「紡命論とシンギュラリティー」を紡ぎ切った

 ネタバレありに決まっているプレイ日記。
 私の探索者の出目がやばかったのはね、きっとね。キャラクター性ですよ(震え声)




熊蜂 蜜花さん(西染せろ様)

 凛々しくリーダーみにあふれたHO1でした。安定感がパない。私、HO1がどんなハンドアウトなのか、最後に行くまで全然わかってなかったんですが。この人、人の道に反することしないから大丈夫かな、って思っていました。あの怒られた時は怒られて当然のこといっていたので…。むしろかっこよくてPLは惚れ直していましたよ…! あと「たぶんこの子起源だよなぁ…作る側だったんだろうな」って思ったらアレで、すごく、胸がぐっときましたね…。彼女が起源じゃなくて、彼女の起源を探してたのか。
 日常パートにおいては「ツッコミのようなことを言っているがこの人はボケの波動がする」と思っていました。甘いもの配るのかわいいよ。でもなんで毎回微妙な味なんだ。ストレス? 趣味が変わってるの? なに? アメをかむともったいないいってるの、最高かわいかったですよ! あと梨帆ちゃんとのやりとりが全般的になんかかわいかったです!
 本格的な探索に入ってからは単独行動を嫌がるから「この人はやましいことがないんだな」って思ってました。まぶしい。殴ろうとしてるHO3を止めてくれる様、まじリーダーと思っていました。しかしなんかしんどそうだと思ったら、予想以上にしんどい秘匿してた。なんか、こんな人に心労かけて、ごめん。って思いましたね?
 ラスト回りに関してはあのアスクレピオス君への呼びかけが優しくてね…、疲れてるから直してやりたいが優しくてね…。「圧倒的リーダー力」と思いました。一生ついていきたい。そうかと思ったらお父さんとか言い出し大層かわいく。やばいギャップ萌えでした。ワインなのか。要求するの。スイーツバイキングとかじゃないのがおしゃれだなと思いました。なんかもう、食堂でおごろうとするし、なにからなにまでスマートなようでちょっとかわいい…いい、リーダーでした!

白姫 仁さん(まりひろ様)

 なんてことのないように書かれた安楽死の人数27人がキツイ。隔離病棟について何かを知っている人だとは思っていました。でも殺してるとは思わなかったなー。HO4みたいなのをたしなめるのが「使命」だと思っていました。微妙に違った。いやしかし、二人で図書館でキャッキャうふふしてたことに嘘はないと…そう信じています! あとこの人絶対自分の使命に誠実。って思っていましたね…。
 日常パートでは「待って、この人もボケじゃん!すべてを流す系のボケー!」と思いました。かわいいおっさんだと思った。かわいいと思っていたので自分で作った罠に彼がかかるの真面目に心が痛かったです。いきなり気絶された時は「待ってこの人も恋人と同じ病気なってないよね!?」とも疑いました。病気どころか。なんていうか、本当ガラ悪いこと言って、ごめんなさいね…!
 探索パートでは冷静だったな。憎たらしいほど冷静だったなと思いました。冷静で誠実であれだけきちんと家業に向き合ってる人を…責められないよ。最初に謝られたらキレたかもしれませんが。あれは…責められない。あと恋人の部屋に入った時瞑目するのが好きですね…。本当仕事に責任持っているんだな、って…。だからこそ助けられるなら助けたいが胸に着ますね…。ラストちょっと安らいだようで少しほっとしましたよ…。
 ラストの選択に関しては自分の仕事にからめて隠蔽選ぶの、本当責任感の塊かな?と思いました。HO1との落ち着いたやり取りとかも相まって、副リーダー感がパナかったです。でも奢りは断られる。100Fで。見事な伏線回収だった気がします。でも骨折れましたかは草。先生、やっぱりすげえ怒ってます? 許してください、キムチあげるから。でもかっこよくて厳しい彼が好きなので許さなくてもいいなあ!

百鬼 梨帆さん(福助様)

 圧倒的かわいい。最初はちょっと疑ったけど、途中で「これはセレスちゃん助けたいだけだな…」とPL目線ですげえ信頼していました。でもハンドアウトを見たら予想以上に善人で「んん(つらい)」ってなりました。なんでこんな子に異性嫌いくっつけちゃったのさ! 痛々しいよ!? かわいいけど!
 日常パートに関しては一人ご飯食べてたの本当和み系だなと思いました。HO1と情報ぬいてるのもかわいかったですけどね。なんだろう、立ち絵の表情も相まって小動物系だと思っていました。遅刻の理由もかわいかったからさ…。人に頼まれると嫌と言えないのかな、って…。あと甘いものと辛い物の暴食を止めようとするの可愛かったですね。やめてチクらないで。的確な行動しないで。仁先生に助け求めてスルーされるのもかわいかったです。HO3.ある意味一番巻き込まれ枠ですもんね…。
 探索パートに関してはご迷惑をおかけしました反省しています。抑え込ませてごめんね…。嘘ついてごめんね…。あとセレスちゃんを色々心配してるの可愛かったです。なんか、あふれ出る巻き込まれ臭が気の毒になったけど。でも例の館内放送で願望とか言われてたしな。なにか願いがあるのかな。セレスちゃん助けたいかな。と色々深よんでもいました。無駄な疑いだった。
 ラスト周辺に関してはHO1にお父さんとの時間大事にいねっていうのがあまりにかわいい。あと隠ぺいを選ぶあたりが…穏やかっぽくてかわいいですね…。そんな穏やかな人になぜ殴られているんだろう。悪いことしたからだな。と思いました。ごめんね、もうしないよ! 奢ろうとしたら説得失敗だったり、殴ろうとしたらこぶしがはずれたり、ちまちまかわいかったです! 最初から最後まで!

