まあ地獄を予告されたから地獄なんだろうと身構えていったら別方向に地獄だったような、でもあれが地獄なら別に彼女地獄在住だよなと思うような。そんな素敵な地獄でした。
ちなみに思ったより色恋方面に18禁で割とびっくりしました!(ネタバレじゃない)
紫蘇の刃さんの反応+アウルさんがわざわざ地獄っていうってことは割と地獄なんだろーなあー。って思ったら割と地獄だったしグロ方面に地獄かと思ったら精神的にブラクラだった、というか。タイトル的にうちよそしてる暇なんてないだろって思ったら割といちゃついていたのが(後々を考えると)なんかこう、味わい深い気持ちになります。PLはタイトルから予想していた。本人は背中の文字見つけた時に覚悟した。まあ「クローンでも大事な人には変わらないからなぁ…」って複雑な気持ちにはなっていたと思いますが。神話技能40超えの狂気。
とりあえず序盤は「なんで返り血まみれなのに無傷なんだ…」って思いました。血まみれの服わざわざ着る理由ないよなー。返り血だよなー。何この銃。なんで銃落ちてるの? でもあの時点では自分が使った銃だとは思いませんでしたね…。…銃使って無傷で返り血だけは考えずらいし。それでKPC出てくるじゃん? 既視感があるとか言われるじゃん? 庇われてるから返り血だけで、それを忘れてるのかなー。とか思ったりもしました。しらばっくれているにしてはそれっぽい描写が入らないのでそれもないかなあ、と思いましたが。いや、本当色々考えましたが。背中の文字が出てきた時点で「本物が助けてくれたから無傷ありそうだなあー」と思いもしましたが。色々考えたけど自分が偽物は考えていなかったのであの例の入れない部屋出てきたとき「ヒエ」ってなりましたね…。やべえ、操作してるから疑いもしなかったけど。そっかあ。偽物同士かな。と素直に思いました。あの部屋に来た時。既視感あるのは「偽物だから記憶が変なのかなぁ…」とか思いました。そう。そう思ったから。とても横から殴られたような感じでしたね。えー。一緒につれてってくれるっていったのにー。またおいてかれてる。いや、おいてかれはしてないけど。精神だけ入れ替わりは考えてなかったし、返り血まみれだった理由はとても納得できたし「なんだこのここにある地獄…」とPLはテンションがあがりました。探索者は3重くらいにトラウマふまれてるので泣かないだけえらかったんじゃないでしょうか(他人事調)どっかで服がない理由は拉致された状況が違うのかなー、と思っていました。服捨てられるような状態で拉致されたのかなと。肌着の有無を確認したのは「そういえばこれR18シナリオだから防御力は高い方がいいな」って思ったからです。でもそっち方面の心配はあまりしていなかったです。そっちの心配は。色んな心配はしてたけど。
そう、ニンジンステックとか作ってる時に一つ怖かったことあったんですよね。お腹がすいてない理由「KPC食った」からだったらどうしようか、と。それだとしたら抵抗するにできなかったかもしれないし。本人忘れるよな、って。あと地獄だよな、って。違ってよかったです。タイトルをメタ読んで「並行世界入り混じってたりしたらやだなー。記憶がおかしいし」ってあの時は…思ってたから。
序盤の薬品とかアルコールに関しては何も思ってなかったです。資料的に「なんか拉致被害者なんかの儀式には使われてるっぽいよなあ」「人を食うなにかの依り代になったか、変な寄生虫でも入ってるか、最悪ゾンビかあ…」って思ったけど。トイレの時「やたらと薬品おすな…?」とは思ったんですが。思ったんですが。薬品はいろんなことに便利なので深く考えませんでしたね…。アルコールは応急手当の補正つかないかと思っただけですしね…。思ったより役にたったけど。
話を戻しまして。顔合わせたらダメだと思い紙袋とか目だし帽被りましたが。まあダメだろうと思いました。思ってたけど時間がかせぎたかったんですよPLは。解決手段というか、冬樹さんの暫定本物みつかっていない以上ことを荒立てたくなかったんですよ…! あ、あ探索者は「私だったらこんな怪しい人じっとみたくないから大丈夫!」と割と自身に満ちていた気がします。中崎サトカはいつだって変なところだけ自身満々。
まあそんなこんなでダメだったことは予想していましたが。溶けるとは思わなかった。なにか下手うったかなしかしなあ。他に入れそうな部屋がないもんなあ、と名状しがたい気持ちになりました。すぐに思ってる場合じゃなくなったけど。よく発狂しなかったなと思います。喉元まで「これ自主的に10くらい減らしてもいいですか…?」と出かけたけど。まだどんな脅威が待っているかわからなかったので…やめました。SAN値は財産。大事にしなきゃいけない。少ないから。ロッカールームの死体の時とか「いやたぶんこの二人顔つぶれた遺体で確認できるほど仲が深くないのでは!?」とダダこねようかとも思いましたが。本人いるし本人があれだけ確信してる以上それは苦しいと思いちゃんとSANチェック受けました。どう考えても苦しいし。ちなみに遺体をロッカーに入れなかった理由は本当単純に「大事な人のクローン(暫定)だからなあ」ですよ…。あと彼女の価値観では「人の遺体」だったから。あとPL的には今隣にいる人が自分がクローンって気づいた時に他のクローンロッカーにつめると「どっちも大事だから」とか言いづらいなあ…。と…。意味はないけど意味がないことだったんだ…。
