ハハ。あとお嬢さんとのからみもじわじわかわいい。PLは見ていると心がポカポカしてきましたね…。秘匿のお嬢さんと話してる時とかもね…さわやかにお姉さんぽくてかわいい…。こう、周りに気持ちのいい風が吹いている感じがする…。立ち位置不憫だったけど。彼女が村と関係しているのは殺生石のところまで欠片も考えてなかったです。ちょっとかわいいなと思った。もとい、割とho1が何かありそうだなと思っていたものだから。割と「ま、まじか」ってなりました。
真相わかってから色々は「一番気の毒なのHO3じゃないかな」と思ったりしていましたが。ラストにクソ狐がおじいちゃん食べてるのはかなりびっくりしました。秘匿がここにきてビックリを運んでくる。それにしてもラストの狐に色々言われた時になんもいえねえからのラストは「私が終わらせなきゃいけないのよ」がかっこいいなと思いました。あと自分めっちゃしんどいのにHO1とかお嬢さんにかける言葉が優しくて、切ない。卑屈になるわけでもなく静かに事態受け止めてる感が最初の殺生石とのギャップ的にとてもしんどく。好き。「これは責めれないなあ、蔵本…」となりました。爽やかな、人だった…。弓の似合う凛とした感。
序盤、なごやかすぎて「こうしてあたたかくしておいて後でしんどくなるんだろうな。こゝろだもんな。こゝろだもん」と思いました。そしてそうなった。しかし縁もかすりもない人の葬儀に入り込むってこれNPCにめっちゃ嫌われるんだろうなと思ったら。なんか先生に同情されて私の良心の呵責がマックスになりました。えええ、絶対この人何かあるって思ってたのに。ええええ。やめてよ怒ってよぉ!Kってことは親友の葬儀じゃんおこってもいいんだよ!?と思いました。まあ「この感じ、絶対形見に関係ないなー」とも思いましたが。奥さんも形見に関係ないだろうと思っていました。村の生き残り化とは思ってたけど。反応からしてからむ必要あればきっとそういう情報出てからだろー、と悠長にしていました。というか、やっぱり心苦しいよ…、知らん人の葬儀に入り込んだ…そのへんのあんちゃん(なお何を探してるかもよく知らない―――)Kと知り合いじゃないことに心痛めてるHO2可愛いんですがそれどころじゃないのがここにいた…!
ということで葬儀会場を見たわけだけど。おかしな宗教の感じはなかったのでたぶん人間関係由来のなにかか。とキツネ情報が出てくるまでは思ってました。狐情報が出た瞬間「あれ?これと戦うの?え、やだ」とちょっと思いましたね! まあ勝てたからいいよ! 勝てたからいいんですけどねえ!
まあ、そのあたりはさておいて。序盤といえば山田。「どっかで死にそう(笑)」って思ったけど思ったより高速で行方不明になってびびったよ。「君…不憫な奴だね…」と思いました。奥さんの日記を読んだ時「彼もまぎれこんでたのかな。記者かな」って思って悪かったよ。無罪だった。考えてみりゃオープン心理学で怪しまれてたのはHO4だけなんだから当たり前か…。山田くん…何も含みがなかったのかと思うと…ただただ可哀そう。
序盤に関してはともかく「不穏だし無限に調べたい派調べたいんだけどこの家に形見があるとは思えないし」「NPCがいい人ムーブなんでまったく家探しする理由がこじつけられない」と途方にくれていました。「葬儀にまぎれこんだ挙句家探しっておそらくkと縁があるHO1あたりから見たら協力したくねえクソだろ…」と悩んだりも、した。諸々考えて山田君の荷物が一番気になったのでああしましたが。男二人であの情報顔つきあわせてみてるの、ちょっと笑える。実は後々の伏線になってまじびっくりしたあの情報、あの時点ではひたすらフフってなりますね…。
殺生石に来た時は「ああ…村に関係あるの…HO3なんだね…」となりました。悪意があるようには見えないし。錯乱の内容からして「あー。あー。かわいそうな気配がする…」と思いましたね。頑張れHO3★って思ってました。あと「人の痛みよりそう系の方向でキャラシ組んでてよかった…」とも思いました。そんな油断した思っているからオカルトファンブルんじゃないですかね。なんかHO4だけが見えたなにかのようだ。と思いはしたんですが。面白かったので錯乱してみました。まあある意味あの石の関係者だし、いいよね! ある意味アレが元凶だよ!