シナリオ関係

 今回はあんまり真相考察あたってなかったなー、でもどうにかなったし。物語の中核はHO1と3だったんだなー。としみじみ納得しました。とりあえずHO1のカッコよさがすさまじい。そういえば私の出目は散々だった気がします。それでもクリアできた。これが…チームプレイ! しかしみんな魔術師かと思ったら魔術師、HO4だけだったんですね…。…

 序盤に関しては「探索箇所のわりに情報がイマイチ集まらないなあ…?」って印象でした。いや、隔離病棟が怪しい件に関しては。HO4、痛いほど知ってるし。目新しい情報はないな、っていうか。いや、なんで歩いてるの? しかも立ち歩いてるわけでもないの? 白昼夢? うーん?ってなりましたね…。ロール的には愛しさ募って白昼夢だと思うレベルのわけわからなさ。でも他の人も見ていたので「これはなんか…ハスター由来のなにかになっちまったんだろうな…」って思っていました。だって夢の内容が! 入院着が黄色いし! いつどのようにハスター様が「やあ! 契約を結ぼうぜ!」ってくるのかおびえ切っていました。実物でなくてよかった! 実物、でなくてよかった!
 なんか内容が薄かった講義に関しては「フレーバーだな…」と深いこと気にしていなかったです。どうにも一人暗躍臭がするHO1のほうが気になりました。でも、HO2が妙に隔離病棟気にする時点で「HO4の悪行バレてるかな…」と思っていたので。HO1も悪行止める側なのかな、と思いました。
 そう、私、HO4、恋人にとどめ刺すものだとばかり思ってましたよ。道理的に考えて。館内放送が入った時点で「これは死者を正しくとどめ刺せってことなんだな…」と思いました。いや、だって。オルフェですよ。妻を取り戻せなかった男として世界的にオカルトモチーフ的に有名でしょう! あのハンドアウトもらってまさか恋人取り戻せるとは思わなかったよ…! というか、恋人がハスター由来のなにかになってて殺さなきゃ世界がピンチとかだと思ってた。当たってるっちゃあ当たってるし、はずれっちゃあはずれでしたね。ミイラか、触っちゃいけないのは。なるほどなあ…。
 ミイラに関しては後でみんなに恋人見せた時「こ、これはアレと一緒じゃん!」ってなる伏線なんだろーな、と思っていました。やっぱり微妙に違った。セレスさんと赤ちゃんと恋人の3人前必要だと思ってた時は新しいワクチン候補だと思っていました。ワクチンが二人分でいいと知った瞬間もうミイラはフレーバー情報なんだなと思っていました。バッドエンドフラグだとは思わなかったなぁ…。…探索箇所に、入って、なかった、から…! まさかそんな重要だとは…!
 フレーバーいえば図書館探索は愉快でしたね(震え声)あそこで仁先生に本を見せてもらったことにより彼は悪い人ではないと思うことができるという意味で最高に有意義なシーンだったと思います(震え声)。…まあ、冗談はさておき、上層でなにか隠してるのは資料室とあのあたりで充分わかりましたね。精神科の入院着黄色いから、誰かが狂信者化と思ってたよ。ハスター由来の本置いてるの誰かわからなかったから、誰かが置いているのだと思った…。ごめんねNPC…割とみんないいやつでしたね…疑ってごめん…セレスちゃんとか自ら望んでやべえもん孕んでる可能性まで考えた…ごめん…。

 そして話を戻しますと。館内放送が入るまでは「たぶん二日目が本番なんだろー。アスクレピオスもちょっと動きが怪しいいうか、危ういしねえ―」みたいなとても軽い気持ちでいました。病院に閉じ込められた時、正直割とうろたえた。まじ?って思った。隔離病棟スタートになった時「じゃあうろたえることはない…」と思いましたけどね! …あと、放送の内容がどう考えても人じゃないので、機械の暴走かな、と思いました。我々のかわいい弟を殺すこともPL目線では考えたので、そうならなくてよかったなあ…と思いました。あんまりからめなかったけど彼好きですよ…!失敗を隠匿してくれたし。
 館内放送というか、3年前の真実が明かされてからは「良かった…。関係者がHO2でよかった! これで1とか3まで関わってきたら心が痛いから!」と思いました。あとあの時点で恋人が望んで死を受け入れたのPL目線では確定でしたからねえ…ハスター呼びたくなくて死んだのか…恋人のために…となったので…。PL的には折り合い付けられるけどどうしよう、今HO2の顔が見れない。はやく秘匿ぶちまけたい。たぶん恋人のところに全員つれてこなきゃなにかしらやばい。…と直感で思ったので。別行動しました。すみません。みんなが怒ったら逆切れできると思ったんです。逆切れならHO2に危害を加えずに秘匿を出せると思ったんですよ…! 逆ギレ以外だとHO2を殴りそうで! 無駄に耐久を削りたくなかった! ごめんHO3、反省してます!