しかし、精神交換のあれこれで色々とつながりはしましたが。あの突然足怪我した部屋でべちゃあってなったのはてっきり同士討ちしたんだと思っていました。いや、同士撃ちしたのもいるわけだけど。起きてすぐすやあってしてるうちに薬品かけられたんならそこの二人が一番勝ち組な気がしなくもないです。同士撃ちされた挙句ロッカーにつめられた色欲の人とかソデにされた色欲の人よりは幸せな気がします。あと6時間びくびくしてた食欲の人もだいぶ哀れな気がします。ものっそ状況わかってなかっただろうな。一番情報集められない挙句、あの部屋にいたのか…。そしてとけるのか…と。まあ不憫度でいえば6時間心と体の耐久レースしてるKPCがキングオブ不憫な気がしますが。「6時間…あるいはそれ以上こうなってる状況で…抱き着いたりニンジンステック作ったり目だし帽かぶったりピカチュウの物まねしてたのか…やべえ、PLがものっそ申し訳ない。本人はちょっと許容量をこえた」と思いました。
そういえば電気が食われている件については1クリが衝撃すぎて「ええ…?」と深く気にしませんでした。いや、これは人為的には戻せないってことだなあ、とは思いましたが。ピカチュウの衝撃もあって…大事な情報だとは思ってたけど、KPCの行く末気になり過ぎてそれどころじゃなかった、というか…退散の呪文手に入れたことでシナリオ的な生還の道はいまのところはずれてないだろーなー、という方向に安心は…してたから。
そう。シナリオ的に安心はしてましたが。モブレはもうこのタイミングしかねえなと思っていたんですが。探索者のコピーが下手人なのも死体の数から予想していたけど。あの台詞は…予想していなかったよ。だってあの開かない部屋の子、正気だったじゃん! なんでこいつここまでトチ狂ってるの!? 劣化と変質ってこれか。劣化な上に変質か! 理性か自尊心かそのあたり劣化で変質か! めっちゃ本人だけど。めっちゃ本人だけど。と思いました。PLは性癖上まったく地雷ではありましたが。探索者は地雷というか動いて喋る自分の内心というか。「ああ…私だなぁ……」と地獄だった気がします。ただあんまりに地獄だった上サトカさんそのあたりの割り切り割と心が強いので浮気のウの字も感じていない気がします。積極的でちょっといいと思ったの当たりで「? うん? なんで申し訳そうなのかな?」と思った程度な気がします。他のと6時間ああしてたというよりは「私の心がアレな所為で…とんだご迷惑を…好きな人に一方的な(性)暴力を…鉄さん(コピーの方)はマトモだったのに…正気だったのに…」という方面にへこんでは、いたけど。みないでほしい理由あんまり理解してない気がします。「弱ってる姿だったしその、真っ最中な姿だからな」って思ってると思います。しかたないじゃん、本人だもの。だって本当に、本人だもの…。
そして退散戦。これSAN0見えてきたよなでも見ないで撤退させる方法全然わかんねえな! 頑張ろう!と思いました。割とルール的に死を覚悟した。一人で撤退してもらう発想はPLが自発的に動きたい的な意味でもコスト的な意味でも選択肢になかったから! もう覚悟をするしかなかったよ…!生きて帰れてよかったよ! 撤退的な意味では「90台出さなきゃ…五割は成功率あるだろ…水晶あるし…」と思っていました。割とヒヤヒヤはしていました。そっちも。開示されないとやっぱり不安はぬぐえないし。成功率70くらいかと思ってましたからねー。いやあ、生きて帰れてよかったよかった。いや、本当によかった。二度目のチャレンジはなさそうだなと思ってたから。
そんなこんなで帰れたわけですが。こう、最後のロールとても楽しかったんですが。どうしてもメタになるからいえなかったけど。どうしてもいいたかったことがあるんですよ。「いや…どこの外国いくか知らないけどこれだけ英語で嫌な目あっといてよく英語圏に誘うな…!? 心が鋼かこの人。海外は大丈夫だと思えるメンタルが強い。もう引きこもるしかないと絶望してもいいころだろ。今回も特になにもしてないのに。今回も特になにもしてないのに!」とと思いましたね…。まあ近所のスーパーも海外も同レベルに危ないだろから…インスマスとかにいかなきゃいいんだよきっと…。マトモに旅行、できるといいね…マトモに旅行、できるといいね…。神話事象寄ってこないと…いいね…。
いや、本当。ロール的な意味でもギミック的な意味でも楽しかったです。それとは別にひどく冷静な私が「こいつらこの血まみれの施設でよくいちゃいちゃできるな…」と涙をぬぐいましたが。異常慣れが…異常事態に対するなれが…かわいそう。肝心なところなにも慣れないしなにも諦められないくせに…みたいな。ともかく楽しかったです。またなにか機会があればよろしくお願いいたします。
2020/10/9
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