村と神社に関してはねえ。ロール的にものすごくHO3が心配だし事情知ってそうだしで一緒にいきたかったですが。PL的には「これ絶対村にHO4にしか見えない情報あるな…だってHO4記憶曖昧。絶対どっかで思い出す。HO3を見る限り、ゆかりの地にいかないと困る…!」と思い、いい子に村にいきました。いい子にいったら割と思ったよりひどい記憶がきた。いや、村の描写は正直「まあそうなってるんだろうな」と思ったままだったんですが。おじいちゃん。おじいちゃん…なんでそんな…ええ、おじいちゃん、いいおじいちゃんだね…。PLはそういう人すきだけど蔵本は「別に体弱くても死なないからいいんだよ!」って思っていた気がします。でもあれ、描写からしてあのままじゃ長く生きられないんでしょうしね。おじいちゃんがああいうことをするのは、本当に仕方ないよなあ…となりました。
仕方ないけどびっくりはしたよ!だって両親のおかげで生きてるとかは想定してたけど今まさにおじいちゃんが自分のために死にかけているとは…!あー。どうしよう…みたいな。だから形見っていったのか。単に気が早いというか後ろ向きなだけかと思ってたら。そりゃ形見だわ。これは。「いられねえ!」と叩き割りたい気持ちにもなりましたが、データ的にもおじいちゃんの心情的にもやめました。入手時点は「もしかしたら返せばおじいちゃん助かる、…か?」とも思っていましたし。PLも最終日の夜に電話がつながらなくなる時までは…一応希望を持っていたので…
まああのあたりで諸々と諸々片付いた気でいましたが。シナリオ的にはむしろあそこからが本番だったんだよな。と。燃え尽きてる場合じゃないな。と。先生がKを殺してるのはまったく予想してなかったのでびっくりはしました。でもこゝろ原作引きずってる部分を抜けば色々しっくりはくるので混乱はしなかったですね。ここもPvPポイントだったのかあ…と別方向に怖くはなりましたが。というか、Kの部屋の情報、すべて情報が怖かった。怖かったというか「あ…やることが多い…やることが多いよぉ…」てなりましたね! HO2が使えそうな刀どっかで出てくるかと思ってたら出てこなかったし! しかしやることが多いプレッシャーはあるけどやることがわかったワクワク感もありましたね。これ本当全員協力しないと狐に勝てるとは思えないんだけど。pvpしてる暇ある? 仇とるには協力するのが一番だよな、ロール的にもそう思うよな。となりました。狐、大体狐が悪い。
そして無事に先生を見つけることはできたわけですが。「え、お嬢さんいないの?どうしよう」とちょっぴり思いました。でも先生も大事なので見届けようと思いました。というか先生、割とつらい立場だよなあ。正気が残ってるんだ。となりました。もっと悪びれない感じかと思ったら。かなり残ってるんだなあ、正気…となりました。いや、残ってればいいってもんではないけど。微妙に切ないよ。HO2の立場がしんどいよ。ってなった。でもあそこの一騎打ちは好きですね。「あー全員にちゃんと見せ場あったのか―」となって。
でも先生が自殺したのはちょっとびっくりしました。背後から襲われるとかは警戒してたけど。思ったより正気っぽいから大丈夫かと思ってたけど。正気があればそれはそれで死ぬか。あ、そっか。となりました。後思ったより近くにいたお嬢さん。確かにそこにいないと困るんだけど今出てきてほしくはないお嬢さん。というか狐。あの丁寧に一人ひとり煽っていくのいいですね。「いや自分の悪事じゃん…HO3にわざわざそういうのやめようよ…そもそもお嬢さんにとりついたからだし…」ととても嫌な狐だなと思いました(誉め言葉)両親の味覚えていたらいたで腹立つよ。覚えていなくても腹立つけど!後決戦、対抗失敗しすぎて「これで失敗回数でおじいちゃんの生死を決めたら泣くな…」と思いました。違うようでよかったよ。いや、よくない。結果だけ見ると、とてもよくない!(震え声)
そんな出目へのささやかな悲しみはさておいて。決戦のギミックすげえ好きですね。各々やること決まってて。HO4.やることないっちゃないけど何かあった時の応急手当・精神分析要因だろうとHOもらった瞬間に思ったので…普通に楽しかったです。ただこれ「これ応急手当じゃまにあわねえだろうな…!?」とびくびくもしたけど。思った以上にダメだったというか。庇わない方が安全だったようですごくひやひやしました。いやだって。一撃くらいは。耐えれるかと。HO1が落ちるよりはいいかと…そう思ってしまったんだ…!POWも「これで失敗して一撃でもしたら皆やばいだろ…」とめっちゃ出しました。大丈夫。POWが減っても現在SAN値は減らない。いけるいける。って思った。ロール的にも村と両親の仇だから出し惜しむ理由がなかったよ…
割とラスト一撃しかないことに関しては「死ぬかもしれないなあ…」と思っていましたが、本当成功してよかったです。本当によかったです。情景的にも美しいしね射られる巨大でまがまがしい狐。「はっは!ざまあ!」って蔵本は思っていたんだろうなとしみじみします。蔵本。ものすごく狐憎んでたと思う。「はあ!?お前が勝手に出てきたのに利用した工藤さんに声かけるとかツラの皮厚いなこの畜生が!」って思ってたと思う。畜生だし。
決戦終わってからは電話がつながらなかったときHO4の戦いは悲しい形で終わったんだろうなあと思いました。蔵本はあきらめなかった。PLは「おじいちゃん…」と一足先にしんみりした。とりあえずHO3にお礼言えたし奥さんに引っ越し勧められたし、PLはしたいことをしたし、蔵本もまあ、まあ。おじいちゃんのこと以外悔いないと思います。これで自分がHO3恨んだらなんか狐に負けたようで嫌じゃないですか…。疑心暗鬼や心の闇に負けたら…村で殺し合った人達と一緒じゃないですか…。断ち切りたい、その連鎖。せっかくPOWが高いんだから。まあ、あれからは5ほど心が狭くなるのかもしれませんが。それでも元気にやっていくことでしょう…おじいちゃんの真心に…応えたいから!
全体的に哀愁が漂う、キレイなシナリオだったな、と。KPのNPCロールも丁寧でシナリオに楽しく没頭できたし!NPCに丁寧に対応されすぎて「やめて…こちとら葬儀をこれ幸いと入ってきたよくわからないのだよ…怒ってあげて…Kのために…」ともなったけど!本当楽しかったです!
静かで芯が通ったロールが素敵だった参加者と、KPに感謝を。また何かしらでご一緒できたらうれしいです。
2021/03/24
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