 HO2の真実が明かされてからは「これは恋人を使ってセレスちゃんを助けるんだな」と思っていました。恋人助けられると思っていなかった。もう死んだものだとばかり思ってたからなあ。でも情報読み直すと「生きてるとも死んでいるともいえる」んだなあ、と。あと蘇生薬二つあるならそりゃロール的には使いたいもんなぁ…って感じでした。HO1の情報がまだ全然わからなかったけど、たぶんHO3と2は知ってるからいいや。と思っていました。ここは当たってた…。HO4…一人1のことを何も知らなかった…さみしい…。
 助けられそうな目が見えても本当助けるのは不安でしたね…。いやだって…一回死んでるし。死者は死者として弔わなきゃ駄目かなあ、と思っていたので…でも竪琴の使いどころがここくらいしか浮かばないよなあいやしかし推定黒幕に。うーんうーんうーーーーん!ととても悩んでいたんですが。まあ、他の人が背中押してくれたからロールに従っていいかな、て。そりゃ助ける手段があるなら使いたいよなあ、とああなりました。…竪琴聞いてよかったなぁ。…それにしても偶然不死化成功させちゃうHO4.精神科医より向いている者があるんじゃないでしょうか。っていうかあの情緒不安定な男、精神科医でいいんでしょうか。まあED後は安定してますよ! 恋人と幸せに生きていきますよ!!

 最終の疑神のアスクレピオスに関しては「はーん?」ってなりました。そっか、HO1の関係者だとは思ってたけど。そっかあー。って感じでした。アレは正直、あんまり破壊したくなかったですね…。治せてよかった。破壊したら我々のアスクレピオスも破壊されちゃいそうですもんね…それは嫌だった。5人で…帰りたかったから。
 しかしあそこで機械修理の使いどころかと思ってたので、医学系がふれてびっくりしました。探索者の見方で降る技能が変わると聞いて「美しいシナリオだなぁ…」と思いました。熊蜂ちゃんにとっては機械じゃないもんね…あそこの呼びかけとか、みんなの治療行為とか超好き…。精神分析ふるの震えたけど。超好きでした。
 でも院長、子持ちだったんですね。確かにこの人ハルだわ。自分のハンドアウトに気をとられてたけど、ハルだわ!となりました。本当びっくりしましたが。奥さん失くしたこの人を責める気には…なれなかったですねえ。ディジーの暴走に関しては誰も悪くないんだろうと思ってたし。恋かあ、仕方ないねえ、と思ってましたよ。…しかし致死量が分からず殺してしまったはちょっとほろりと来ました。純粋に事故かと思ったら。そうか…。え…じゃあ罪があるっちゃああるけど…まあ…ディジーはもういないもんね…という気分になりました。  そういえば桂馬さんに関しては「乳児院に行くとなにかこの状況のヒントくれるひとかな」と後半に思っていました。多少違った。彼が好きだった人の曲を弾いているのはわりとぐっときました。切ない立ち位置…だったんだね…。

 最後の隠蔽に関しては…アスクレピオスが凍結されたりしたら悲しかったら隠蔽かな。って。誰かがなくなってたら「遺族の感情のいき場がないから公開しましょう…?」というつもりでしたが。ほら。突然大事な人が死ぬと、つらいから。不死化とかしちゃうくらい悲しいから。ロール的に。死人が出てないなら疑神のアスクレピオスはまだやり直せると思うので…。一緒に進化しようね…?

 なんというか、全体的にほのかなSFでPL的には垣間見えるどころかも露出狂レベルにちらちらするハスター様の影が楽しいシナリオでした。なんで本が出てくるのかわからなくて宇宙的な恐怖だなとも思ったし。実はHO1は多少怖かったんですが、途中で「いやおかしな感じではない…!」と思ったし。
 なによりPLの皆さんが絶妙にハンドアウトを調理していて最高に楽しかったです! あと単独行動の後KPと悪だ組んでるのたのしかったですねえ! 「ディジー調べて逃げますか」は草でしたよ! というかアレだけ情報量多そうなシナリオ、初回しで快適に回してくださり感謝しかないですね! ありがとうございます!
 改めて、楽しいシナリオ回してくれたKPと、愉快で和み系だったPLに感謝を。またなにかしらでご一緒できたらうれしいです。
2020/01/04
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 探索者詳細